シネマティック系インストゥルメントを多くリリースいしているBGM・劇伴系クリエイターの間では知名度の高いHeavyocity社からウッドウィンズ音源「VENTO Essentials」が新たにリリースされました。
「VENTO Essentials」はシネマティック系のブラス音源で同社の「VENTO: MODERN WOODWINDS」のライブラリをコンパクトにまとめたインストゥルメントです。
そんなHeavyocity「VENTO Essentials」が現在、通常12,950円の所、16%オフの10,773円で購入できるセール中です!
Heavyocity「VENTO Essentials」
「VENTO Essentials」は同社のシネマティックブラス音源『VENTO: MODERN WOODWINDS』のライブラリーを基に再構成されたハリウッド系サウンドに使えるウッドウィンズです。
『VENTO: MODERN WOODWINDS』よりもコンパクトで手軽にシネマティック系ウッドウィンズを鳴らすことができるのが特徴です。
「VENTO Essentials」には「Traditional」、「Evolve」という2つのインストゥルメントが収録されています。
「Traditional」
「Traditional」は
- 12人編成のトラディショナルなウッドウィンズ
- Flutes、Oboes、 Clarinets、 Contra Bass Clarinet、Bassoon、Contra Bassoonのフルアンサンブル
- 6つのアーティキュレーション(Sustains, Staccatos, Crescendos, Subtle Pulses, Random Vibratos, and Cluster Crescendos)を収録
- 3箇所のマイクセッティング(CLOSE、ROOM、HALL)をミックスしたフルチャンネルで各マイクの音量とパン調整が可能
といった内容で、使いやすいインストゥルメントとなっています。
「Evolve」
「Evolve」はWoodwind DesignerとLoop Designerといったハイブリッドな2つのウッドウィンズのインストゥルメントです。
Woodwind Designer
- Macroによる複数のモジュレーションをコントロール可能
- ウッドウィンズを基に最大3つのレイヤーが可能
- リズムシーケンス、アルペジエーター機能を持った「Cycle」でグラニュラーサウンドを生成できる
Loop Designer
- ウッドウィンズを基にループサンプルレイヤーが生成できる
- マクロ・オートメーションによるサウンド処理が可能
- PUNISH、TWISTといったエフェクト処理が可能
- 複雑なリズム、レイヤー制作にも対応
サウンドはクラシカルなウッドウィンズとしてはもちろん、現代的なサウンド、BGM、劇伴などに使えるサウンドクリエイトにも対応できます。
音はHeavyocity社ならではの高品質ながら、荒々しいサウンドも作ることができるので、まさにBGM制作の即戦力といった印象です。
一点、注意したいのが、各楽器のソロインストゥルメントは未収録なので、あくまでアンサンブルとして使用する形となります。
プラグイン仕様
「VENTO Essentials」はNative Instrumentsの「KONTAKT 6」「KONTAKT 6 PLAYER」で動作します。
Heavyocity「VENTO Essentials」のセールまとめ
Heavyocity「VENTO Essentials」は現在、通常12,950円の所、16%オフの10,773円で購入できるセール中です。
シネマティック系インストゥルメントの定番の一つでもあるHeavyocityのクオリティを持ちながら手にしやすい価格に再構成されているお手頃なウッドウィンズのアンサンブル音源となっています。
手軽ながらクオリティの高い音を鳴らせる点で、今回の「VENTO Essentials」もかなりコスパ良しなインストゥルメントだと思いました!