「MASSIVE」「MASSIVE X」の最新セール情報【Native Instrumentsのウェーブテーブルシンセ】

Native Instrumentsのウェーブテーブルシンセ「MASSIVE」はEDMやダブステップなどのダンスミュージックの定番シンセとして長い間トップに君臨していた超有名シンセです。

近年は「Sylenth1」、「SERUM」、「Spire」、「VPS Avenger」、「Nexus」といったシンセが続々登場して、ファーストチョイスとはならなくても、まだまだ現役で活躍しているシンセです。

さらに最新バージョンの「MASSIVE X」がリリースされて、新しいフェーズに移行、「MASSIVE 」独自の進歩を進めています。

そんな「MASSIVE」はメーカー価格で20,100円(税込)と発売から時間が経っているのにもかかわらず少し高いです。また、「MASSIVE X」も26,800円(税込)ということで、単体で買うのに少し躊躇してしまう金額ではあります。

このページでは今でも「MASSIVE」を使ってみたいという人は、どうやって買うのが良いのか?そもそも今「MASSIVE」を単体で買うのはおすすめなのかという点をまとめました!

「MASSIVE」「MASSIVE X」の最新セール情報

現在、「MASSIVE」「MASSIVE X」のセールは開催されていません。セールが開催されたタイミングで当サイトとTwitter(@daw_hack)で発信します。

ただ、「MASSIVE」「MASSIVE X」単体でのセールというのはほとんど無いので、「MASSIVE」「MASSIVE X」を単体で購入するより「KOMPLETE 13」のような全部入りバンドルを購入した方が「MASSIVE」「MASSIVE X」を含む多くのシンセやエフェクトが手に入り、それぞれのインストゥルメントを単品で買うよりも単価が安くなるので、予算的に余裕があるなら「KOMPLETE 13」がおすすめです。

前回は2021年6月1日~6月30日まで

「KOMPLETE 13 ULTIMATE」
「KOMPLETE 13 ULTIMATE Collector’s Edition」

が最大50%OFFという「Native Instruments SUMMER OF SOUND SALE」を開催していました。

Native Instrumentsは比較的セールが多いメーカーなのでセール期間を狙って購入するか、ポイント還元がある楽器店の販売サイトで購入する方が安いです。

また、単体での購入は「Native Instruments」メーカーサイトでの購入になります。

主な販売サイト

native-instruments.com※販売元

「MASSIVE」

  • フルバージョン:¥20,100(税込)

「MASSIVE X」

  • フルバージョン:¥26,800(税込)
  • アップデート・クロスグレード:¥20,100(税込)※「MASSIVE」を持っている人対象

「MASSIVE」が欲しい人は単体よりもバンドルがおすすめ

リリースから年月が経っている「MASSIVE」を単体で買うのは少しもったいないので購入を検討している人は「MASSIVE」も収録されている「KOMPLETE 13 SELECT」がおすすめ。

「KOMPLETE 13 SELECT」は

  • 「KOMPLETE 13」の低価格版:販売価格25,800円(税込)
  • 16種類のインストゥルメントやシンセが収録されている※個別で購入すると204,300円相当の製品が収録
  • 「KOMPLETE 13 SELECT」から「KOMPLETE 13」や「KOMPLETE 13 ULTIMATE」へ割引価格でアップグレードできる

というもので、低価格版ではありますがDTMをこれから始めようと考えている人にとってはインストゥルメント、エフェクトなど充実した内容で音楽制作に使えます。

また、「MASSIVE」を持っていれば「MASSIVE X」がクロスグレード価格で買えるのでお得です。

「KOMPLETE 13 SELECT」の収録製品

「KOMPLETE 13 SELECT」はKOMPLETEの中でエントリーモデル的な位置で価格も良心的。その上、MASSIVEの他にアナログモデリングのモノシンセMONARKやKONTAKT 6のアップライトピアノやエレピ、オルガン、ドラム、パーカッション音源、さらにエフェクトプラグインやプリセットを多数収録したエクスパンションなど、かなりお得感のあるグレードです。

シンセ

MASSIVE以外のシンセもかなり使えるものばかり。特にMONARKはMASSIVE以上に図太いリードシンセやベースシンセが作れます。

  • MASSIVE:ファットなベースや鋭いリードが特徴、1300種類のサウンドプリセット収録
  • MONARK:アナログシンセをモデルしたモノシンセ
  • REAKTOR PRISM:音作り無限のユニークなポリフォニックシンセ
  • REAKTOR FACTORY SELECTION:DSPラボで開発されたシンセコレクションを収録

KONTAKT 6 音源

Native Instrumentsが誇る最強サンプラー「KONTAKT 6」の音源も収録。「KONTAKT 6」にデフォルトで収録されている音源以外も入っていて、どれも使えるものばかりです。

  • ETHEREAL EARTH:アコースティックサウンドにシンセなどをテクスチャーした音源
  • HYBRID KEYS:ピアノ、マレット、キーボードサウンドに独特のエフェクト処理をミックスしたサウンド
  • RETRO MACHINES MK2:16種類のアナログシンセをサンプリングした音源
  • SCARBEE MARK I:70年代のエレクトリック・ピアノをサンプリング
  • SCARBEE RICKENBACKER BASS:Rickenbacker® 4003をサンプリングしたRickenbacker®公認製品
  • THE GENTLEMAN:ビンテージアップライトピアノをサンプリングしたピアノ音源
  • VINTAGE ORGANS:5つのオルガンをサンプリングした音源
  • WEST AFRICA:西アフリカのパーカッションやメロディックインストゥルメントをサンプリングした音源
  • DRUMLAB:アコースティックドラムとエレクトリックドラムを組み合わせて使えるドラム音源
  • KONTAKT FACTORY SELECTION:KONTAKT FACTORYの中から厳選したインストゥルメントを収録したライブラリー

 

ただし、「KOMPLETE 13 SELECT」に「KONTAKT 6」は収録されていないので、無料で使える「KONTAKT 6 PLAYER」を利用しましょう。

>> KONTAKT 6 PLAYERのダウンロードページ

エフェクト

エフェクトはリバーブ、ディレイ、フェイザー、バスコンプと便利なプラグインが収録されています。

  • RAUM:万能型リバーブ
  • PHASIS:定番フェイザーサウンド、プリセットも豊富で使いやすい
  • REPLIKA:2基のディレイを備えたデジタルディレイ
  • SOLID BUS COMP:SSLバスコンプをモデリングした万能バスコンプ

エクスパンション

エクスパンションはMASSIVE、MONARK、MACHINE、BATTERYといたNI製品のプリセットやオーディオサンプル、パターンを収録している製品です。

  • DEEP MATTER:ベルリンテクノをイメージしたサウンド・プリセットを収録
  • LILAC GLARE:エレクトリックR&Bをイメージしたサウンド・プリセットを収録
  • SOLAR BREEZE:アコースティックとエレクトロニカを融合したインディーエレクトロニカをイメージしたサウンド・プリセットを収録
  • TRUE SCHOOL:ビートメイクに役立つオールドスクール、ニュースクール両方を融合したサウンド
  • VELVET LOUNGE:フューチャーソールをイメージしたサウンド・プリセットを収録

 

【販売価格:¥25,800(税込)・アップグレードバージョン:¥12,800】

「MASSIVE」「MASSIVE X」が含まれているバンドル

●「KOMPLETE 13 SELECT」 25,799円※MASSIVE Xは未収録

●「KOMPLETE 13 ULTIMATE」 144,400円

●「KOMPLETE 13 ULTIMATE Collector’s Edition」 ¥204,800

KOMPLETE 13へのアップデートチェックリスト

NI製品や過去のKOMPLETEシリーズを所有している人はアップデート価格でKOMPLETE13が購入できます。

NI製品からKOMPLETE13へのアップデートやアップグレード対象の製品がこちらです。

アップグレード/クロスグレード対象
所有プロダクト K13 S K13 K13U K13U CE
KOMPLETE AUDIO 6 Collection
KOMPLETE KONTROL A-Series Collection
KOMPLETE KONTROL S-Series w/ KOMPLETE Select
KOMPLETE SELECT and 11-13 SELECT
KOMPLETE 2-7
KOMPLETE 8-12
KOMPLETE 8-12 ULTIMATE
KOMPLETE 13
KOMPLETE 13 ULTIMATE
KONTAKT 1-6
MASCHINE MIKRO MK3 Collection
MASCHINE Controller w/ MASCHINE 2 Software & KOMPLETE Select
Symphony Series Collection
Symphony Series Essentials

K13 S= KOMPLETE 13 SELECT
K13 = KOMPLETE 13
K13U = KOMPLETE 13 ULTIMATE
K13U CE = KOMPLETE 13 Ultimate Collector’s Edition 

※データ参照:native-instruments.com

「KOMPLETE 13」の購入は公式サイト以外の販売サイトのポイント還元を利用すると実質の購入価格よりも安く買えます。

「MASSIVE」は今買っても使える?

「MASSIVE」は現行のソフトシンセの中では古いシンセです。他社のシンセがメジャーアップデートをしたり、新しいシンセを発売しているので、現在の制作で「MASSIVE」がファーストチョイスとして使えるのか気になっている人がいるかもしれません。

個人的に「MASSIVE」が現在の最先端ダンスミュージックで使えるのか?と考えると

問題無く使えるが、他のシンセの方がより今っぽい音やプリセットが収録されているのでメインシンセとして、あえて今「MASSIVE」を選ぶ理由は少ない

といった感じです。

個人的に「MASSIVE」のメリット・デメリットは

メリット

  • 音の太さ
  • GUIがわかりやすく音作りがしやすい
  • 使い方のTips動画が沢山出ているから初心者でも使える
  • 無料・有料プリセットが豊富

発売から時間が経っていることもあって、Tipsやチュートリアル動画も多いですし、無料プリセット配布も多いので、1から音作りをしなくてもジャンルに特化した音を使えるのがメリットだと思います。またベースやリードの太さは、まだまだ健在です。

デメリット

  • シンセエンジンが古い
  • プリセットが最新の音では無い
  • 同じジャンルなら他のシンセの方が良い場合がある
  • プリセットブラウザが重い

現行シンセの中で古い分、シンセエンジンも最新のテクノロジーではないため、音質が気になるサウンドもあります。また、プリセットは豊富ですが最新の音楽に合わせたプリセットは他のシンセの方が充実しているケースもあります。

また、プリセットブラウザの挙動が若干重いので、新しいシンセの方が使いやすい面があります。

Sylenth1」、「SERUM」、「Spire」、「VPS Avenger」、「Nexus」といったEDMなどダンスミュージック向けのシンセがありますが、中でも「SERUM」は完全に「MASSIVE」と同系統のシンセであり、現在の使用人口も多いので、新しくウェーブテーブルシンセを購入するなら「SERUM」の方がおすすめかなと思います。

また、音質面では「VPS Avenger」、プリセットの多さで「Nexus」と、以前と違って「MASSIVE」じゃなきゃダメというケースは少なくなってきています。

「MASSIVE X」の評価は?

「MASSIVE」の後継シンセとして新しく登場した「MASSIVE X」ですが、実際に使ってみると

  • 「MASSIVE」とは別物シンセ
  • 音の太さ、音質は良い
  • 自由なルーティング、音作りができる(モジュレーション部分は特に強い)
  • プリセットがまだ少ない
  • シンセ初心者にはとっつきにくくて挫折してしまいそう

という印象です。

「MASSIVE」を正統に引き継いだシンセではなく、新しく生まれ変わったシンセという感じです。音も「MASSIVE」の売りだったギラギラしたベースやリードといったEDM、ダブステップ特化で使える音というよりも、様々なジャンルに対応できる柔軟な音作りをサポートする懐の深いシンセになっています。

そのため、シンプルにパっと聴いてジャンルが想像できる音は少なく、シンセ初心者にとってはとっつきにくいと感じたり、見た目的に複雑に感じてしまいそうかなと思いました。

EDMなどBIGROOM的なサウンドを簡単に鳴らしたいという人は上述したような別のシンセの方が合っているかなと思います。

また、近年のNative Instrumentsは全体的な方向性がシネマティックサウンド、劇伴、映像作品作りをテーマにしたサウンド傾向にあるように感じるので、「MASSIVE X」もジャンルに特化したシンセというより幅広い曲で使える自由度を意識した設計になっているように感じます。

まだ新しいシンセなのでプリセットやエクスパンションが少ないのも、上記のように感じる理由かもしれません。プリセットやエクスパンションでガラりと方向性が変わることもあるので今後に期待です。

プラグイン仕様

「MASSIVE」

  • Mac:macOS 10.13、10.14、 10.15 または 11.2(最新アップデート)
  • Windows 10 (最新Service Pack)
  • Intel Core i5 または同等の AMD CPU、4GB RAM
  • プラグインフォーマット:VST・AU・AAX

「MASSIVE X」

  • Mac:macOS 10.14、 10.15 または 11.2(最新アップデート)
  • Windows 10 (最新Service Pack)
  • Intel Core i5 または同等の AMD CPU、4GB RAM(6GB推奨)
  • プラグインフォーマット:VST・AU・AAX

「MASSIVE」「MASSIVE X」のセールまとめ

「MASSIVE」と「MASSIVE X」の価格は

  • MASSIVE:20,100円(税込)
  • MASSIVE X:26,800円(税込)

なので、現時点で単品で購入するのは少し勿体ないです。

それよりも「KOMPLETE 13 SELECT」(¥25,800税込)を購入した方がMASSIVEも付属していますし、MASSIVE Xをクロスグレード価格20,100円で購入できるのでお得。

セールのタイミングで「KOMPLETE 13 SELECT」やその他の「KOMPLETE 13」を安く購入した方が入手できる音源の数が断然違います。

6月のサマーセール、11月~12月のブラックフライデー時期はセールが行われるのが濃厚です。しっかり最新のセール情報をチェックしましょう!


【画像出典】native-instruments.com