「Bitwig Studio」はBITWIG社から2014年にリリースされて以降、楽曲制作だけでなく、ライブパフォーマンス向け機能も充実した次世代DAWとして注目されています。
リアルタイムパフォーマンス機能が充実したDAWと言えば「Ableton LIVE」が定着していますが、Bitwig StudioはAbleton LIVE開発メンバーが立ち上げた会社ということもあり、リアルタイムパフォーマンスや、楽曲制作でより細かく柔軟なコントールができるのが特徴です。
価格面でも他のDAWと比べて安いので、これからDTMを始めたい人にも導入への敷居が低いのも魅力です。
- リアルタイムパフォーマンスで使いやすいDAWを探している
- 即興性のある楽曲制作をしたい人
- MIDIとオーディオをシームレスに編集しながら制作できるDAWを使いたい
- リミックス・アレンジがしやすいDAWを使いたい
- ダンスミュージック・エレクトロニックミュージックを作っている
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Bitwig Studio5のラインナップと価格
現在の最新バージョン「Bitwig Studio 5」には、
- Bitwig Studio:フルバージョン
- Bitwig Studio Producer:ミドルクラスグレード
- Bitwig Studio Essentials:エントリー版
という3つのラインナップが用意されています。
Bitwig Studio 4まであったBitwig Studio 16-Track、8-Trackのトラック制限有りのエントリーグレードが無くなっています。
機能 | Essentials | Producer | Bitwig Studio |
マルチコアおよびマルチプロセッサーに完全対応した高性能オーディオ・ソフトウェア | ○ | ○ | ○ |
全プラットフォームでのJACKトランスポートを含むASIO、Core Audio、JACKのサポート | ○ | ○ | ○ |
32 bit浮動小数点オーディオ処理、最大192 kHzオーディオサンプルレート | ○ | ○ | ○ |
スケーラブルなベクターベースのGUI | ○ | ○ | ○ |
オーディオ、インストゥルメント、ハイブリッド・トラック | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
エフェクト・トラック | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
グループ・トラック | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
シーン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
VST/CLAPプラグイン(サイドチェーン対応、32/64 bitブリッジ、ディレイ補正、クラッシュ保護機能付き) | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
VST/CLAPプラグイン・マルチアウト | – | ○ | ○ |
オーディオ・コンピング | – | ○ | ○ |
オーディオ・エクスポート(マルチトラック・エクスポートを含む) | 16-bit、24-bit、32-bit | 16-bit、24-bit、32-bit | 16-bit、24-bit、32-bit |
ファイルのインポート:WAV、AIFF、MP3、AAC、WMA、FLAC、OGG Vorbis、MIDI | ○ | ○ | ○ |
オーディオI/Oバス | 4/8 | 無制限 | 無制限 |
タイムストレッチ | 3アルゴリズム:Stretch,、Stretch HD、Slice | 8アルゴリズム:Stretch、Stretch HD、Slice、Cyclic、Elastique、Elastique Solo、Elastique Eco、Elastique Pro | 8アルゴリズム:Stretch、Stretch HD、Slice、Cyclic、Elastique、Elastique Solo、Elastique Eco、Elastique Pro |
スライスからマルチサンプル、スライスからDrum Mashine | – | ○ | ○ |
レイヤー編集(ノートとオーディオ) | – | ○ | ○ |
バウンスとバウンス・イン・プレイス | ○ | ○ | ○ |
複数のプロジェクト | – | ○ | ○ |
拡張リモコンエディター | – | ○ | ○ |
ディスプレイ・プロファイル | 3プロファイル:シングルディスプレイのみ | 8プロファイル:シングル&マルチディスプレイ | 8プロファイル:シングル&マルチディスプレイ |
プロジェクト・テンプレート | ロード | ロードと保存 | ロードと保存 |
クリップランチャーとタイムラインのシームレスな統合 | ○ | ○ | ○ |
タッチ・インテグレーション | ○ | ○ | ○ |
MPEのサポート:再生、録音、編集 | ○ | ○ | ○ |
プラグ&プレイMIDIコントローラー対応 | ○ | ○ | ○ |
MIDIクロック同期 | ○ | ○ | ○ |
Ableton LINK | ○ | ○ | ○ |
ボイススタッキング | ○ | ○ | ○ |
ノートとオーディオ・イベントのオペレーター | ○ | ○ | ○ |
インストゥルメント | 3 | 11 | 13 |
オーディオFX | 17 | 32 | 46 |
ハードウェア・デバイス | 5 | 8 | 8 |
NOTE FX | 4 | 11 | 24 |
コンテナ & ルーター | 1 | 12 | 21 |
SPECTRAL SUITE | – | – | ○ |
モジュレーター | 10 | 18 | 42 |
サウンド・パッケージ | 16 | 22 | 43 |
※出典:Bitwig公式サイトより
Bitwig Studioバージョン5独自のプレイヤー・モードにより、どのエディションを所有していても、プロジェクトは共有できます。
プロジェクトに所有しているエディションに含まれていないインストゥルメントやFXが含まれていても、プレイヤー・モードで開くことができ、作業を続行したり、選択したパラメーターを微調整することができます。
Bitwig Studio:フルバージョン
Bitwig Studioの最新バージョン5の機能をすべて収録した最上位グレードです。
- 154 のインストゥルメント、オーディオおよびノート FX
- プロデューサーデバイス (フェーズ 4、コンボリューション、EQ+、ノート リピート、スペクトラル スイートなど)
- 42個のモジュレーターを備えたモジュレーションシステム
- サウンド、ループ、プリセットの完全なライブラリ
- グリッド: インストゥルメント、オーディオ FX、およびノート FX をロードおよび構築するためのモジュラー サウンド デザイン環境
など新機能を含む全てのコンテンツが付属しています。
Bitwig Studioの機能を使って本格的なDTMを行うならフルバージョンがおすすめです。
■価格:$399(国内価格 ¥69,300 税込)
Bitwig Studio Producer:ミドルクラス・エディション

Bitwig Studio ProducerはBitwig Studioの真ん中に位置するミドルクラスのグレードです。
最上位グレードのBitwig Studioより、機能面や追加コンテンツが少ないものの、ベーシックなDAW機能を備えたグレードになります。
- 92種類のインストゥルメント、オーディオ&ノートFXなど
- Essentialsより更に多くのデバイス(Polysynth、Delay-4、Humanizeなど)
- 18のモジュレーターを備えたモジュレーション・システム
- サウンド、ループ、プリセットの拡張ライブラリー
- 無制限のオーディオ、インストゥルメント、ハイブリッドのトラックとシーン
- サイドチェーンとマルチアウトオプションを備えた無制限のVST/CLAPプラグイン
- プロ仕様の編集・アレンジツールとレイヤー編集
- ドラムマシン/サンプラーへのスライス
- zplaneのElastiqueを含む8つのオーディオストレッチ・アルゴリズム
- MIDI/CV互換性のあるネイティブのハードウェア統合、さらにMPEフルサポートとマルチタッチ統合
- 最大3画面用の8つのディスプレイプロファイル
- 無制限のオーディオ入出力バス
- 複数のプロジェクトを同時に開き、タブ間でドラッグ&ドロップ可能
- アレンジャーとクリップランチャーでオーディオ・コンピングが可能
トラック数の制限も無いので、予算を抑えてBitwig Studioの機能を試したい人、Bitwig StudioをサブDAWやライブパフォーマンス用に使いたいという人におすすめです。
■価格:$199(国内価格 ¥34,100 税込)
Bitwig Studio Essentials:エントリーエディション

Bitwig Studio EssentialsはBitwig Studioの基本機能を備えた入門版的なグレードです。
インストゥルメントや新機能などいくつかの機能が制限されていますが、エレクトロニック系のジャンルを作るのにBitwig Studioを試してみたい人におすすめ。
- 92種類のインストゥルメント、オーディオ&ノートFXなど
- Essentialsより更に多くのデバイス(Polysynth、Delay-4、Humanizeなど)
- 18のモジュレーターを備えたモジュレーション・システム
- サウンド、ループ、プリセットの拡張ライブラリー
- 無制限のオーディオ、インストゥルメント、ハイブリッドのトラックとシーン
- サイドチェーンとマルチアウトオプションを備えた無制限のVST/CLAPプラグイン
- プロ仕様の編集・アレンジツールとレイヤー編集
- ドラムマシン/サンプラーへのスライス
- zplaneのElastiqueを含む8つのオーディオストレッチ・アルゴリズム
- MIDI/CV互換性のあるネイティブのハードウェア統合、さらにMPEフルサポートとマルチタッチ統合
- 最大3画面用の8つのディスプレイプロファイル
- 無制限のオーディオ入出力バス
- 複数のプロジェクトを同時に開き、タブ間でドラッグ&ドロップ可能
- アレンジャーとクリップランチャーでオーディオ・コンピングが可能
■価格:$99(国内価格 ¥17,600 税込)
Bitwig Studio:エデュケーション版
最上位グレードのBitwig Studioには学生や教員の方向けのエデュケーション版が用意されています。購入には学生証や教員証などの証明書類が必要です。
■価格:$269(国内価格 ¥34,100 税込)
Bitwig Studio:アップグレード版
アップグレード版も用意されています。
Bitwig Studioアップグレード版【16-Track を所有している人が対象】

Bitwig Studio 16-Trackを保持しているユーザー向けのBitwig Studioへのお得なアップグレード版です。
- Bitwig Studio 16-Track → Bitwig Studio:¥51,700 (税込)
- Bitwig Studio 16-Track(Bitwig Studio Essentials含む) → Bitwig Studio Producer:¥17,600 (税込)
また、12ヶ月のアップグレードプランも更新され、ご購入から12ヶ月以内でしたら無償で最新版へのアップデートが可能です。
Bitwig Studioアップグレード版【8-Track を所有している人が対象】

Bitwig Studio 8-Trackを保持しているユーザー向けのBitwig Studio(フルバージョン)へのお得なアップグレード版です。
- Bitwig Studio 8-Track → Bitwig Studio:¥62,700 (税込)
- Bitwig Studio 8-Track → Bitwig Studio Producer:¥29,700(税込)
- Bitwig Studio 8-Track → Bitwig Studio Essentials:¥13,200 (税込)
また、12ヶ月のアップグレードプランも更新され、ご購入から12ヶ月以内でしたら無償で最新版へのアップデートが可能です。


Bitwig Studio 12 ヶ月アップグレードプラン

Bitwig Studio 12 ヶ月アップグレードプランは購入後12ヶ月の間、最新のBitwig Studioが利用できるプランです。
初期費用を抑えてBitwig Studioを導入したい人、期間限定のプロジェクトなどでBitwig Studioを使う必要がある人にもおすすめです。
購入後12ヶ月以降は更新しない場合、所有しているバージョンまでしか使用できません。
Bitwig Studio:トライアル版
Bitwig Studioの機能を購入前に試したい人向けのトライアル版が用意されています。
30日間無料で機能を無制限で体験できます。体験版の利用はBITWIGのアカウント登録(無料)が必要です。
Bitwig Studioの特徴
Bitwig StudioはDAWとしての基本機能に加えて、
- 柔軟で細かなエディットが可能な編集ツール
- 作曲やパフォーマンスで活躍するインストゥルメントとエフェクター
- 楽曲制作をサポートする数千のプリセットやクリップ、サンプル
という点に力を入れています。
Bitwig Studioにはミキサーの他に独立した2つのシーケンサーが備わっていて、アレンジを行うタイムラインに加えて、クリップランチャーというノートやオートメーションなどの断片的なクリップを収納しており、そこからクリップを自由にループ再生させながら、自由に曲の中に取り入れることができます。
クリップランチャーにはループ素材の他に作成したMIDIフレーズも収納しておけるので、複数のテイクの中から気に入った部分だけを、直感的に取り入れることができます。
Bitwig Studio 5の主な新機能
Bitwig Studio 5では、ブラウザーの一新や5つの新しいMSEG(Multi-Segment Envelope Generator)が導入されています。
モジュレーターはトラックやプロジェクトレベルのパラメーターをコントロールしたり、ポップアウトウィンドウに拡張したりと、より多くの作業をスムーズにすすめることができるようになっています。
MSEG:柔軟なエンベロープ機能
MSEG(マルチセグメント・エンベロープ・ジェネレーター)はサウンドシェイピングに便利なツールです。
5つのMSEGには、Gridモジュール5種、モジュレーターとしても使用できる2種が追加。
カスタムエンベロープ、オートメーションシェイプ、ループパターンなどを備えており、必要な数のポイントで独自のエンベロープを描画し、必要に応じてループさせたり、独自のLFOを作成可能。
柔軟なサウンドデザインやシェイピングができます。
- Segments:グローバルなタイムスケーリングとループモードを備えたエンベロープ。GridやPolymerモジュールとして、または任意のパラメーターを制御するモジュレーターとして使用します。
- Curves:ビートタイムやグルーヴに同期できるLFOモジュレーターとGridモジュール
- Scrawl:The GridとPolymerのためのアンチエイリアス・オシレーター
- Slopes:ステレオフェイズオプションを備えたThe Grid用のパターンシーケンサー
- Transfer:The Gridに入力されたオーディオやその他の信号を変換するためのウェーブシェイパー
進化したモジュレーションシステム
オーディオやCV信号を含むコントロールソースを用いて、あらゆるデバイスやプラグインに影響を与えることができます。
モジュレーターはデバイスに限定されず、ミキサーやプロジェクトコントロールも可能。
ステップシーケンサーからオーディオサイドチェーン、エンベロープまで、40種類以上のモジュレーターを駆使して、ミキサー全体をコントロールできます。
また、1つのLFOで、同じトラック上のあらゆるデバイスや、トラックのパン、センド、その他のパラメーターをモジュレートできます。
さらに、そのLFOをプロジェクトレベルに移せば、すべてのデバイス、チャンネルストリップ、トランスポートターゲットにもモジュレーションを加えることができます。
ライブパフォーマンスに最適化された新しいクリップランチャー
Bitwig Studioの便利な機能でもあるクリップランチャー(Clip Launcher)は、クリップをクリックして起動させることができますが、バージョン5では、マウスポイントのクリックを離したときにクリップが止まるように設定したり、前に再生していたものに戻ったりといったアクションを自由に設定できるようになりました。
クリップの「次アクション(Next Action)」と「on Release」メニューから自由に設定できるので作曲中の他にライブなどのリアルタイムコントロールの面も向上しています。
刷新されたブラウザー画面
Bitwig Studio 5ではプラグイン、プリセット、ウェーブテーブル等の検索結果が、すべて一か所に集まるようにブラウザがわかりやすく刷新されています。
Bitwig Studioバージョン4までの主な機能
- あらゆる素材を録音、編集、アレンジするための直感的な操作が可能な3つのメインレイアウト(Arrange、Mix、Edit)
- オーディオのストレッチ、スプリット、ピッチ、パン、コピー、リバース、追加、移動、再配置が可能
- MIDI機器やCV搭載機器へのハードウェア・インテグレーションに対応
- 一般的なノート編集、Velocity、Gain、Pan、Timbre、Pressureなどのパラメーター、マイクロピッチやレイヤー編集などのツールを備え、MPE(Multidimensional Polyphonic Expression)にも対応
- JouéやRoli Seaboardなど最新のMIDIコントローラーを使用して、多彩な表現が可能
- VSTプラグインのホスティングを独自の方法で処理し、異なるホスティング・モードとプラグインのクラッシュ保護を備えたクラッシュ・プロテクション機能
- タッチスクリーンに対応
- シーケンスされたノートやオーディオのイベントに、ループでは表現できない動的な変化を与えるOperator(オペレーター)搭載
- FLP(FL Studio)、ALS(Ableton Live)のプロジェクトファイルのインポートに対応
- 90種類以上のインストゥルメント、オーディオおよびノートFX、コンテナデバイス、シグナルルーターを搭載
- 書き出し対応オーディオファイル:WAV / FLAC / OGG / MP3 / OPUS
柔軟で細かなエディットが可能な編集ツール
Bitwig Studio 4になってタイムラインとワークフローをアップデートしてより柔軟な編集が行えるようになりました。
オーディオ・コンピング
オーディオ・コンピングは複数のテイクの中から気に入った部分を組み合わせて作り変えられる機能です。
複数のテイクのゲイン調整やタイミング調整にも対応、リアルタイムに複数のテイクからタップして選択できます。
さらにクリップ自体を再生しながらリアルタイムに変化を加えることが可能なので、シンプルな素材から自分だけの音に変化させられます。
再生しながらの編集に対応しているのでリアルタイムパフォーマンスでかなり活躍してくれます。
Operators(オペレーター)
Operators(オペレーター)はシーケンスされたノートやオーディオにループでは表現できないような動的な変化を加えられます。
備わっている4つのモードで柔軟な変化を加えられます。
ハイブリットトラック
Bitwig Studio 4にはMIDIで打ち込んだフレーズを素早くトラック内にオーディオとして書き出して編集が可能なハイブリッドトラックが搭載されています。
一般的なDAWに備わっているトラックの場合はMIDIトラックとオーディオトラックがそれぞれ別なので、MIDIからオーディオに変換するためにはいくつかのステップが必要でしたが、このステップが不要になるので、作業がスムーズに進められます。
オーディオ素材のテンポ合わせが楽
Bitwig StudioはAbleton Liveと同様にオーディオのストレッチが非常に優秀です。
ホストで設定されているテンポと違うオーディオ素材やスライス情報が登録されていないファイルも素早く調整してくれます。
追加エフェクト
Convolution
Bitwig Studio 4では新たにConvolutionというIR(インパルスレスポンス)を使用したリバーブが搭載されています。
IRリバーブは空間の音を収録したIRファイルを使用して、空間の音を素材に適用できるリバーブです。
Bitwig Studio 4では270種類のIRファイルに加えて自分で用意したIRファイルを読み込んで使用できるのでリアルな空間演出が可能になっています。
Delay+
Delay+は通常のディレイに新しいコントロールを備え、サウンドに個性を加えることが可能。
5種類のBlurオプションでフィードバックの質感を変化させられます。
システム環境
【Mac】
- Mac:macOS 10.14(Mojave)以上
- CPU:64-bit Intel または Apple Silicon CPU、RAMメモリ:4GB以上
【Windows】
- Windows:Windows 7、8、10、11(64bitのみ)
- CPU:Dual-core AMD または Intel CPU、またはより高速なもの(SSE4.1 対応)、RAMメモリ:4GB以上
【Linux】
- Flatpak がインストールされた最新のディストリビューション、またはUbuntu 20.04以上
【共通】
- ディスプレイ:1280 x 768 以上
- RAM:4 GB RAM 以上
- ディスク空き容量:12GB以上の空きスペース(コンテンツをすべてインストールする場合
- インターネット環境
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
過去のセール情報
●Bitwig Studio 4 Spring Sale
【期間】2023年3月24日~4月3日
【開催ショップ】プラグインフォックス、プラグインブティック
【セール概要】Bitwig Studio4が25%オフで購入できるスプリングセール
【価格】通常 ¥57,386(税込) → セール価格 ¥43,004(税込)
● Bitwig Studio Winter Sale
【期間】2022年11月22日~1月10日
【開催ショップ】プラグインフォックス、プラグインブティック
【セール概要】Bitwig Studio4、Bitwig Studio 16-Track、アップグレード各種が最大28%オフで購入できるウインターセール
【新規購入】
・Bitwig Studio4
【価格】通常 ¥50,875(税込) → セール価格 ¥38,124(税込)
・Bitwig Studio 16-TRACK
【価格】通常 ¥12,100(税込) → セール価格 ¥9,655(税込)
【アップグレード版】
・Bitwig Studio UPG From 16-Track
【価格】通常 ¥36,850(税込) → セール価格 ¥26,990(税込)
・Bitwig Studio UPG From 8-Track
【価格】通常 ¥48,400(税込) → セール価格 ¥34,951(税込)
・Bitwig Studio 12 ヶ月アップグレード版
【価格】通常 ¥20,900(税込) → セール価格 ¥15,953(税込)
Bitwig Studioまとめ
Bitwig StudioはAbleton LIVEを開発していたメンバーが作ったDAWということもあり、リアルタイムパフォーマンスでスムーズに使えるようにパワーアップしています。
特にエレクトリックミュージックやヒップホップなどループ素材を活用するジャンルではかなり使いやすいDAWになっています。
また価格はBitwig StudioはAbleton LIVEより価格が安いので、これからDTMを始めてみたい人にも導入しやすいです。
他にも直感的なアイデア作りに有効なのでメインのDAWとは別に作曲アイデア用のDAWとして、ライブパフォーマンスで使用するサブDAWとして活用するのもおすすめです。
お試し版も用意されているのでBitwig Studioが気になる人は要チェックです!
また、Bitwig以外のDAWは下記のページに掲載しているのでこちらも参考にしてみてください。
【画像出典】Plugin Boutique