Mastering The Mixの「RESO」はサウンドの中に含まれる不要なピークレゾナンス(主に高域)を解析して自動で抑制してくれるダイナミックサプレッサーです。
不要なピークが重なってしまうと耳に付く音が増えてしまい、サウンドのクオリティを下げてしまいます。
特にマスタリングでは不要なピークが多いと綺麗に音圧を上げることが難しくなりますし、意図しない周波数が持ち上がるなど、ミックスバランスを見出してしまう要因にもなります。
通常はイコライザーを使って細かくピークを探しながらカットしていくのですがこの作業は地味で面倒に感じてしまうことも。
RESOがあれば、サウンドに含まれる細かなピークレゾナンスを解析して自動で抑制してサウンド全体のピークレゾナンス処理をスムーズに調整できます。
- ミックス時にピーク処理の仕方がわからない
- イコライザーを使って細かなピークカットをするのが面倒
- 自分のミックスで高域が耳に付くことが多い
- 音数の多い曲を作ることが多く、ミックスに苦労している
RESOのセール情報
●Mastering The Mix Manufacturer Focus Sale
【期間】2024年10月15日~10月27日まで(日本時間10月28日夕方まで)
【開催ショップ】プラグインブティック
【セール概要】「RESO」が26%オフ!
RESO
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Mastering The Mixセール対象製品一覧▽
※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
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RESOの特徴
RESOは、
- オーディオに含まれるピークレゾナンスを素早く解析して特定
- サウンドの周波数が目でチェックできるアナライザー付き
- サウンドを再生してクリックするだけでサウンドを解析・ピーク検出してくれる
- 高度なマスタリンググレードのフィルターを使いレゾナンスを抑制
- 不要なピークを抑制してくれるダイナミックレゾナンスサプレッサー
- 楽器、ボーカル、シンセ、パーカッション、バス、マスタートラックなどミックス内のどのトラックやソースにもインサートして使える
- 検出されたピークを表すノードポイントは個別でチェック可能。ソロでのチェックやミュート、削除もできる
- 検出されたノードを移動したり、ピーク抑制の適用量の調整が可能
- 検出されるのは主に高域が多い
という特徴を持っています。
操作自体は非常にシンプルで、誰でも簡単に使える上に、短時間で問題になり得るピークレゾナンスを特定して解消できます。
不要な周波数のピークを半自動で処理してくれる
ピークレゾナンスは単体楽器にも含まれていますし、いくつかの音が重なることで強調されることもあります。
作曲では使用する楽器やサウンドの周波数の帯域を聞きながらアンサンブルを作っていきますが、いくつかのサウンドをレイヤーしたり、音域が近いサウンドの場合、周波数が重なりピークが大きくなってしまいます。
隠れたピークレゾナンスが重なっていくと耳障りで不快に感じたり、実際に聞かせたいサウンドがスムーズに聞かせられない要因になります。
このピークレゾナンスを解消するにはイコライザーのQを狭めて気になるポイントを探してカットする作業を行います。ただこの作業はミックスに慣れていない人の場合、見つけるのが大変ですし、慣れている人でも、この作業は地味で面倒な作業だったりします。
しかもピークをカットしすぎるとサウンドの印象が変わりすぎたり、必要な部分が削れてパワーが無くなったりしてしまうので、ミックスの中でも丁寧に行う必要があります。
RESOは素早く半自動でピークが集中している箇所を特定して抑制することができるので、ミックスに慣れていない人にとってはピーク調整を短時間で行うことができる便利なプラグインです。
RESOの使い方
使用の流れは、
- ピークをチェックしたいトラックのFXにRESOをインサートする
- サウンドを再生
- GUI中央上のウインドウをクリックしてCALCULATE TARGETSを選択
- RESOがサウンドを解析してピークが集中している箇所にノード(赤いポインター)をマーク
- 表示されたノードをチェックしてアクティブにしていく
となります。
また、
- 自分でピークを探してノードを追加できる
- サウンドをミュートして検出されたピークだけをチェックできる
- マークされたノードはソロモードでチェック可能
- マークした箇所のノードが不要な時は個別で削除できる
- ノードを上下させてピークを抑制する適用量を調整できる
となっていて、解析後にも細かな調整ができます。
サウンドによってかなり沢山のノードが表示されることもありますが、自分でアクティブにするノードを決定できるのでサウンド全体の印象が変わりすぎる時の微調整もしっかりできます。
検出されたノードによってはサウンドの印象をかなり変えてしまうこともあるので、その場合はノードをミュートしたり削除して自分のイメージを保ちながらピーク調整します。
仕様・プラグイン動作条件
【Mac】
- macOS 10.10以降 (macOS12モントレー+Apple M1シリコンをサポート)
- AU、VST 2/3またはAAXホスト(64ビットのみ)
【Windows】
- Windows 7、8または10
- VST 2/3またはAAXホスト (64ビットのみ)
【共通】
- AAXはProTools11以降とのみ互換性があります。
【インストール・アクティベーション】
iLOK(無料)による認証が必要です。
まとめ・販売ショップ
「RESO」はオーディオ内に含まれる不要なピークレゾナンス(主に高域)を解析して抑制してくれるので、聞きやすいミックスを仕上げたい時に重宝します。
まだミックス作業に慣れていない段階では、どんな音が耳につく不要なピークなのかを知ることができるので一つのガイドとして活用することもできます。
細かなピーク処理は地道な作業ですが適切に行うことでサウンドクオリティを高め、リスナーが聴いていて不快にならないサウンドに仕上げられます。
ミックスでピーク処理の仕方がわからない人や自分のミックスで高域が耳に付くことが多いという方はRESOをチェックしてみてください。デモ版が利用できます▽
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RESO以外にも、ミックスをクリアに仕上げるのに活躍してくれるプラグインはこちらでもご紹介しているので合わせてチェックしてみてください。