Arturiaの「Efx MOTIONS」は、ムービングフィルター、ビートリピート、スタッター、ディストーションなどでサウンドに動きを与えるマルチエフェクトプラグインです。
平凡なトラックに刺激的な演出を加え、クリエイティブなサウンドメイクができるのが魅力です。
搭載されている5つのモジュール(ボリューム、ドライブ、フィルター、ノイズ、パン)ごとにエンベロープを描いてサウンド変化を細かく設定可能。
ビートリピート機能やエフェクトを組み合わせて、サウンドに動きと印象的なサウンド変化を加えられます。
オートメーションやポリメトリックモーションでサウンドのニュアンスを変化させたりと、細部に渡ってサウンドメイクできることも魅力。
また、細かな設定をしなくても330種類のプリセットが収録されているので、素早く様々なサウンドを作り出せます。
- EDM・DANCE・FUTURE BASSなどクラブ系楽曲の制作に使えるプラグインを探している
- 平坦なサウンドに動きやリズムを加えたい
- イントロやプリフックで印象的なビルドアップを構築したい
Efx MOTIONSの最新セール情報
●Arturia Summer Sale
【セール期間】2024年7月18日~8月13日まで(日本時間8月14日夕方まで)
【開催ショップ】プラグインブティック
【セール内容】「Efx MOTIONS」が50%オフ!
Efx MOTIONS
【価格】$108.9(17,089円 税込) → 50%オフ $53.9(8,458円 税込)
>> セールページはこちら
※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
- 【プラグイン】Zynaptiq「Orange Vocoder Nano」(ボコーダー)通常$49
- 【プラグイン】AIR Music Technology「Solina」(ボーカル音源)通常$99
- 購入価格の5%のバーチャルキャッシュ(サイト内で使える通貨)が£(ポンド)でもらえる
- リワードトークン(プリセットやクーポン、バーチャルキャッシュと交換できるポイント)がもらえる
Efx MOTIONSの特徴・機能
- ステップ・ムービング系のオーディオ処理エフェクトプラグイン
- オーディオ処理を行う5種類のエフェクトを搭載(ディストーション、フィルター、ボリューム、パン、ノイズ)
- 各モジュールの動きをトリガーでカスタマイズ可能(MIDI/クロック/トランスゲート/ユークリッド/トランジェント)
- モーションエディターで各モジュールの動きをカスタム可能(オリジナルのエンベロープシェイプの描画が可能、プリセットも使用可能)
- ダイナミクスカスタマイザー搭載(アタック、スレッショルド、リリースコントロール、サイドチェイン用外部スイッチ)
- 16ステップのビートリピーターを搭載
- FXセンド2個&FXアルゴリズム10種類搭載
- マルチデスティネーションマクロコントロール搭載(アサイン×2)
- 3つのマルチデスティネーションモジュレーションジェネレーター
- 330種類のプリセットを収録
- A/B比較可能
各コントロールの役割・操作方法
【1】メインダッシュボード
「Efx MOTIONS」が適用された出力を調整するエリアです。
エフェクト効果が適用される周波数帯域の調整、マクロの調整、Outputレベル、Dry・Wetで適用量のバランス調整ができます。
【2】Trigger・Dynamics
コンプレッサーのような感覚で、Threshold・Attack・Releaseを設定し、各エフェクトモジュールを稼働させるトリガーの設定ができます。
【3】Motion Envelope
「Efx MOTIONS」で適用される動きをリアルタイムに調整するためビューエリアです。
「Efx MOTIONS」のメインエリアであり、このエリア上部の5種類のモジュールタブ「Volume・Filter・Noise・Drive・Pan」で、各モジュールの調整を行います。
※各モジュールの特徴は後ほど解説。
サウンド変化のエンベロープシェイプを描いたり、読み込んだプリセットのエンベロープの確認、およびグリッドのカスタマイズができます。
【4】Beat Repeat & FX
Beat Repeatのカスタマイズ、2つのエフェクトの設定を行うエリアです。タブをクリックすると下記の画面に切り替わります。
5つのモジュールに加え、Beat Repeatとエフェクトの効果を設定できます。
【5】 Advanced
UIの下部にあるエリアでは、さらに細かくマクロを設定したり、オートメーションレイヤーを追加してよりイメージ通りのエフェクト効果を作り出せます。
5種類のモーションモジュール
「Efx MOTIONS」は5つのモジュールでサウンドに変化を加えられます。
それぞれ特徴が異なるサウンド変化を加えることができ、オン・オフの切り替え、順番の入れ替え、各パラメーターの調整で、無限とも言えるモーションプロセッシングが実現できます
Filter
ポンピングレゾナントライザー、アバブリースウェル、ナログトランジェントの強化など、5種類のフィルターを稼働させ、て入力されたオーディオの周波数を開閉させられます。
Noise
アナログスタイルのホワイトノイズや、コンピュータのキーボード打音、セミの鳴き声など、数十種類のノイズがサンプリングサンプリングされており、サウンドにノイズ要素を付加できます。
Drive
テープ特有の歪み感、ソフトクリップ、ゲルマニウムなどのクランチを10種類から選んで適用できます。
Volume
パーカッションのスタッター、トレモロ的な動きなどにレベルの変化を設定できます。
Pan
パンの動きを設定することでステレオフィールドをフルに活用してワイドなサウンド変化を加えられます。
以上が5つのモーションモジュールの概要です。
フィルタリング、リピート、エフェクトモジュールなどを組み合わせて、シンプルなコードやメロディを抽象的かつ異次元のようなサウンドを作り出せるのでユニークなサウンドデザインをしたいときに活躍してくれます。
ビートリピート
「Beat Repeat」の画面では、リピートフィルやグリッチなどの動きを加える設定が可能。
サウンドにパンチが効いたリズムにチョップしたり、リサンプルするなどの変換を加えてくれます。
「Beat Repeat」に装備されている5つの機能はそれぞれ下記の効果を持っています。
- ROLL:定義したタイム内でオーディオをサンプリングしてリピートさせます。
- REVERSE:定義したタイム内でオーディオをサンプリングし逆再生を起こします。
- PITCH:入力したオーディオを一定の値でデチューンさせます。
- STRETCH:タイミングとリズムを保持しつつピッチ調整、ストレッチさせます。
- STOP:入力したオーディオが停止するまでスローダウンさせ、テープストップエフェクトを作り出します。
これらの「Beat Repeater」の効果に加え、FXモジュールを使用することで多くのサウンド変化を作り出せます。
FXは14種類を搭載。2つのFXスロットで使用可能です。
330種類以上のプリセットを収録
「Efx MOTIONS」には330以上のプリセットが用意されています。
素早いサウンド変化を与えるモジュールプリセットや、刺激的なサウンド、幻想的でタイムワープ感のあるプリセット、カオスなサウンドに変化させるプリセットなど即戦力になってくれるプリセットが収録されています。
シンプルなパッドやコード弾きしたシンセなどに、プリセットを適用するだけで動きのあるユニークなサウンドを作り出せます。
▼デモプレイ動画
仕様・システム条件
【Mac】
Mac OS 10.13+
4GB RAM以上推奨
4 cores CPU, 3.4 GHz (4.0 GHz Turbo-boost) または Apple Silicon CPU
1GBの空き容量が必要
プラグインフォーマット:VST / AAX / Audio Unit
【Windows】
Win 10+ (64bit)
4GB RAM以上推奨
4cores CPU 3.4 GHz (4.0 GHz Turbo-boost)
1GBの空き容量が必要
プラグインフォーマット:VST / AAX
【共通】
NKS(64-bit DAWsのみ)
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
まとめ・販売ショップ
「Efx MOTIONS」は、Bass music・House・Techno・EDM・Dance Pop・Future House・Progressiveなどのクラブ系の楽曲制作はもちろん、POPSやデジタル系のROCKまで幅広く活躍してくれるエフェクトプラグインです。
エフェクトプラグインというカテゴライズでは勿体ないほど、インストゥルメント的な要素を持っているので、一つの楽器を増やす感覚で導入してみるのもよいと思います。
作曲中にアレンジアイデアが浮かばないときも大活躍してくれるのでおすすめです。
Arturia公式サイトでは体験デモバージョンがダウンロードできるので是非試してみてください。
「Efx MOTIONS」のクリエイティブ系ムーブメントシェイパープラグインは下記のような製品もあるので合わせてチェックしてみてください。