Harrison ConsolesのAVA Spectral Compressor(AVA-SC)は、18個の周波数帯域から任意で選択した周波数帯域にコンプレッションをかけられるダイナミクスプロセッサー・コンプレッサープラグインです。
コンプレッションさせる周波数帯域は、スペクトル上の全範囲に広げて適用することも、特定の帯域に絞って詳細なコントロールをすることも可能です。
- 任意の周波数帯域だけにコンプレッションをかけたい
●Solid State Logic SSL Perfect Pairing Sale
【期間】2022年10月24日~10月31日(日本時間11月1日夕方頃まで)
【開催ショップ】プラグインブティック
【セール概要】「SSL X-Echo」とHarrison Consoles「AVA Spectral Compressor」のバンドルが86%オフ
・SSL X-Echo & Harrison Consoles AVA Spectral Compressor Bundle
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※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
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AVA Spectral Compressorの特徴・主な機能
- マスタースレッショルドコントロール
- 周波数範囲の選択
- バンドデプスコントロール
- ゲインリダクショングラフ
- コンプレッサーニー
- 出力トリム
AVA Spectral Compressorの操作方法
インターフェース上の各パラメーターは下記のような役割が割当られています。
Threshold control(スレッショルドコントロール)
インターフェース左側のメーターのスライダーはスレッショルドコントロールとなり、コンプレッションが適用され始めるレベルを-60~0dBの間で指定できます。
Frequency Range(フリケンシーレンジ)
Frequency Rangeのセクションではコンプレッションを適用させる周波数帯域の選択をします。
Low/Mid/Highなど特定の周波数帯にフォーカスして設定して適用させたり、Full Rangeではスペクトル全体に適用させる設定をすることも可能。
例えばMidを選択した場合は、18個の帯域において全てミッドレンジに集中され、選択された範囲内の周波数を更に詳細な調整できます。
Depth Controls(デプスコントロール)
グラフの下にあるスライダーは対応する6つ周波数帯域のDepth(深さ)を調整できます。(各スライダーの下に周波数帯域が表示)
各スライダーごとにゲインリダクションを-24~0dBの間で指定可能。Depthスライダーを0dBに設定した場合は、減衰が発生しません。
18個のコンプレッサーバンドが6つのスライダーに割当られ、それぞれのスライダーのうち3バンドのDepthのコントロールが可能です。
Knee(ニー)
Kneeの値は、デプスの適用量が最大になるスレッショルドレベルを1~30の間で指定するパラメーターです。
ハードニー(低い値)に設定するとスレッショルド値を超えた信号に対して強くコンプレッションがかかります。
ソフトニー(高い値)に設定した場合は、緩やかなゲインリダクションが適用される設定となります。
Output Trim(アウトプットトリム)
「Output Trim」はコンプレッサーを経由した出力レベルを-10dBから+10dBの値を調整できます。
コンプレッションを適用したサウンドのゲイン補正に使用します。
仕様・システム条件
【Mac】
MacOS: 10.9以上が必要
Windows: Win7以上が必要
Linux:デモ試用を推奨
【対応DAW】
ProTools:Windowsでは10.3.5以降、Macでは11以降が必要。(AAXフォーマット)
Logic:AUフォーマット
Cubase:VSTまたはVST3
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
まとめ・販売ショップ
「AVA Spectral Compressor」をリリースしているHarrison Consolesは、大型コンソールやソフトウェアなどを手掛けてきたメーカーで、クラシックなサウンドに定評があるプラグインを数多くリリースしています。
ヒットチャートにランクインしてきた楽曲や大ヒット映画のサウンドトラックの制作でHarrison Consolesの製品が使われて実績があり、ミックスプラグインのクオリティも高い評価を受けています。
「AVA Spectral Compressor」はトライアル版が使用できるので、まずは是非トライアル版を体験してみてください。
>> 製品ページはこちらから
※デモ版は販売ページ内の「Trial Version」のリンクからDLできます。
ダイナミックプロセッサー及びダイナミックコンプレッションの機能を搭載しているプラグインは下記のページで取り上げているので、こちらも是非参考にしてみてください。
【画像出典】プラグインブティック