Arturiaのエフェクトバンドルシリーズ「FX Collection」の最新バージョン「FX Collection 4」がリリースされました。
レコーディングスタジオに常設されている様々なハードウェアをエミュレーションしたプラグインや、ミックス作業に活躍してくれるエフェクトプラグインなどが、前バージョンよりも更にパワーアップ。
更にクオリティの高いミックスを実現できるエフェクトバンドルになっています。
※前バージョン「FX Collection 3」から収録されているプラグインはこちらのページで確認できます。
- ミックスからマスタリングまでの作業をこなせるエフェクトバンドルが欲しい
- サウンドメイクに活躍してくれるエフェクトプラグインを揃えたい
- 実機を再現したモデリングプラグインが欲しい
FX Collection 4の最新セール情報
●Arturia Plugin Boutique 12th Anniversary Sale
【期間】2024年2月1日~2月20日まで(日本時間2月21日夕方まで)
【開催ショップ】プラグインブティック
【セール概要】「FX Collection 4」が50%オフ!
・FX Collection 4
$548.9(80,661円 税込) → 50%オフ $273.9(40,249円 税込)>> セールページはこちら
※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
- 【プラグイン】Universal Audio「Oxide Tape Recorder」(テープエミュレーター)通常$149
- 【プラグイン】iZotope「Nectar 4 Elements」(ボーカルプロセッサー)通常$49
- 【プラグイン】Karanyi Sounds「Vapor Keys」(ソフトシンセ)通常$49
- 【プラグイン】Pitch Innovations「Rhythm Box」(ドラム音源)通常$29
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Arturia「FX Collection 4」から追加されたプラグイン
「FX Collection 4」は、「FX Collection 3」に収録されていた26種類のプラグインに加え、4種類のプラグインが追加。
- 30種類のエフェクトプラグイン
- 1000以上のプリセット
となり、前バージョンから更にパワーアップしたエフェクトバンドルとなりました。
「FX Collection 4」で新たに追加されたプラグインは下記の4つの製品です。
- Rotary CLS-222(スピーカーエフェクト)
- Dist COLDFIRE(ディストーション)
- Filter MS-20:(フィルター)
- Rev LX-24(リバーブ)
Rotary CLS-222
「Rotary CLS-222」はLeslie Spaeker(レスリースピーカー)を再現したエフェクトプラグイン。
Leslie Spaekerとは、1940年代に考案されたアンプ内蔵のスピーカーユニットで、ドップラー効果によるトレモロやビブラートなどを発声させます。
この独特の効果を再現した「Rotary CLS-222」は、他のプラグインでは得られないユニークな響きを得られます。
下記のチュートリアル動画ではこの効果を理解できるので是非チェックしてみてください。
▼チュートリアル
Dist COLDFIRE
「Dist COLDFIRE」は破壊的なサウンドメイクができるディストーションプラグインです。
クランチ、ディストーションはもちろん、その枠を超えた大胆な歪みも得られるので、映画音楽などの特殊効果にも活用できます。
▼チュートリアル
Filter MS-20
「Filter MS-20」は、いわゆる伝説的シンセサイザーのエフェクト部分にインスパイアされ、再現されたフィルタープラグインです。
KORGのフィルターならではのハリとエッジのあるサウンドが魅力です。
現在はMoogのエフェクトプラグインもリリースされていますが、Arturiaのプラグインも素晴らしいです。
▼チュートリアル
Rev LX-24
「Rev LX-24」は見た目そのままで、Lexiconのリバーブをモデリングしたプラグインです。
80年代サウンドの象徴的なリバーブで、ロングディケイが魅力。
Relabからリリースされているリバーブプラグインも優秀ですが、Arturiaの「Rev LX-24」は更に高機能な仕上がりになっています。
より現代的に使いたい場合はArtuiaの「Rev LX-24」がおすすめです。
「FX Collection 3」から引き続き収録されているプラグイン
「FX Collection 3」から引き継いで収録されているプラグインは下記の26種類です。
- Tape MELLO-FI(サチュレーター)
- Efx FRAGMENTS(リシェイパー)
- Dist TUBE-CULTURE(ディストーション)
- Dist OPAMP-21(ディストーション)
- Bus FORCE(ミックスバス)
- Comp DIODE-609(ミックスバス)
- EQ SITRAL-295(ミックスバス)
- Chorus DIMENSION-D(モジュレーション)
- Phaser BI-TRON(モジュレーション)
- Flanger BL-20(モジュレーション)
- Chorus JUN-6(モジュレーション)
- Comp VCA-65(モジュレーション)
- Comp TUBE-STA(モジュレーション)
- Comp FET-76(モジュレーション)
- Delay TAPE-201(ディレイ)
- Delay MEMORY-BRIGADE(ディレイ)
- Delay ETERNITY(ディレイ)
- Rev PLATE-140(リバーブ)
- Rev INTENSITY(リバーブ)
- Rev SPRING-636(リバーブ)
- Pre 1973(プリアンプ)
- Pre TridA (プリアンプ)
- Pre V76(プリアンプ)
- Filter MINI(フィルター)
- Filter M12(フィルター)
- Filter SEM(フィルター)
旧バージョンの26種類に加え、新たに4種類が追加。
全部で30種類がバンドルされたお得なバンドルが「FX Collection 4」です。
個別で購入するよりも大幅にお得に購入できるので、Arturiaのプラグインを検討している場合は「FX Collection 4」を候補に入れておくのがおすすめです。
公式価格
定価:$499(日本円で約73,921円 税込)
仕様・システム条件
【Mac】
- OS 10.13以降
- 4GB RAM(8GBを推奨)
- 4コアCPU, 3.4 GHz (4.0 GHz Turbo-boost) または M1 CPU
- 2GBの空き容量が必要
【Windows】
- Win 8.1以上(64bitのみ)
- 4GB RAM以上推奨
- 4 コア CPU, 3.4 GHz
- 3GBの空き容量が必要
【共通】
- VST / AAX / Audio Unit / NKS (64-bit DAWsのみ)
まとめ・販売ショップ
ミキシングとマスタリングの作業を全てこなすには、多くの場合いくつかのエフェクトプラグインが必要です。
より良いミックス結果にするためには、プラグインの品質も重要。
作業に必要なプラグインを一通り揃えたい!というときにピッタリなのが、この「FX Collectionシリーズ」です。
「FX Collection 4」は、前バージョンの「FX Collection 3」に比べると、クリエイティビティを後押ししてくれるプラグインも追加された印象です。
ミックス作業時に必要な基礎的なエフェクトはもちろん、積極的なサウンドメイクにも活躍してくれるプラグインが揃っているのでおすすめです。
Arturiaのプラグインは、他者の製品と比べても非常に使いやすいので初心者の方でも抵抗なく使いこなせると思います。
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【画像出典】Arturia公式サイト