「Tape MELLO-FI」は「Pigments」や「V Collection」など、最新シンセからアナログエミュレーションのシンセやエフェクトをリリースしているArturia社からリリースされているテープエミュレーションプラグイン。
シンプルな操作で温かみのあるテープサウンドが加えられます。
鍵盤やドラム、ギター、ベース、ボーカルはもちろん、バストラックに挿してアナログ感を加えてまとまりを出すのにも役立ちます。
- Lo-Fi系楽曲を作りたい
- 生楽器の音源にアナログ感を加えたい
- テープエミュレーション系プラグインが気になっている
- シンプルな仕様のテーププラグインを探している
●Arturia Summer Sale
【セール期間】2024年7月18日~8月13日まで(日本時間8月14日夕方まで)
【開催ショップ】プラグインブティック
【セール概要】「Tape MELLO-FI」が50%オフ!
Tape MELLO-FI
【価格】$108.9(17,089円 税込) → 50%オフ $53.9(8,458円 税込)
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※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
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Tape MELLO-FIの特徴
「Tape MELLO-FI」はサウンドにテープならではのアナログ感やローファイな質感を加えられるテープエミュレーションプラグインです。
- メロトロン(1963年リリースのビンテージ鍵盤楽器)を基に開発された「Mellotron V」にインスパイアされたプラグイン
- 使いやすいシンプルなGUIで数回クリックするだけでテープサウンドが加えられる
- 25種類のプリセット収録
- 自然なステレオ感を加えるStereo Width搭載
- アナログ感を加えるDrive・TONEを搭載したPREAMP
- Noise、Flutter、Wow、Wear、Mechanicsなどテープマシン機能
- ディストーション・ブースト機能
- DAWとのテンポ同期によるテープストップ、インスタントテープキャッチアップ機能
- 12dBローパス・ハイパスフィルター機能
メロトロンは1963年に登場した鍵盤楽器です。鍵盤の下にテープ再生機構を搭載したユニークな楽器で、テープ特有のゆらぎや高域のロールオフ、サチュレーション効果を加えたサウンドが特徴です。
「Tape MELLO-FI」はメロトロンのテープ機構部分をプラグイン化したテープエミュレーションプラグインです。
ローファイサウンドを作るのに最適なエフェクトですが、一般的なテーププラグインのようにサチュレーションやコーラス的なサウンドも加えられるので、バストラックにかけてまとまりを出したり、生楽器の音源にかけてデジタル臭さを解消する使い方もできます。
Tape MELLO-FIの使い方
Tape MELLO-FIはFXとしてオーディオトラックやMIDIトラックにインサートして使います。
メインのコントロールは、
- PREAMP:アナログな歪みを加えるDRIVE・TONE・NOISEのコントロール
- TAPE:テープによるゆらぎを再現するFlutter、Wow、Wear、Mechanics、テープストップボタンコントロール
- MASTERセクション:アウトプット、ローパス、ハイパスフィルター
というセクションに分かれています。
PREAMP
PREAMPは、
- DRIVE:サチュレーションからディストーションなどの歪みを加える・ノブの下にあるスイッチでプリアンプの信号をブーストできる
- TONE:テープサウンドのトーン調整、明るさを調整・ノブの下にあるスイッチでオンオフ
- NOISE:テープノイズの量をコントロール
という内容です。
DRIVEは右に回していくと歪みが強くなるので、軽めにかけたい時は回しすぎないようにしましょう。
テープを通したようなサウンドを作るなら、DRIVEは控えめでトーンを軽く上げ、NOISEが目立たないくらいに調整するとさりげないアナログ感が加えられます。
TAPE
テープマシンの機能を再現している場所です。
- FLUTTER:テープの速いピッチのゆらぎを付加
- WOW:テープの速遅いピッチのゆらぎを付加
- WEAR:テープの劣化したサウンドを不可
- MECHANICS:レトロな機械の音を再現して加えられる
- テープストップボタン:テープを停止させた時にゆっくりと停まるテープストップができるボタン、テンポに合わせて8小節から1/4小節の長さでテープストップのタイミングが調整できる
Flutter、Wowはわかりやすくテープのゆらぎが加えられるので、Lofiやヒップホップトラックの色付けにも効果的です。
MASTERセクション
MASTERセクションには、
- プラグインのオンオフ
- アウトプット
- ローパス、ハイパスフィルター:それぞれ12dBのフィルターを搭載、テープサウンドのノイズを含めながら不要な帯域をカットしたい時に役立つ
が用意されています。
プリセットも25種類収録されているので、イメージに合ったテープサウンドをチョイスして調整していくのが簡単でおすすめ。
レコードを止めた時のようなゆっくりとピッチが下がりながらストップするテープストップ効果も鳴らせます。
デモ版のダウンロード
Arturia公式サイトでは、購入前にデモ版を試すことができます。
保存・読み込み・インポート・エクスポートは使用できず、デモ版の試用時間は20 分間のみです。
僅かな時間しか試せないので注意しましょう。
>> Arturia公式サイト
推奨システム環境
【対応OS】
Mac :OS X 10.13以降(AppleM1互換)64bit
Windows:Windows 8.1以降以降64bit
4GB RAM、2GHzCPU、1GBのハードディスク空き容量
【プラグインフォーマット】
VST 2.4、VST 3、AAX(PT 11では64bit)、AU(64ビット)、NKS *(64bitDAWのみ)
販売ショップ・購入ページ
Tape MELLO-FIはシンプルなアナログエミュレーション技術に定評があるArturiaらしいクオリティのテープエミュレーションプラグインです。
しかもシンプルな操作でわかりやすく、直感的な操作もしやすいです。
また、プリセットも25種類用意されているので、使用するトラックに合わせて切り替えていくだけでも、相性の良いテープサウンドが見つけられます。
XLN Audioの「RC-20 Retro Color」や、Baby Audioの「Super VHS」、D16 Groupの「Decimort 2」などと並び、Lo-Fiサウンドに仕上げたいときに重宝するので是非チェックしてみてください▽
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