sonibleの「smart:comp 2」は同社のAI自動化技術を基に、サウンドを解析して適切なコンプレッションをかけてくれる「smart:comp」の最新バージョンです。
前バージョンでは、キックやスネア、ギターやベースといった単体楽器のベーシックなコンプレッションをするのに便利でしたが、バージョン2になり、さらに分析機能や視認性が向上。
幅広いサウンドに対応できるインテリジェントコンプレッサーにパワーアップしています。
コンプ処理の設定が苦手な人もsmart:comp 2があればベーシックなコンプ処理からバストラックのバスコンプまで短時間で最適な処理をサポートしてくれます。
- コンプレッサーの使い方がわからない
- 素早くベーシックなコンプ処理を進めたい
sonible「smart comp 2」の最新セール情報
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sonible「smart:comp 2」の特徴
smart:comp 2はsonibleの、
- ディープラーニング技術
- 膨大なデータ
- 音響心理学的原理
- コンテンツ認識型のシステム「smart:engine」
を組み合わせたAI自動化技術を基に、サウンドを解析して適切なコンプレッションを自動でかけてくれる「smart:comp」の最新バージョンです。
自動パラメーター部分も増えて、単一トラックだけでなくバストラック、マスタートラックに対してクリーンでバランスの良いコンプ処理をサポートしてくれます。
使い方は非常にシンプルでコンプをかけたいトラックにsmart:comp 2を立ち上げてソースとなるサウンド(ドラムやベースなど)に合わせたプロファイルを選択してRecボタンを押して再生するだけ。
この工程だけでサウンドソースのトランジェントやダイナミクスを解析して最適なコンプレッションをしてくれます。
主な特徴・機能
- ワンクリックでコンプレッション・パラメータを自動設定してくれる
- 音色とダイナミック・バランスを維持可能な、2,000バンドのスペクトル処理
- サイドチェイン信号のためのスペースを作る、周波数依存のダッキング機能搭載
- 複雑なコンプレッションにも対応する、自由形式の伝達関数とテンプレート搭載
- コンプレッション結果の質感を変更する「Color」と「Style」ダイヤルを実装
- 自動出力ゲイン調整、Mid/Side処理、入力レベルのライディング、サラウンドサウンド対応
自動処理後に自由な調整ができる
smart:comp 2ではコンプ処理を自動で行った後に、アタックとリリースのパラメーターを、より細かく調整できるようになりました。
smart:compではココまで調整ができなかったので、これによってコンプ処理をかけた後に自分でさらに細かく調整できます。
コンプの質感を調整する「Color」と「Style」ダイヤル
前バージョンからsmart:comp 2になって新たに追加されたコンプをかけた時の質感を調整できる「Color」と「Style」ダイヤルが搭載されています。
このダイヤルは、
- Style:コンプレッサーのキャラクターを調整
- Color:質感を暗くしたり透明感のある雰囲気に調整
というパラメーターの調整が可能で、イメージ的にはビンテージコンプをかけた時のような質感、コンプをかけた時の独特の歪みを加えられます。
ベーシックな透明感のあるコンプレッションだけでなく、パンチのあるコンプを加えたい時に便利。
コンプレッション後のサウンド変化がひと目でわかる新UI
smart:comp 2になってUIが新しくなり、視認性が格段にアップ。
サウンドソースの波形やコンプレッションされている箇所、トラック全体のダイナミクスを確認できるRMSレベル・ヒストグラムなどのリアルタイムモニタリングがしやすく改良されていて、アタック、スレッショルドの調整もしやすくなっています。
システム環境
【Mac】
- macOS10.12〜macOS 12 Monterey(M1対応)
- AU、VST、AAXホスト
【Windows】
- Windows10〜11
- VST、AAXホスト
【共通】
- CPU: Intel Core i5 以上、RAM: 4 GB 以上、GPU: 要OpenGL 3.2+以上対応
【インストール・アクティベーション】
iLOK(無料)による認証が必要です。
まとめ
前バージョン「smart:comp」ではサウンドソースに対するプロファイルが少ないため、どうしてもドラムのキックやスネア、ベース、ギター、ピアノ、ボーカルといったベーシックな楽器の処理以外では効果を最大限に発揮できていない印象でした。
新しい「smart:comp 2」では今までの単一トラックでのコンプ処理が得意だったsmart:compからバストラックのような複数の音を含んだトラックにも、さらにスムーズなコンプ処理ができるようにプロファイルも追加されて改良されています。
さらにコンプ処理後のアタックやリリースタイムを細かく調整できたり、トラックのコンプレッション状況がひと目でわかるUIの刷新によってかなり視認性もアップしていて使い勝手が良くなっています。
簡単に使えるシンプルな操作性も備えているので、コンプ処理が苦手、コンプのことがよくわからないという人でも安心。
コンプ処理で悩んでいる人、素早くベーシックなコンプ処理を済ませていきたい人は「smart:comp 2」かなりおすすめです!
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sonibleのsmartシリーズには、コンプレッサーだけでなくイコライザー「smart:EQ 3」や、リバーブ「smart:reverb」などもあります。
この他のsmartシリーズプラグインは下記のページで解説しているので是非チェックしてみてください。
【画像出典】SONICWIRE