AIR Music Technologyの「Vacuum Pro」は、真空管回路をモデリングしたポリフォニックアナログシンセサイザープラグインです。
「Vacuum Pro」の最大の特徴は、アナログサウンド特有の温かみと太さ。
70~80年代に多く聞かれたサウンドを再現したいときや、70年~80代の質感を自分の曲に取り入れてサウンドに厚みを出したいときにも活躍してくれます。
近年人気のソフトシンセはデジタル感が強いものが多い印象ですが、「Vacuum Pro」はアナログ感を豊かに再現してくれるソフトシンセとして非常に優秀です。
ファットかつ繊細なサウンドを体験できるので、他のソフトシンセでは出せないサウンドを体験できます。
- アナログシンセのサウンドを取り入れたい
- サウンドクオリティの高いパッド・ベース・リードを鳴らしたい
- オリジナルティのあるサウンドを作りたい
Vacuum Proのセール情報
●AIR Music Technology Synth Month Sale
【開催ショップ】プラグインブティック
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Vacuum Pro
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※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
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Vacuum Proの特徴
「Vacuum Pro」は6つの真空管回路をエミュレートし、搭載しています。
真空管機器から得られる独特のサチュレーションを再現しているので、アナログならではの音の太さと温かみを得られるのが1つの大きな特徴です。
オシレーター、フィルター、ゲイン、ミキサーなどそれぞれのセクションに仮想真空管回路を用いられ、それぞれの調節が可能。
細かな質感の違いも調整できます。
「Vacuum Pro」搭載のプリセット
「Vacuum Pro」には、有名サウンドデザイナーのRichard Devine氏とMark Ovenden氏が作成した合計350以上のプリセットが収録されています。
14のプリセットカテゴリに分けられ、リード、ポリシンセ、パッド、ベース、パーカッションなどの主要なサウンドに加え、スウィープやSFXなどの効果音系の充実しています。
- Meet Vacuum Pro
- Arpeggios
- Leads Bright
- Leads Warm
- Leads Broken
- Basses
- Pads Classic
- Pads Ambient 09 Atmospheric
- Poly Synths Classic
- Poly Synths Strange
- Percussive
- Sweeps
- SFX
もちろん、収録されているプリセットはそれぞれ調整可能。
1から音作りするのも良いですが、イメージに近いプリセットを選んで自分好みに調整していく方が効率良く進められことが多いです。
下記の動画では一部のプリセットを使用したサンプルサウンドを確認できるので是非チェックしてみてください。
▼下記の動画でもプリセットのサウンドを確認できます。少々長めの動画なので作業用BGMとして聞き流しながらチェックするのがおすすめです。
Smart Controlモード
「アナログシンセはノブがたくさんあって調整が難しい…」と感じる人もいるかもしれませんが、「Vacuum Pro」には「Smart Control」というモードがあり、8このノブを調節するだけでサウンドの加工が可能です。
ユーザーインターフェース左上にある「SMART」というボタンを押すと、
Complexity / TONE / EMPHASIS / FATNESS / PUNCH / LENGTH / CONTOUR / MODULATION
という8つのパラメーターが表示されます。
それぞれを調整することで大きくサウンドを変えられるので、よりイメージに近い音作りか手軽に行なえます。
ランダマイズ機能
「PARTS」エリアの右側には「RAND!」というボタンがありますが、これはまさに各パラメーターをランダムで調整するボタンです。
意図しないサウンドが作られるので、音色のアイデアに困ったときやオリジナリティのある音色を見つけたいときに活躍してくれます。
このランダマイズで見つけた音色から、曲作りのアイデアが湧くこともあるのでネタ作りのときにもおすすめです。
「Vacuum Pro」と「Vacuum Vintage」の違いは?
「Vacuum Pro」の別バージョンとして「Vacuum Vintage」というエディションもあります。
「Vacuum Pro」はポリフォニック(複数発音)なのに対して、「Vacuum Vintage」はモノフォニックシンセです。
非常に音が太く、存在感のあるベースやリードが鳴らせるのが大きな特徴。
「Vacuum Pro」でも存在感のあるベースやリードが鳴らせるので「Vacuum Pro」を持っていればOK。
ですが、「Vacuum Vintage」の方がややCPU負荷が少ないというメリットがあります。
・Vacuum Vintage
>> 販売ページ
仕様・システム要求
【Mac】
Mac OS X 10.8.5 – macOS 11 Big Sur(Apple Silicon非対応。Rosettaで実行する場合、一部のDAWと互換性がある可能性があります。)
RAM 2GB以上を推奨
HD・SSDに1GB 以上の空き領域が必要
AU / VSTのみ
【PC】
Windows 10以上を推奨 (64-bitのみ)
CPU:Intel Core i5 or i7以上を推奨
RAM 2GB以上を推奨
HD・SSDに1GB 以上の空き領域が必要
VSTのみ
【インストール・アクティベーション】
iLOK(無料)による認証が必要です。
まとめ
近年、Lofi感のある楽曲が多く聞かれるようになりましたが、音を汚すだけでは心地よいサウンドにならないこともしばしば。
アナログシンセのサウンドにはLo-fi感とは違う独特な温かみやファット感があり、真空管独特のサチュレーションが心地よい質感を作り出している場合もあります。
アナログ感のあるサウンドやLo-Fi感のある楽曲を作りたいときには、Lo-Fiプラグインなどで加工するだけでなく、アナログ機器の質感も取り入れてみるのがおすすめです。
もちろんLo-fi系楽曲だけでなく、様々なジャンルで「Vacuum Pro」は活躍してくれるサウンドを持っています。
トライアルバージョンも用意されているので、まずは一度実際に体験してみましょう!
この他にも、AIR Music Technology社製プラグインにはとても優秀な製品が多くあります。
特に便利なプラグインを下記のページで特集しているので是非チェックしてみてください!