Wavesfactory「Suspended Cymbals」はクラッシュシンバルの演奏を自由度高く再現できるシンバル特化型の音源です。
種類が異なる5つのシンバルによる5種類の奏法(アーティキュレーション)を再現でき、RockやPopsはもちろん、オーケストレーションやBGMなどの制作にも活躍。
一般的なドラム音源でもクラッシュシンバルは付属しているから必要ないのでは?と思いがちですが、「Suspended Cymbals」はスタンダードなクラッシュのストライクヒットだけでなく、サスティン、ベル、エッジ、ロールなどの奏法をリアルかつ長さやミュートなど細かく設定して使えることがメリットです。
シンバルの余韻・長さやピッチ、質感などにこだわりたいときや、楽曲にフィットするシンバルを用意したいときには超大活躍してくれるのでおすすめです。
Suspended Cymbalsのセール情報
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Suspended Cymbals
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Suspended Cymbalsの特徴
- 5種類のクラッシュシンバルごとに5種類のアーティキュレーションを備えたシンバル特化型音源
- Zildjian、Paiste、Instambulの3つのメーカーのシンバルをドライなスタジオ環境でサンプリング
- 3種類のマイクポジションから選択可能
- ドラムスティックを使ったベル、サイド、シンバルロールなど各種アーティキュレーションを搭載
- 長さやピッチなど一般的なドラム音源ではコントロールできない細部まで調整して再現可能
- MIDIキーボードのモジュレーションホイールと鍵盤を1つ弾くだけで、リアルなシンバルロールの再現・ダイナミクスコントロールが可能
「Suspended Cymbals」の最大の魅力は、クラッシュシンバルを細部に渡ってリアルな演奏表現ができることです。
一般的なドラム音源では「シンバルを叩いた後の余韻を調整できない」「ミュートができない」「ナチュラルなシンバルロールを再現しにくい」などの問題がありますが「Suspended Cymbals」はそれらの問題を解決してくれるシンバル音源となっています。
歌モノの楽曲はもちろん、劇伴やBGM、CM楽曲など厳しいタイムマネジメントに縛られる楽曲では特に活躍。
一般的なドラム音源やドラムサンプルなどでは対応しにくかった問題を解決してくれます。
サウンドデモ
5種類のクラッシュシンバルを収録


「Suspended Cymbals」は有名シンバルメーカー・Zildjian、Paiste、Instambulの3社のシンバルが使用されています。
それぞれ音色が異なり、1枚だけを使うのはもちろん、複数を組み合わせて使用するのもおすすめ。
ドライなスタジオ環境で録音されているため、近接的なミックスに仕上げたい楽曲にも使いやすいです。
また、3種類のマイクポジションから選択でき、Close、Mid、Farの音をブレンドしてミックスすることが可能。
小さなスタジオ感を演出したいときを始め、リバーブを併用して広めの空間を演出したいときにも使いやすいです。


ボリューム、パン、ピッチの調整が可能


各シンバルごとにボリューム、パン、ピッチの調整ができます。
「ちょっとだけ高い音にしたい」という場合はPitchノブを上げて楽曲のキーにフィットするように調整したり、BGMなどで使用する特徴的なシンバルや轟音感を出したいときにはピッチを下げたりと自由度の高い調整が可能です。
5種類のアーティキュレーションを搭載


「Suspended Cymbals」は、サスティン、ベル、エッジ、ロール、エフェクトなど5種類のアーティキュレーションが搭載されています。
特にロールはモジュレーションホイールで強さを調整でき、スムーズかつリアルなロールをトラックのテンポに合わせてを再現することが可能。他のドラム音源では再現しにくい細かなニュアンスや長さなどもコントロールできるので非常に便利です。
UIの鍵盤にはアーティキュレーションが振り分けられ、青色の鍵盤は各アーティキュレーションで、赤色の鍵盤はミュートです。シンバルを鳴らした後に任意のタイミングでミュートキーを押せばミュートできます。
また、ベロシティレイヤー×4、ラウンドロビン×4で構成されているため、非常にナチュラルな演奏を再現できることも「Suspended Cymbals」の大きな特徴です。
各種エフェクトを搭載


EFFECTSのタブを開くとEQやコンプレッサー、モジュレーション、ディストーション、サチュレーション、テープ、リバーブ、アンプシミュレーターなど各エフェクトの選択が可能。。
各エフェクトは任意の順序で使用でき、好みのエフェクトチェーンを構築できます。
ラウンドロビンやダイナミックレンジなど詳細な設定が可能


SETTINGのタブを開くとRound RobinやDYNAMIC RANGE、VELOCITY CURVEなどを詳細に調整できるセッティング画面が表示されます。
ROUND ROBIN
ちなみにラウンドロビンとは、打ち込んだノートに対して発する音を複数のサンプルを入れ替えて鳴らすことでナチュラルなサウンドを再現できる仕組みです。「Suspended Cymbals」は4つまで任意で選択できます。
最大に設定した際、強弱をつけて演奏すると音量の違いが現れるだけでなく、強弱をつけて演奏をしているようなナチュラルな音が再現できるのが分かると思います。
DYNAMIC RANGE
ダイナミックレンジのノブでは強弱の度合いを調整できます。強く弾かなくても一定の音量感を出したいときにはダイナミックレンジを狭くすればOKです。
ベロシティカーブセクションでは入力したMIDIの鳴り方(音の立ち上がり・強さ)を調整できます。
VOICING
ヴォイシングセクションでは、最大24ボイスの発音の設定とフェードアウトの調整ができます。CPU負荷軽減のために同時再生するボイス数を抑えたいときはこのセクションで設定します。
ENVELOPE
アタックとディケイ(音の減衰度合い)を調整できます。
クラッシュ音は必要でもスティックをシンバルに当てた瞬間の過度な音は抑えたいときにはアタックを遅く設定するのがおすすめです。
また、シンバルをフェードインでゆっくりとスムーズに鳴らしたい場合もアタックを遅めにするのがおすすめです。
VOLUMES
Volumeセクションは各アーティキュレーションごとに音量を調整できるため、ヴェロシティだけでは管理しきれない音量バランスはここで調整するのがおすすめです。
以上が各セクションの概要です。
関連動画
仕様・プラグイン動作条件
Native Instruments「Kontakt」5.7.3以降のフルバージョンが必要です。
Kontakt Playerではデモモードでのみとなります。
まとめ・取り扱いショップ
「Suspended Cymbals」は、あらゆるジャンルの制作で活躍してくれる便利なシンバル音源で、サンプルや他のドラム音源ではできないことを素早く再現できるのが魅力。
前述しましたが、特に制作する楽曲の長さ(使われる箇所の長さ)が厳密に決まっているプロジェクトなどではシンバルの余韻を細かくコントロールしなければならないことも多いと思います。
オートメーションでこなせる部分もあれば、適わない場面もあるのでナチュラルなサウンドかつ使いやすいシンバル音源を持っておきたい方は是非チェックしてみてください。


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