Goodhertz「LA-210」は、同社の複数の有料製品に搭載されている機能を厳選し、1つに集約したコンプレッサー&サチュレータープラグインです。
オプトコンプレッサーの効果やクリッパーによるソフトクリップサチュレーション、テープ由来の質感を加えることができ、「LA-210」だけで幅広い音作りが可能。
現在はBeta版でのリリースとなっていますが、以後もフリープラグインとして公開されるとのことなので、ぜひチェックしてみてください。
ダウンロードの詳細はこちらから▽
LA-210の特徴
- 同社のプラグイン「Tupe」「VCME」「Tupe Wow」のそれぞれ一部の機能を抜粋して集約したプラグイン
- ビンテージレコーダーの質感を再現するプリセットなど全30種類のプリセットを収録(デフォルトを含む)
- ドラム、ボーカル、ベース、ギター、シンセなど様々なソースの音作りに活躍
「LA-210」は、同社の下記の製品に搭載されている機能が抜粋・実装されています。
オプトコンプの効果だけを使ったり、ソフトクリップによるサチュレーション効果だけを加えることもできますが、それぞれを組み合わせて柔軟に音作りできるのが「LA-210」の最大の魅力です。
アナログ機器のサウンドならではの質感を得られ、各トラックに微細なサチュレーションを加えたいときや、ローファイ感を出したいとき、サウンドを破壊するような加工をしたいときにも活躍してくれます。
ちなみに、GUIのデザインは南カリフォルニアの高速道路の地図をイメージして構成されたとのことです。
各コントロールセクションの概要

- Input:LA-210の処理工程に入る前の入力レベルを調整
- Comp:オプトセクションによるコンプレッション量を調整。中間位置は約5dBのゲインリダクションに相当します。
- Clip:VCMEのソフトクリップセクションによるソフトクリッピング量を調整。これも中間位置は約5dBのゲインリダクションに相当します。
- Tape:Tupeのテープセクションで適用されるテープサチュレーションとテープワウの量を調整。これも中間位置は約5dBのゲインリダクションに相当します。
- Tone:Tupeのテープセクションのテープ速度を調整。テープのワウスピードと周波数特性の両方を調整します。
- Output:LA-210の処理後の出力レベルを調整できます。

GUIの右側にあるVUメーターをクリックすると、VU Meter Modeを切り替えられます。
- DRIVE:ドライブメーター
- GR:ゲインリダクション
- OUT:アウトプットメーター
DRIVEモードを使用すると、おおよその全高調波歪み(THD)を測定でき、 GRモード(ゲインリダクション)を使用するとLA-210のゲインリダクション全体を測定できます。
Speed Limit
VUメーターの下に配置されている「Speed Limit」は、処理量を調整できるメーターです。マウスで上下にドラッグすることで数値を変更でき、数値が低いほど処理量が低く、数値が高いほど激しく歪むように動作します。
Advanced Controlsセクション

GUI右側の「・・・」のマークをクリックすると更に右サイドにAdvanced Controlsセクションが表示されます。
Advanced Controls上部のディスプレイでは、IN/OUTのレベル、コンプやサチュレーションによって起こる音の変化を視覚的に表示してくれます。
Advanced Controlsの下部は、搭載されている各機能(コンプ、クリップ、テープ)の処理順序を変更・選択できます。仕上げたいサウンドのイメージや、ソースによって入れ替えて音作りすることが可能です。
30種類のプリセットを収録

「LA-210」には、往年のアーティストのサウンドを感じさせるプリセットを含む、全30種類のプリセットが収録されています。
全プリセットのリストは以下の通りです。
General
- Default
- Hybrid Workflow
- Just Found a 4-track
- Too Far Inland for Coastal Radio
- Gentle Destruction
- From a Blown Speaker
- Everything Floats to the Surface
- Gridlock
- Complete Destruction
Historical
- Gold Star 1958(The Champs)
- Chess Studios 1959(Chuck Berry)
- IBC Studios 1964(The Kinks)
- The Wrecking Crew 1964(The Righteous Brothers)
- United Recording 1965
- Sunset Sound 1966(The Doors)
- Stax 1967(Otis Redding)
- NYC 1968
- KHJ AM Broadcast 1968
- RCA 1969(The J.B’s)
- Punk Rock 1970
- Laurel Canyon 1970(CSNY)
- Gold Star 1970(Charles Wright)
- A&M 1971(Carole King)
- Village Recorder 1972(Steely Dan)
- 1972 Starter
- The Record Plant 1977(Fleetwood Mac)
- I Love L.A. 1983(Randy Newman)
- Daptone Records 2005(Sharon Jones)
- Newsbeat Vulfpeck
- Walkies Vulfpeck
以上が「LA-210」の主な概要です。
厳選元の各製品を体験できるプラグインでもあり、「LA-210」のサウンドが気に入った場合は、各有料製品の導入を検討するのもおすすめです。
Goodhertzの製品はどれも非常に優秀なので、ぜひチェックしてみてください。
仕様・プラグイン動作条件
Mac OS X ≥ 10.13
Audio Unit 64-Bit, VST 64-Bit, VST3 64-Bit, or AAX 64-Bit host
Windows ≥ 10
VST 64-Bit, VST3 64-Bit, or AAX 64-Bit host
ダウンロードページ
Goodhertz公式サイトで配布中です。(ページ内の右側にダウンロードリンクが掲載されています)
使用の際、ログインして使用するため、ユーザー登録が必要です。
期間制限なく無料配布中です。
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