Antaresの「Mic Mod」は、一般的なマイクで収録したボーカルのサウンドを、世界中のスタジオで使われている100種類以上のマイクのサウンドに近づけてくれるマイクモデリングプラグインです。
ボーカル収録に使用するマイクは、楽曲のクオリティを決定付ける大事な要素。
しかし、ハイクオリティのマイクやヴィンテージマイクは数百万円を超えるものも少なくありません。
所有するには難しい様々な高級マイクのサウンド感を自宅のマイクで収録したボーカルに与えてくれるのが、この「Mic Mod」です。
Mic Modのセール情報
●Antares Back To School Sale
【セール期間】2024年8月22日~9月22日まで 9月30日まで延長(FOXは10月1日午前9時まで)
【開催ショップ】プラグインブティック/プラグインフォックス
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Mic Mod
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※日本円価格は為替変動の影響により、掲載時と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
取扱ショップ | 最新価格 | 特典など |
---|---|---|
Plugin Fox | 75%OFF → $36.75(約5,480円) | ー |
ADSR | $79(約11,780円) | プラグイン付与 |
PluginBoutique | 54%OFF → $39.60(約5,905円 税込) | 約4%のVc還元+有料プラグイン特典 |
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Mic Modの特徴
- 100種類以上の伝説的なマイクをデジタルモデリングしたプラグイン
- Neumann、AKGなどクラシックマイクの名機を忠実に再現
- アナログ時代の温かみのあるサウンドと彩度を付加
- バリエーション豊かなマイクをモデリング&詳細に渡るコントロールが可能
一流のレコーディングスタジオで収録された楽曲と、自宅で収録したボーカルによる楽曲の違いは、ボーカルのサウンドクオリティが大きな要素を持ちます。
有名スタジオでのレコーディングでは、ボーカリストの声質や、仕上げたい楽曲のイメージ、アルバムのコンセプトなど様々な要素を考慮して適したマイクを選ぶのがセオリーです。
一方、自宅でレコーディングするミュージシャンの多くは1本数百万円もするようなマイクライブラリを持てませんし、世界に数本しかないようなマイクでボーカルレコーディングを行いたくても手に入れるのは困難です。
「Mic Mod」は、自宅のマイクで収録したボーカルをそれらの入手困難なクラシックヴィンテージマイクのサウンドに近づけてくれる革命的なプラグインです。
再現しているマイクの機種一覧
「Mic Mod」でモデリングされているマイクには下記のような機種があります。
- 【AEA】R44C
- 【AKG】C12A / C414 / C414B/ULS Limited Edition Gold / C414B/ULS Modified by Audio Upgrades / 460B/CK61-ULS / D112 / C1000S / D790 / C3000 / C4000B / C 12 VR / C414 EB / C535 EB / The Tube / D1 / Solidtube / D5 / Perception 120 / Perception 220
- 【Alesis】AM61
- 【Audio-Technica】ATM11 / AMT25 / ATM31 / AT813A / AT853Rx / AT3525 / AT4047/SV / AT4033a/SM / AT4050 / AT4055 / AT4060 / AT4051 / AT2020
- 【Audix】D4 / OM2 / OM3-xb / OM5 / SCX1 / CX111 / OM-6 / D-1 / SCX-one
- 【B&K】4007
- 【Behringer】Ultravoice ECM 8000 / Ultravoice XM8500
- 【Beyerdynamic】M-500 / M-500 Limited Edition Classic / MC-834 / CK-703
- 【Blue】Bluebird / Blueberry / Mouse / The Bottle
- 【Brauner】VM1 / Valvet
- 【CAD】Equitek E100 / Equitek E200 / Equitek E350 / C400s / VSM1 / 95Ni
- 【Coles】4038
- 【Earthworks】Z30x / TC30K / QTC1
- 【ElectroVoice】N/D357 / PL20 RE55 / RE15 / N/D868 / N/D767A
- 【Groove Tubes】MD-1
- 【Langevin】CR-3A
- 【Lawson】L47MP
- 【Manley Labs】Reference Gold
- 【Marshall】MXL 2001P / MXL 2003
- 【MicroTech】Gefell UM 800
- 【Neumann】U47 / U 87 / U 87 70th Anniversary Gold Edition / M 149 / TLM 193 / KM 184 / TLM103 / U 89i
- 【Oktava】MC-012 / MK-219 / MK-319
- 【RCA】BK5A
- 【Rode】NT1 / NT2 / NTV
- 【Royer】R-121
- 【Sennheiser】MD421 / MD441 / E609 / E835S / K6-ME64
- 【Shure】Beta 52 / Beta 57A / Beta 58 / Beta 87A / Beta 98D/S / SM7A / SM57 / SM58 / SM81 / SM98A / KSM32 / VP88
- 【Sony】C37P / C48 / C800G
- 【Soundelux】U95S
- 【Tannoy】Large Vintage Ribbon / Small Vintage Ribbon
- 【Telefunken】U-47 (Original Tube)
Neumann、AKGなどの非常に高額なビンテージマイクに加え、モダンなマイクまで幅広く収録。
自宅レコーディングのボーカルを合計100種類以上のマイクで収録したサウンドに近づけてくれます。
各マイクに搭載されているコントロールオプションも再現
マイクの機種それぞれには、ローカットフィルタースイッチなどのオプションが搭載されていることがあります。
これらのオプションはマイクのサウンド特性に関わっていることが多いため、「Mic Mod」でもオプションも再現。
実際のマイクと同じサウンド効果を与える様々なコントロールが可能。クラシックな真空管マイクで聞かれたようなアナログサチュレーションの質感も再現可能です。
Mic Modの各セクションの役割・使い方
「Mic Mod」の基本的な使い方は、使っているマイクとモデリングしたいマイクを選択するだけですが、さらに詳細に渡って音を調整することができます。
ユーザーインターフェース上の各セクションは下記のような役割を持っています。
Source Micセクション
Source Mic
「Source Mic」のセクションでは、音声をキャプチャするために使用しているマイクの音響特性を中和するために使用しているマイクを選択します。
Low-Cut
マイクによっては、低音域をカットするローカットフィルターを選択できるものもあります。
実際に使用しているマイクの本体にローカットフィルタースイッチがついている場合、Source MicセクションのLow Cut設定をマイクの設定に合わせます。
Pattern(Source Pattern)
マイクのパターンに起因する周波数特性を中和するために、マイクそれぞれのピックアップパターン(オムニ、カーディオイド、ハイパーカーディオイドなど)を選択します。
使用しているマイクに選択できるパターンがある場合、「Source Mic」のセクションでPattern設定をマイクの設定に合わせます。
Proximity(Source Proximity)
Proximity(近接性)を調整するセクションで、「近接効果」とは指向性マイクを音源に近づけることで発生するものです。
指向性マイクを歌い手の口に近づけると低音がブーストされますが、Proximityコントロールを使うことでモデリングされた個々のマイクの物理的特性に基づき、異なるマイクの距離の効果を作れます。
Input Gain Level Meter
Input Gain Level Meterはソースマイク入力されたレベルが表示されます。
インプットゲインコントロールで入力レベルを調整し、ピークに達さないレベルを設定します。
マイクモデルによって振り幅があるのでモデルを変更するごとにクリッピングが起きないレベルに指定する必要があります。
Modeled Micセクション
Modeled Mic
「Modeled Mic」の項目では読み込みたいモデルのマイクを選択し、それぞれのマイクの音響特性を適用できます。
一部のモデルではマイクの機種名の後に(w) が付いたものがあり、これはウィンドスクリーンが取り付けられたモデルのバージョンを指します。
※モデルマイクメニューでバイパスされている場合、ソースマイクの周波数応答は中和されます。
また、ソースマイクとモデルマイクの両方でバイパスされている状態では、付加されたチューブサチュレーションを除き出力信号は入力信号と同じになります。
Low Cut(Modeled Low Cut)
モデルマイクメニューで選択したマイクに低音域を減らすためローカット フィルターが搭載されている場合はローカットメニューから任意の設定を選択します。
個々のモデルのマイクに基づいているため、使用できるオプションと音響結果はマイクごとに異なります。
Pattern(Modeled Pattern)
一部のマイクモデルでは、Source Patternと同様に複数のピックアップ パターン (無指向性、カーディオイド、ハイパーカーディオイドなど) が選択できます。
Proximity(Modeled Proximity)
Source Proximityと同様にProximity(近接性)を調整するセクションです。
指向性マイクを音源(声の発生元)の近くに配置することで低音域がブーストされる現象を、モデリングマイクセクションのProximityコントロールを使用することで調整できます。
Output Level
OUPUTレベルコントロールでは、Mic Modの出力レベルが調整できるフェーダーです。
0dB設定から始め、クリッピングしない値に調整します。
チューブサチュレーションを付加する際にはこのフェーダーで調整するのがおすすめです。
Tube Saturation(チューブサチュレーション)
UI下部にある「Tube Saturation」のセクションでは、アナログ真空管プリアンプのモデルに音声を通過させ、チューブサチュレーションの質感を加えられます。
強いディストーションを付加することも可能です。
以上が各パラメーターの使い方です。
自宅で歌録りする方は是非「MicMod」を採用してみてください◎
仕様・プラグイン動作条件
【Mac】
macOS 11以降
プラグインフォーマット:VST3、AAX Native、Audio Units (64-bitのみ)
【Windows】
Windows 10以降
AAX Native、VST3(64-bitのみ)
まとめ
Mic Modは、膨大なバーチャルマイクコレクションを揃えられる夢のようなプラグインで、使い方も簡単。
どのマイクを使っているか、どのマイクのようなサウンドにしたいかを設定するだけで、イメージするサウンドのボーカルを再現してくれます。
楽曲のボーカルはもちろん、ナレーションやポッドキャスティングの音声にも活用できるのでおすすすめ。
ハイエンドマイクの価格の数十分の一のコストで、ハイエンドマイクのサウンドを得られるので是非チェックしてみてください▽
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