sonible社から登場した「smart」シリーズはオーディオ信号を分析してAIエンジンが最適な処理を行ってくれる人気のプラグインです。特に「smart:EQ」は同社の自動処理の技術がSNSでも話題になりました。
この記事では、便利すぎる人気プラグイン「smart:EQ 3」の特徴・最新セール情報・最安値で買えるショップの情報を随時更新しています。
sonibleが新たにsmart:EQ 4をリリースしました!
smart:EQ 4の新機能についてはこちらの記事でご紹介しています。
前バージョンからのアップグレード、その他、sonible製品からのクロスグレードも用意されているので、チェックしてみてください。

		smart:EQ 3の特徴

「smart:EQ 3」はsonible社のオーディオ分析アルゴリズムを使ったインテリジェントEQの最新バージョンです。
バージョンを重ねるごとにオーディオ解析精度もアップしているのはもちろん、今回は「iZotope」の「Nectar3」のように複数のトラックのEQを管理して調整することができる機能も追加されていて、さらにミックス向上をサポートしてくれるプラグインになっています。
「smart:EQ 3」の機能
「smart:EQ 3」の注目機能は、
- RECボタンを押しトラックを再生するとトラック解析が始まりEQ処理をしてくれる
 - 最大6つのチャンネルをグループで管理しながらオーディオ分析し、EQ処理をしてくれる(マルチチャンネルアナライザー)
 - EQ処理をする範囲を調整できる
 - プロファイルデータも充実
 
グループを使った調整はかなり便利で、最大6つのトラックに立ち上げた「smart:EQ 3」から、どの音を優先的させたMIXにするかをドラッグ&ドロップで入れ替えながらチェックすることができます。

各トラックを相互的に管理するのは「iZotope」の「Nectar3」が有名ですが、EQの他にコンプ処理までできる「Nectar3」の方がトータル的なバランスコントロールができるものの、各トラックの被りを処理するEQ調整をしたい時にはシンプルに使える「smart:EQ 3」の方が手軽だと思いました。

また、オーディオ解析をする際のプロファイルのプリセットも
- アコースティックギター
 - ベース
 - ドラム
 - エレキギター
 - ハイハット
 - 鍵盤系
 - ピアノ
 - シンセ
 - スネア
 - スピーチ
 - ボーカル
 
と充実しています。
個人的に「smart:EQ」シリーズの良い点は自分で音のピークをチェックしたり探したりする手間を減らしてくれる点だと思います。オーディオ解析で自動EQを施すのは好みもあるので、必ず良い結果とは思いませんが、音のピークやレゾナンスのポイントを素早く解析してくれるので、解析を起点に自分好みにEQを調整することができるのが便利だと思います。
smart:EQ 2との違い
「smart:EQ 2」は「smart:EQ」からAIアルゴリズムを改良、オーディオ分析の精度を高め、よりナチュラルなピーク処理を行ってくれます。
自分で行うEQ処理が苦手という人の場合、オーディオ信号のピークをチェックできるという点はミックスの参考にもなります。
ビンテージ系のプラグインとは違い、積極的な音作りというよりもピークや不要な帯域にエネルギーが溜まってミックスを濁らせてしまう原因を処理することができるため、ミックス時間の短縮に役立つというわけです。
「smart:EQ2」は
- 「smart:engine」によるAIが音を解析して適切なEQ処理を行う
 - 膨大なプロファイルデータを元に不要な帯域、倍音などを処理
 - ユーザー独自のプロファイルデータを作成も可能
 - kick、sner、guiter、bass、drum、pianoといったプロファイルデータを選択して読み込ませるだけで解析・処理を行ってくれる
 
といった特徴があります。通常のアナライザー付きEQとしても使うことができ、新たにMS処理も可能となったので、バランスの良いEQでもあります。
音の傾向はピークや倍音処理を行いつつ、若干、ドンシャリ傾向にあります。自動処理後に、EQのかかり具合を調整可能なので、気になる点を調整することで、より自分好みのミックスに近付けるでしょう。
「smart:EQ3」との違いは、オーディオ分析能力アップ、さらにマルチトラック管理ができる点ですね。オーディオ分析についても、以前よりナチュラルになっているように感じます。
仕様・プラグイン動作条件
【対応OS】
Mac: Mac OS X 10.12以降(64 bit)
Windows: Windows 10以降(64 bit)
【プラグインフォーマット】
VST2、VST3、AAX、AU
【インストールについて】
インストールには無料のiLokアカウント/マネージャーが必要となります。
まとめ
「smart:EQ」の最新バージョン「smart:EQ 3」は、リリース後すぐに購入してチェックしましたが、素晴らしいプラグインでした。
ミックスの時短に役立つ便利プラグインという評価はさらに高まる思います。
最新バージョンの「smart:EQ 4」は下記の記事で機能紹介をしているのでチェックしてみてください。

イコライザープラグイン 関連記事
- 
	
		
	【91%OFF】Solid State Logic「SSL Native X-EQ 2」のSSLサウンドを再現したマスタリンググレード24バンドイコライザー(セール期間1月28日まで) - 
	
		
	【最大59%OFF】sonible「smart EQ 4」AIが自動でイコライジングしてくれるEQプラグイン(セール期間11月3日16時まで) - 
	
		
	【最大34%OFF】McDSP「FilterBank」E6060・EQ P606をエミュレートしたイコライザープラグイン(新年セール2月3日夕方まで】 - 
	
		
	【76%OFF】Brainworx「SPL PQ Mastering Equalizer」マスタリング向け5バンドパラメトリックイコライザープラグイン(セール期間12月31日まで) - 
	
		
	【13%OFF】FabFilter「Pro-Q4」多くの新機能を搭載した超定番イコライザープラグイン最新版の概要(セール期間10月5日まで) - 
	
		
	【50%OFF】「Pultec Passive EQ Collection」ビンテージEQ「Pultec EQ」を再現したUNIVERSAL AUDIOのプラグイン(セール期間11月1日夕方まで) - 
	
		
	【87%OFF】Solid State Logic「SSL Fusion Violet EQ」SSL FusionハードウェアのEQをエミュレートした2バンドイコライザー(ブラックフライデーセール12月11日まで) - 
	
		
	Eventide「DeBoom」「Sheen Machine」ワンノブタイプのEQプラグイン - 
	
		
	【70%OFF】Pulsar Audio「W495」Neumannのマスタリングイコライザーw495 EQを再現したプラグイン(黒金セール12月9日夕方まで) - 
	
		
	【51%OFF】Iceberg Audio「Sub Cut」不要な低音域をリアルタイムに処理するローカットフィルター・EQ(ブラックフライデーセール12月10日夕方まで) - 
	
		
	【35%OFF】「BASSROOM」低域処理に特化したMastering The Mixの5バンドイコライザープラグイン(セール期間7月17日夕方まで) - 
	
		
	【67%OFF】Zynaptiq「UNFILTER」過度な周波数特性を自然な音に修正できるオーディオ修復ツール(セール期間8月25日16時まで) 























