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「RePitch」50%オフセール【5月24日まで】自然な仕上がりを実現するSynchro Artsのボーカルピッチ修正プラグイン

RePitch

RePitchリピッチは、ボーカルミックスに関わる高品質なプラグインを開発・販売しているSynchro Artsシンクロアーツ社のピッチ修正ソフト。

ピッチ修正・補正ソフトの代表格といえば「Melodyne」を思い浮かべる方が多いですが、メロダインに負けない品質と使いやすさを誇っているのが、この「RePitch」です。

2022年9月に発売された比較的新しいプラグインであるため、まだ国内での知名度は高くありませんが、このプラグインが持つ機能には注目すべきポイントがいくつもあります。

グラミー賞受賞プロデューサーやエンジニアからの要望に基づいて開発されたこともあり、機能性や品質はプロクオリティ。

エディット作業の時短・仕上がりの自然さを実現してくれます。

こんなときにおすすめ
  • より使いやすいボーカルピッチ修正ソフトを探している
  • エディットしていないと思えるほど自然な仕上がりになるソフトが欲しい
  • ピッチ修正作業をもっと効率よく終わらせたい
最新セール情報
Synchro Arts IMSTA Sale
【セール期間】2023年5月17日~5月24日まで
【開催ショップ】プラグインブティック
【セール内容】「RePitch」の通常版が50%オフ!

◆RePitch(通常版)
[SHOP] プラグインブティック
[価格]通常$198(約26,895円 税込) → 50%オフ $217.80(約14,976円 税込)
>> 販売ページはこちら

※日本円価格は為替変動の影響により、掲載時と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。

この記事では、「RePitch」の機能・特徴や、エントリー版「RePitch Element」についてご紹介していきます。

RePitch

▲クイックスタートガイド

「RePitch」は、先進的なボーカルアライメントプラグインの開発会社として、この分野で20年以上もの歴史を持つメーカーSynchro Artsのピッチ修正プラグインです。

ボーカル・楽器のピッチ修正・リズム修正作業を効率よく進められる機能性と、自然で透明感の高いボーカルに仕上げられることが最大の魅力です。

RePitchの特徴・機能

repitch2

「RePitch」は、エディット作業の時短を実現する機能や、自然な仕上がりを実現するための数多くの機能が搭載されています。

それらの主な機能をご紹介していきます!

 

Enhanced musical pitch analysis:高度なピッチ解析機能

「RePitch」が持つ魅力の一つに「人間のピッチ知覚の原理に基づいたノート検出」という特徴があります。

極端なピッチ修正を行ったとしても驚くほど自然な処理により、修正されていることがわからないほどに自然な仕上がりを実現してくれます。

また、歌の質感や雰囲気を損なうことが少ないため、ボーカルのテイクを生かしたピッチ修正ができます。

Tuning Macros:マクロ機能で素早くピッチ修正

「RePitch」にはマクロが収録されており、マクロを適用するだけでボーカルトラック全体を素早くピッチ修正することが可能。
分析したオーディオデータの音階から最も近い半音音階へピッチを合わせてくれます。

手作業で行うと数十分~数時間かかるピッチ修正作業を、マクロによって大きく時短することが可能です。

Scale Detection:高度なスケール検出機能

「RePitch」でボーカルデータを解析すると、ボーカルデータのスケールを自動的に検出し、最も可能性が高いスケールを提案してくれます。

スケール検出されることで、ボーカルデータの調整効率も更に向上。もちろん手動でスケール設定することもできます。

Easy to use tuning tools:使いやすいピッチ&タイニング修正機能搭載

マクロによる一括ピッチ補正も可能ですが、ボーカルの細かなニュアンスやビブラートを活かすための微調整可能な編集ツールも搭載しています。

フォルマントや歯擦音などのコントロールも可能でありながら、直感的な操作で扱えることも魅力です。

ピッチ・歯擦音・ブレスを個別で編集できる

音程があるボーカル部分と、歯擦音やブレスなどの音程を検出しにくい音声部分を別々に調整できます。

従来のピッチ修正プラグインではブレスと声の部分が混同して検出されることもありますが、個別に検出・調整できることで、より自然な仕上がりを作り出すことが可能です。

ARA2:ARA2との互換があるDAWでシームレスに使える

「RePitch」はARA2に対応しています。
ARA(Audio Random Access)とは、プラグインをDAWに搭載されている純正ソフトのように連携性を高める技術の名称で、プラグインとDAW間のオーディオデータの扱いがよりスムーズになります。

「ARA2」は「ARA」の第2世代の技術で、DAWとプラグインの間でやり取りできるデータの種類が向上。
ARA1ではノートやタイミングのデータだけをやり取りしていたものが、ARA2になってコードのデータも取り扱うことができるなど進化を遂げています。

「RePitch」はARAに対応しているため、非対応のピッチ修正ソフトよりも円滑な作業環境を実現しています。

ちなみにMelodyneもARA2対応です。

SynchroLink Connection With VocAlign Ultra:SynchroLink機能でVocAlign Ultraと連携

Synchro Arts社独自の技術「SynchroLink」が搭載されていることで、同社のボーカルアライメントプラグイン「VocAlign Ultra」と接続が可能。

ピッチやタイミングを修正したデータを他のボーカルトラックに反映させられることで、エディット作業時間を節約できます。

サイズ変更可能なUIウインドウ

作業画面のサイズを自由に変更できます。ピッチ修正作業においてディスプレイサイズの自由度は作業効率に直結するポイントでもあります。

拡大・縮小サイズの自由度が高いので快適な編集作業を実現できます。

編集パネルモードの切り替えが可能

ベーシックとアドバンスの2つの編集モードが用意されています。

簡単な編集で時短を優先したい場合はベーシック、更に細かな調整を行いたい場合はアドバンスモードに切り替えることができ、より多くのパラメーターをコントロールできます。

 

iPadを使用したSidecarでエディット作業が可能

MACで使用する際、MACの標準機能である「Sidecar」を使い、タッチペンシルでの作業も可能。

マウスでの作業よりも繊細な修正ラインを描けることも魅力です。

 

「RePitch」には2つのエディションがある

repitch2

「RePitch」には、上位版の「RePitch」と機能制限されたエントリー版「RePitch Element」があります。

Element版は機能制限されているとはいえ、ボーカルのピッチ修正に関わるほぼ全ての作業が行えるので、まずはElement版から購入するのもおすすめです。

各エディションで使える機能の比較表は下記の通り。

機能RePitch ElementsRePitch Standard
公式価格£73.00£139.00
Enhanced Musical Pitch Analysis
Tuning Macros
Main Selector Tool
Center Notes Tool
Split Tool
Draw Tool
Warp Points Tool
Formant Shifting
Level Display
Smooth Join
SynchroLink Connection With VocAlign Ultra
High Resolution Editing
Multi-Region Editing Mode
ARA2 Version For Compatible DAWs
Two Activations With Every License

上位版ではもちろん全ての機能が使えますが、Element版でも基本的なピッチ修正は充分行なえます。

上位版はピッチ修正作業の効率を更に高める機能が充実している、という印象です。

Element版を使ってみて、仕上がりや使い心地に問題なければ更に効率アップのために上位版を導入する。という判断をしてもいいのではないでしょうか。

2台のマシンでアクティベーション可能

「RePitch」は上位版とElement版どちらも2台のPC・MACでアクティベーション可能です。
自宅のマシンと移動用のマシン2台のどちらにもインストールしておけば、どちらでも作業できます。

 

各DAWごとの使用方法

RePitchは、ARA(Audio Random Access)によって、他のプラグインとは異なる連動性を実現します。
そのため、各DAWごとに起動方法・設定に多少の違いがあるため、DAWごとの起動方法は下記の動画を参照してください。
※日本語字幕にするのがおすすめです。

▼Pro Toolsでの使用方法

▼Logic Proでの使用方法

▼Cubase での使用方法

▼Studio One 6での使用方法

▼Ableton Liveでの使用方法

▼FL Studioでの使用方法

他のピッチ修正ソフトとの比較

ボーカルピッチ修正ソフトは複数あるので、初めて導入する方はどれを購入したら良いか悩んでしまうかと思います。

ピッチ修正ソフトを選ぶ際に重要すべき比較ポイントは下記の点です。

  • 仕上がりの自然さ・音質変化
  • 使いやすさ
  • 機能の充実度
  • 価格

特に仕上がりの品質は重要です。価格が安くても自然な仕上がりじゃないと意味がないですよね。

仕上がり感

ピッチ修正後の仕上がりの質に関しては、CUBSE付属の「VariAudio」や、Brainworxの「bx_crispytuner」、Wavesの「WavesTune」よりも、「RePitch」の方がやや自然な仕上がりになる印象です。
※これらのどの製品の品質も悪くはありません。

「Melodyne」や「AutoTuneProのグラフモード」での修正と比較するとどちらも同じくらいかと感じました。

また、ピッチ修正ソフトは製品によって「元データからの音質変化」の程度が異なります。

「Wavestune」「Melodyne」は少々音質変化を感じてしまいますが、「Auto Tune」や「RePitch」は音質変化が少ない印象です。

微細な変化なので聴き比べないと気づかないレベルかもしれませんが、よりクオリティの高い品質を目指すならこのあたりにも配慮しておくべきです。

使いやすさ

使いやすさの面は、ARA2が対応している「RePitch」と「Melodyne」や、CUBASEユーザーであれば「Variaudio」に分があります。
「AutoTune ProX」はARA2に対応しつつありますが、現在はLogicProXとStudio One 6のみの対応にとどまっています。

Melodyneの上位版はコード楽器のピッチ修正もできるので、それらの面も考慮するとMelodyneに分があります。

ただ、単体のボーカル修正に限れば、「RePitch Element」も全く劣らない品質だと感じます。

 

価格

次に価格面です。基本的なピッチ修正が可能&価格が安いエディションの価格は下記のように比較できました。

製品名公式価格実勢価格(税込)
Melodyne Essential$99¥11,000
bx_crispytuner$399¥6,900
Wavestune¥33,000¥5,170
RePitch Element£73.00¥12,000

※2023年4月27日の為替相場で計算

最も購入しやすいのは「Wavestune」ですが、数年に一度有料アップデートが必要になるので、先々を考慮すると避けた方がいいかもしれません。

次に安いのは「bx_crispytuner」です。
ピッチ修正ソフトをこの価格で買えるのは非常に優秀。

コストを抑えたい方は、「bx_crispytuner」か、その他のソフトがセールで同等の価格になったときを狙って購入するのがいいと思います。

費用を抑えつつ総合力で選ぶなら、王道の「Melodyne Essential」か「bx_crispytuner」、または「RePitch」のセールを狙うのが良いかもしれません◎

「RePitch」以外のピッチ補正・修正プラグインは下記ページでそれぞれ特集しています。

Melodyne5
bx_crispytuner
Auto-Tune_Pro

また、ピッチ修正ソフトが標準されているDAW「CUBASE PRO」は下記のページでご紹介しています。

CUBASE コンソール画面

 

仕様・システム条件

【Mac】
・macOS 10.11.6 以上・macOS 12 Monterey対応
・Intel Processors ・Apple社製シリコンM1プロセッサネイティブ対応
・Audio File Format: As supported by host editor
・Works with all Pro Tools hardware

●対応DAW
・Pro Tools 2020.5 to 2023.3) (Apple Silicon native)
・Logic Pro X 10.7.3 ~ 10.7.7
・Ableton Live 11.1.1 ~ 11.2.6
・Studio One Professional 5.4 to 6.0.2.91029
・FL Studio 21
・Cubase Pro 12.0.40 ~ 12.0.60
・LUNA 1.2.11.2684
・Reaper 6.51 ~ 6.66
・Nuendo 12.0.40
・Reason 12.5
・Bitwig Studio 4.4.2 ~ 4.4.3
× GarageBandは非対応。

※Appleシリコン搭載MacでLogic Pro Xを使用する場合、AUプラグインとしてリアルタイムモードでのみ動作が可能。

【Windows】
・Windows 10 (64-bit only)
・Audio File Format: As supported by host editor
・Works with all Pro Tools hardware

※Mac/Win 共に 32-bit版のOS・DAWアプリケーションは非対応です。

●対応DAW
・Pro Tools 2022.6~2022.12
・Ableton Live 10.1.35~11.2.5
・Studio One Professional 5.4.0.66465~6.0.0.89694
・FL Studio 20.9.2.2963~21
・Cubase Pro 12.0.40~12.0.60
・Reaper 6.51
・Cakewalk by BandLab 2020.11~2022.02
・Bitwig Studio 4.4.2
× ACID Pro / Reason / Mixcraftは非対応。

【重要】お使いのDAWがRepitchに対応しているかを公式サイトの対応表でご確認ください。
>> 公式サイトDAW対応表

iLok認証でのオーサライズとなります。

まとめ

ピッチ修正ソフトを選ぶ際に重要視すべきなのは、

  1. 作業しやすい使い心地
  2. 仕上がりの品質

この2点。

他のピッチ修正プラグインと比べて「RePitch」が秀でていることは、まさに「自然な仕上がりにピッチ修正できること」「価格の安さ」です。

Melodyneもプロクオリティのピッチ修正ができますが、「RePitch」も負けていません。
修正したとは思えない自然な仕上がりを実現してくれます。

 

そして、「RePitch」が最も勝っているポイントは「価格面」です。

Melodyneと比較すると、エントリー版も上位版も「RePitch」の方が圧倒的に低価格。

コストを抑えながら、高品質なピッチ修正プラグインを使いたい方には「RePitch」がおすすめです。

まずは、エントリー版である「RePitch Element」を使い始め、使い心地や仕上がりに満足できるようであれば上位版へアップグレードする流れが良いのではないでしょうか。

Melodyneが最も多くの人から支持されてきましたが、新たに登場した「RePitch」も今後多くの支持を集め、旋風を起こすと思います。

まずはElement版をチェックしてみるのがおすすめです!

>> 販売ページ

※トライアル版は公式サイトからDLできます。
>> Synchro Arts公式サイト

 

「RePitch」のエディション・価格一覧

エディション名価格
RePitch(Standard版)$217.80
RePitch Element(エントリー版)$99
RePitch Crossgrade from any Synchro Arts Product$174.90
RePitch and VocAlign Ultra Bundle$603.90
2023年4月
●Synchro Arts RePitch Elements Intro Sale
【セール期間】2023年4月27日~5月10日まで(PIBは5月15日まで)
【開催ショップ】プラグインフォックス・プラグインブティック
【セール内容】「RePitch」のエントリー版「Element」が30%オフ
◆RePitch Element
・プラグインフォックス
[価格]通常$99(約13,444円 税込) → 30%オフ $69(約9,370円 税込)
・プラグインブティック
[価格]通常$108.90(約14,862円 税込) → 30%オフ $75.90(約10,358円 税込)

【画像出典】Plugin Boutique