Pulsar Audioの「Smasher」はFETコンプレッサーの名機「UREI1176」のレシオ全押し(オールボタンモード)サウンドを再現したユニークなコンプレッサープラグインです。
1176のレシオ全押しとは1176に備わっている通常のレシオ4:1、8:1、12:1、20:1のスイッチを同時にオンにすることで、さらにハードな圧縮を行い、ハードコンプレッションによる独特の歪みを加えられる有名な手法です。
ボーカルやギター、ベース、ドラムなどに使うことでサウンドを激しく歪ませたり、全面に押し出すような独特の質感を加えられます。
- 激しくコンプレッションしたサウンドを素早く作りたい
- ボーカルやドラムやギターをギミック的に変化させたい
- パラレルコンプレッション用のハードコンプとして
- ヒップホップやLofiサウンドのドラム・ベーストラックに温かみと歪みを加えたいとき
セール情報
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Pulsar Audio「Smasher」の特徴
- オリジナル1176の動作やサチュレーションからトランジスタの応答などを完全にエミュレーションしたトポロジー保存技術
- インプットとアウトプット、ミックスノブだけのシンプルな設計
- パラレルコンプレッションに対応したMIXノブ
- 最大 384kHz のレートでのオーバーサンプリングも可能
- 低CPU消費
Smasherがモデリングしている「UREI1176」はFETコンプレッサーとして非常に早いアタック・リリースを備えているのが特徴。
ボーカルやドラム、ギターなどの音の立ち上がりが早いピークに対してしっかりとコンプがかけられる安定したレベリングが可能なコンプレッサーです。
さらにUREI1176独特の圧縮されたサウンドはナチュラルなドライブ感や温かみが加わるため、サウンドの存在感を高めるのにも重宝します。
操作性もシンプルで音作りの基本として使いやすいこともあり、世界中のレコーディングスタジオやミックススタジオで定番として愛用されています。
激しいコンプレッションからパラレルコンプレッションまで活用できる全押しモードを再現
そんなUREI1176をさらに有名にしているのが、Smasherがモデリングしているレシオボタンの全押し、オールボタンモード(ブリティッシュモードとも呼ばれています。)です。
1176のレシオ設定は4:1、8:1、12:1、20:1となっていますが、このレシオボタンを同時に押すことで、ハードコンプレッションによる独特の質感が加えられます。
オールボタンモードは通常よりも激しくコンプレッションしたサウンドにしたいときや、原音にコンプサウンドをミックスするパラレルコンプレッションとしても活躍してくれるため、より特徴的な音作りができることで知られています。
ドラムバスやスネアにかけることで、激しく圧縮されたサウンドが作れたり、歪みの質感をプラス。他にもベースにかけることで音に歪みを加えながら全面に押し出すようなサウンドに仕上がります。
仕様・プラグイン動作環境
【Mac】
- macOS10.10 – macOS 11 Big Sur (M1 Apple Silicon 対応)
- CPU: インテル Core i3 / i5 / i7 / Xeon
- メモリ: 4 GB RAM & 1 GB の空きディスク容量
- GPU: OpenGL 2.0 互換 GPU
- モニター: 最小解像度 1024×768 (推奨 1920×1080) & 60 Hz リフレッシュ レート
- AU、VST2.4、VST3、AAXホスト
【Windows】
- Windows 7 SP1 / Windows 8.1 / Windows 10 (すべて 64 ビットのみ)
- CPU: Intel Core i3 / i5 / i7 / i9 / Xeon または AMD Quad-Core 最小
- メモリ: 4 GB RAM & 1 GB の空きディスク容量
- GPU: OpenGL 2.0 互換 GPU
- モニター: 最小解像度 1024×768 (推奨 1920×1080) & 60 Hz リフレッシュ レート
- VST2.4、VST3、AAXホスト
【共通】
- 64ビット
【インストール・アクティベーション】
iLOK(無料)による認証が必要です。
まとめ
「UREI1176」のエミュレーションプラグインは他社からも多くリリースされていますが、「Smasher」 のようにレシオ全押し(オールボタンモード)サウンドをテーマにしたプラグインというのは珍しいです。
ユニークなテーマを持ったプラグインですが、UREI1176でしか感じられないコンプサウンドの再現性の高さはPulsar Audioクオリティ。
しかも操作性はインプットとアウトプット、ミックスノブのみで、アタック・リリースも無しというという超シンプルな設計なので、オールボタンモードの質感が欲しいというときに使うという明確なテーマがわかりやすいです。
使い所は、
- ドラムバスに対して1176ならではの激しいコンプ感をプラス
- ベースに対して歪みと激しいコンプ感を加えて音を全面に押し出す
- パラレルコンプレッションで原音を活かしながら圧縮された質感をプラス
というときに活躍してくれます。
また、ドラムのスネアにかけると独特の質感になるので、オールドスクールなヒップホップやLofiなドラムサウンドを作るときにも効果的です。
デモ版がダウンロードできるのでまずは是非試してみてください。
>> 製品ページへ
「Smasher」以外のPulsar Audioプラグインは下記のページで特集しているので、あわせてチェックしてみてください。