【無料】Fracture Sounds「Blueprint：Brass Ensemble」トランペット、フレンチホルン、トロンボーン、チューバで構成されたブラスアンサンブル音源

Fracture Sounds「Blueprint：Brass Ensemble」は4種類のオーケストラ金管楽器（トランペット、フレンチホルン、トロンボーン、チューバ）を個別に収録し、ブラスアンサンブル音源として構築されたブラス音源です。

先日リリースされた同社の有料音源「Majestic Brass Soloists」のサウンドから一部が抜粋され、オーケストラ楽曲/EPIC系楽曲の作曲アイデアをスケッチするときやブラスをメインにしたBGMの制作時などに幅広く活用できます。

新たなBlueprintシリーズの音源としてリリースされた無料音源なので是非チェックしてみてください。

ダウンロードの詳細はこちらから▽

Blueprint：Brass Ensembleの特徴

記事冒頭でも触れましたが「Blueprint: Brass Ensemble」は、トランペット、フレンチホルン、トロンボーン、チューバを1つのアンサンブルにまとめたブラス音源です。

サスティンとスタッカートの2つのアーティキュレーションが使用できることに加え、有料製品「Majestic Brass Soloists」と同様に3つのマイクポジションとグローバルコントロールを搭載。楽曲に合わせたサウンド調整が可能です。

各コントロールセクションの概要

「Blueprint: Brass Ensemble」の各セクションの概要・役割は以下の通りです。

アーティキュレーションコントロール

GUI中央に「SUSTAIN」「STACCATO」の2つが配置され、マウスでクリックするか鍵盤に割当てられているキースイッチを押すことで切り替えられます。

また、「STACCATO」の横に配置されている「PERFORMANCE SHORTS」は、キースイッチを変えることなくタッチの長さでサステインとスタッカートを切り替えて発音されるモードとなります。

Dynamics（ダイナミクス ）

ダイナミックレイヤーを調整できます。モジュレーションホイール/CC1に割当てられており、リアルタイムで強弱をつけた演奏が可能です。

Colour（カラー ）

サウンド全体の明るさ・ブライト感を調整できるEQエフェクト

STEREO WIDTH（ステレオワイド）

ステレオワイド効果を調整可能。時計回りに回すとワイド感が強調され、反時計回りに回しきるとモノラルになります。

Reverb（リバーブ）

リバーブの適用量を調整できます。ノブ右下に配置されているコグをクリックするとリバーブタイプの選択画面が表示されます。

Mic Mix（マイクミックス）

MIC MIXセクションでは、CLOSEマイク、MIDマイク、FARマイクの各マイクレベルをブレンドしてサウンド調整が可能。各マイクをSoloまたは、Muteすることも可能です。

フェーダーの下にあるPersectiveのスライダーでは各マイクポジションのブレンド量を素早く調整することも可能です。

セッティング画面

GUI左側に配置されているコグをクリックすると、Sample Start、Dynamic Response、KeySwitch Rangeの調整画面が開きます。

Sample Start

サンプルの開始時間を調整できます。スライダーを右に振るとレイテンシーが減少し、立ち上がりの早い弾き心地になります。

Dynamic Response

弾く強さによって音量にどの程度影響を与えるかを調整できます。

KEYSWITCH RANGE

アーティキュレーションに割り当てられているキーを変更できます。

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以上が各コントロールセクションの概要です。

まとめ

有料製品と同様のサンプルが使用されていることもあり、無料音源でありながら非常に迫力のあるブラスを演奏できるのが「Blueprint：Brass Ensemble」の魅力です。

特にトロンボーンとチューバのサウンドは様々な映像音楽に使えるような迫力と存在感を持っているので是非チェックしてみてください。

仕様・プラグイン動作条件

Kontakt Player 8で使用可能
NKS：Compatible
(NCW compressed from 2.8GB sample pool)

ダウンロードページ

取得・使用までの手順は下記の通りです。

ダウンロードページはこちらから

Kontakt Player 8（無償）及びKontakt 8でしか動作しないためKontakt7を使用している方はご注意ください。

また、過去のBlueprintシリーズをすべて取得したい場合は、Blueprint: Collectionのページからチェックするのがおすすめです。

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