AIR Music Technology社の「The Riser」は、EDMなどのエレクトロミュージックでイントロやブリッジを盛り上げるのに使用されるRiser(ライザー)やSweep(スウィープ)サウンドに特化したプラグインです。
The Riserは文字通りライザーサウンドに特化したシンセで、曲の展開を盛り上げるFXサウンドが簡単に作れます。
ライザーサウンドはオーディオサンプルでも豊富にありますが、曲に合ったサウンドを見つけるには数が多すぎて探すのに時間がかかることもしばしば。
The Riserがあればオーディオサンプル探しをしなくても曲に合ったライザーサウンドが作れるので時短にもなり、より細かな調整可能。曲を盛り上げるギミックのクオリティアップにも繋がります!
The Riserの最新セール情報
●AIR Music Technology Spring Sale
【開催ショップ】プラグインブティック
【セール期間】2024年4月9日~4月30日まで(日本時間5月1日夕方頃まで)
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The Riser
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※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
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The Riserの特徴・主な機能
The Riserは今や現代のダンスミュージック・エレクトロミュージックで定番になっているRiser(ライザー)やSweep(スウィープ)サウンドを作るのに特化したシンセです。
シンプルなリバースFXからノイズとシンセがレイヤーされた複雑なライザー、シネマティックサウンドを盛り上げる深いドローンなスウィープなど、バリエーション豊富なライザーFXが簡単に作れます。
- エレクトロミュージック・スコアリング・リミックスに最適化されたライザーシンセ
- 3つのオシレーターを搭載・レイヤーできるシンセ
- スウィープ・ノイズ・コードなどの素材を収録
- 3つのオシレーターはそれぞれスウィープボリューム・周波数・波形の形状が調整できる
- アップ・ダウンの両方ライザー・スウィープが作れる
- 23種類のフィルタータイプを搭載
- 300種類のエディット可能なプリセット収録
- ボタンをクリックするだけでサウンドを生成するRandomizer搭載
- サウンド方向を反転させる反転モード搭載
- ウェット/ドライ処理が可能なディレイとリバーブ搭載
- 調整可能なパン・マスターステレオ幅のコントロール
というように、3つのオシレーターに素材となるサウンドを読み込みレイヤーさせ、サウンドの動きを調整して使います。
Pitch Rises・Fades・Rhythmical Crescendosなど12のカテゴリに分類されたプリセットが300種類収録されているので、音作りの設定は気に入ったプリセットを読み込んで調整していくだけでも十分なクオリティです。
The Riserの使い方・各セクションの特徴
The Riserは大きく7つのセクションで音作りを行います。
基本はサウンドの素材を選択して各セクションを通り、音の変化を加えていきます。
GENERATORSセクション
GUI左上のGENERATORSセクションはThe Riserのサウンドメイクのベースとなるセクションです。
- SWEEP:メインサウンドを選択。7種類のオシレーターモード収録
- NOISE:サウンドの高域部分の鳴り方を決める
- CHORDS:コード感やキーを感じさせるサウンド
という3つのサウンドジェネレーターを搭載しています。この3つを組み合わせカーブを調整していきます。
FILTERセクション
FILTERセクションは23種類のフィルタータイプを搭載、CUT OFF・RESONANCE・DISTORTIONの3パラメーターを調整可能
AMPセクション
ボリュームやパンニングの調整を行うAMPセクションには「PUMPER」というサイドチェイン・ダッキング効果が作れるモードがあり、RATE調整で曲に合わせたダッキングサウンドも鳴らせます。
EDMではシンセではなく、高域にノイズFXのダッキングサウンドがレイヤーされていることが多いですが、「PUMPER」を使えば簡単に作れます。
EFFECTSセクション
ディレイとリバーブを加えられるEFFECTセクションです。リバーブはHall・Stadium・Room・Abstractという4種類を搭載しています。
LFOセクション
2つのコントロールを組み合わせたLFOセクションには周波数で音の動きを調整するAとDAWで設定したテンポにシンクするBの2つが用意されています。
DECAYセクション
サウンドの減衰をコントロールできるセクションです。LEVEL・FILTER・PITCHのディケイ設定が可能
INVERT / SWAPボタン
- 設定したサウンドが逆に鳴るINVERTボタン
- カーブが左右反転するSWAPボタン
を搭載、リバースサウンドや左右の鳴り方を反転させたりと曲に合わせた調整が可能です。
仕様・システム要求
【Mac】
- OS:Mac OS X 10.8.5-12 (64ビットのみ)※macOS 12モントレーをサポート、M1 Macはサポートされていません
- サポートDAW: Ableton Live、Cubase、Logic Pro、Nuendo、Pro Tools、FL Studio、Reaper、Reasonなど
【Windows】
- OS:Windows 10、8、またはWindows 7 Service Pack 1(64ビット)
- サポートDAW: Ableton Live、Cubase、Nuendo、Pro Tools、FL Studio、Reaper、Reasonなど
【プラグインフォーマット】
VST、AU、AAX、RTAS
まとめ・販売ショップ
The Riserはオーディオサンプルではできない様々なライザー、スウィープサウンドが鳴らせるシンセ音源です。
一般的なシンセに収録されているFXプリセットとは違った複雑な動きも作れるので、曲に合わせてビタっと決まるライザーが鳴らせるのが魅力。
ダッキング効果も簡単に作れるのでEDMトラック制作では特に活躍してくれます。
是非使ってみてください!
※「The Riser」は、バンドル版の「AIR Essential Synths Pack」にも収録されています。
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「The Riser」以外のAIR Music Technology製品は下記のページで特集しているのであわせてチェックしてみてください。
【画像出典】Plugin Boutique