「MDynamicEq」はMeldaProduction高機能イコライザープラグインです。
同社のプラグイン「MAutoDynamicEQ」の弟分的なプラグインで、音楽的かつ透明感のあるイコライジングが可能なダイナミックイコライザーです。
アナライザーやソノグラムを起動できることや、様々な楽器の主要周波数をラベル付きでガイドしてくれる機能、どのオクターブ帯域の音なのかを確認できるなど、音を視覚的に把握してイコライジングできる優秀な機能を備えています。
- 各楽器のイコライジングをイメージ通りに仕上げたい
- 見やすいアナライザーを備えたEQが欲しい
- 高機能で使いやすいダイナミックEQを探している
【無償配布期間】2023年7月3日~7月14日まで
【開催ショップ】プラグインブティック・MeldaProduction公式サイト
・MDynamicEq
【価格】通常$83 → 無料!0円
>> 無料ダウンロードページはこちら
MDynamicEqの特徴
- ダイナミックフィルターを備えた5バンドEQ
- シンプルで見やすいユーザーインターフェース
- 近代的なビジュアルのメーター&アナライザー
- EQでありながらサウドチェインと同様の処理が可能
- レゾナンスを生まないイコライジングが可能
- ディエッシング、ダッキング、コンプレッション処理が可能
- フレキシブルなハイパス&ローパスフィルター
- サイズ変更可能で、見やすく先進的なユーザーインターフェース
- ドングルやインターネットアクセス不要でアクティベーションできる
MDynamicEqから得られるメリットは非常に多くあります。
搭載されている可変式のスロープフィルター機能は、イコライジングにおいて気になるレゾナンスの問題を排除するために活躍してくれます。
また、ダイナミックフィルターではディエッシング、ダッキング、コンプレッションなどが可能。
フレキシブルなハイパスフィルターとローパスフィルターも搭載し、ミキシングのワークフローにおいて「MDynamicEq」だけで複数の処理をこなしてくれます。
視覚的に把握アナライザー&ソノグラム
「MDynamicEq」の魅力のひとつは、サウンドの詳細を視覚的に確認できるアナライザーとソノグラムの見やすさです。
各楽器ごとの周波数特性をラベルで分類してガイドしてくれるので、ミックスに慣れていない方でも楽器の特性を理解し、よりよいミックスに進化させてくれます。
それぞれの楽器はどのオクターブ帯域にいるかも把握できるので、全体的な周波数特性を管理するのに役立ちます。
メインパートを邪魔しないサイドチェーン効果
ギターやピアノなど、一番しっかり聞かせたいボーカルの周波数に干渉している楽器がある場合、ボーカルチャンネルからギターへのサイドチェーン、アタック値、リリース値を設定することで、ボーカルの演奏をギターやピアノなどをダイナミックに下げることが可能です。
通常のEQでは常に特定の周波数をリダクションしてしまうことになってしまいますが、ダイナミックEQなら干渉が発生するときにだけ適用させられます。
「MDynamicEq」を使うことで、メインのパートを目立たせるだけでなく、どの楽器の良さも損なわないミックスに仕上げられます。
仕様・システム条件
【Mac】
macOS 10.14以上(64-bit)
VST / VST3 / AU / AAX 対応ホスト
Intel/AMD/M1 processor with SSE2 対応
Native Apple Silicon ARM CPU 対応
【Windows】
Windows 8 / 10 / 11 (64-bit)
VST / VST3 / AAX 対応ホスト(64-bit)
Intel/AMD processor with SSE2 対応
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
まとめ
ダイナミックイコライザーは、楽曲内の箇所によってピークに到達している周波数帯を抑えたり、楽器の特性をなるべく損なわないようなイコライジングができるのが大きな魅力です。
さらに「MDynamicEq」は、楽器ごとに主要な周波数をガイドしてくれるのでミックス全体のバランスを整えるための指標となってくれることも便利なポイントです。
ミックス全体を聞きやすく仕上げるための機能を多く備えているので、是非体験してみてください!
MeldaProductionのプラグインは高機能で優秀なものが非常に多いので、是非下記のページで取り上げているプラグインも合わせてチェックしてみてください。
【画像出典】プラグインブティック / MeldaProduction