Mastering The Mixの「FUSER」は、トラック間のボリュームバランスの調整やフェーズを最適化し、明瞭なミックスに仕上げるためのアンマスキングプラグインです。
サイドチェイン・ダッキングの機能を搭載し、コンフリクトしているトラックの問題解消をサポートしてくれます。
- 明瞭でパンチのあるミックスに仕上がらなくて困っている
- トラック間のコンフリクト&マスキングを上手く処理したい
- スッキリとしたミックスに仕上げたい
【セール期間】2023年9月5日~10月4日まで
【開催ショップ】ADSR
【セール内容】「FUSER」リリース記念として、FUSERを購入するとMastering The Mixのプラグインがセットになるキャンペーン
・FUSER + Bassroom
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・FUSER + Reference 2
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・FUSER + Levels
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・FUSER(単体購入の場合)
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※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
目次
FUSER
- ぶつかり合うトラック間の問題を解消
- Resolve Conflicts機能でコンフリクト(ぶつかり合い)の問題を処理
- トラック間のバランスを整えてミックスの明瞭度を向上
- 類似するトラックの位相キャンセルを最小限に抑制するPhase Analyze機能
- シンプルな操作で設定が可能
「FUSER」は、ミックスにおいてトラック間に発生する様々な干渉問題の処理をサポートしてくれるアンマスキングプラグインです。
アレンジは完璧なはずなのにクリアで迫力のあるミックスに仕上がらない…というときは、トラック間のマスキングの問題がある可能性があります。
トラック同士の干渉及びマスキングの問題を処理は、聞きやすくクオリティの高いミックスに仕上げるために欠かせません。
「FUSER」は様々な問題を検知し、ボリュームバランスの健全化、位相最適化、適切なサイドチェインダッキングなどの処理していく際に大活躍してくれます。
Resolve Conflicts機能
2つのトラックのぶつかり合いを解消する際、「Resolve Conflicts」のボタンをクリックすることで、競合しているチャンネル間のマスキング処理を自動的に開始してくれます。
コンフリクトを簡単に解決できる便利な機能です。
ミッド・サイドの値を検出
FUSERを適用させたチャンネルのミッドとサイドの値を表示してくれます。
赤の部分がミッドで、黄色い部分が再度チャンネルを示します。
2つのトラック間の音量を調整するINPUT GAINノブ
UIの左下にある「インプットゲインレベルマッチポインター」では、指定した2つのトラックの音量を一致させるためのゲイン調整ができます。
2つのトラックの音量を同一にするか、どちらかを小さくするかを設定してバランスの良い適用量を設定できます。
手動調整も可能
処理する値を手動で調整することも可能です。
周波数表示画面をダブルクリックすることでノードが作成され、ノードを下にドラッグすることで処理される量が増加します。
UI右上の△ボタン(三角)をクリックするとデルタ信号をモニタリング可能。
ATTACKとリリースを調整する際に便利です。
Phase Analyze機能
Phase Analyze機能は、キックとベース、2つのキックなど、類似するサウンドをレイヤーする場合の位相キャンセルを抑制する機能です。
トラック間で打ち消し合ってしまう位相キャンセル問題に対して、最適な位相回転を検出。
迫力を失ってしまっているサウンドの問題にアプローチしてくれます。
FUSERの使用方法・設定方法
トラック間の問題を解消したい2つのトラックを特定し、設定を始めます。
例えば、ベースとキックの干渉を解消する場合は、ベースがキックを邪魔しないようにベース側にFUSERをインサートします。
ベースのエフェクトチェーンの最終段に「FUSER」を挿入し、キックのトラックをサイドチェインを指定することで設定完了です。
周波数ディスプレイ上の「白線」がサイドチェインの値で、グレーの範囲がFUSERのサブミッシブシグナルの値(適用量)です。
▼参考ビデオ
仕様・システム条件
【Mac】
OS X 10.10 以上
Apple Silicon Native (64-bitのみ)
プラグインフォーマット:AU / VST 2,3 / AAX host
【Windows】
Windows 7/8/10(64-bitのみ)
プラグインフォーマット:VST 2,3 AAX host
【共通】
※AAXはPro Tools 11以降でのみ使用可能です。
まとめ
FUSERは、ミックスをクリアなサウンドで聞かせるために活躍してくれる便利なプラグインです。
同社のプラグイン「RESO」と共通する機能もありますが、さらに広い範囲においてミックスのコンフリクト解消に役立つため、「RESO」を持っている方にもおすすめです。
ミックスに透明感と迫力をもたらしたいときに活躍してくれます。
公式サイトではデモ版がダウンロードできるので是非一度体験してみてください。
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Mastering The Mix社のプラグインは、ミックスの仕上がりをワンランク上に導いてくれる便利な製品が数多くラインナップされています。
下記のページで各製品を取り上げているので、こちらもあわせてチェックしてみてください。
【画像出典】プラグインブティック / Mastering The Mix公式