プロにも愛用者の多い定番DAWの一つSteinberg社「Cubase」は現在、2022年3月にリリースされた「Cubase12」が最新版です。
- 最上位版:Cubase PRO 12:メーカー価格¥62,700(税込)
- 上位版:Cubase Artist 12:メーカー価格¥35,200(税込)
- エントリー版:Cubase Elements 12:メーカー価格¥13,200(税込)
- 無料版:Cubase LE・Cubase AI(ハードウェアに付属)
というラインナップで販売されています。
この記事ではSteinberg社「Cubase 12」がお得に買える最新セール情報・アップデート情報をまとめています。
Steinberg「Cubase」の最新セール情報
「Cubase」は定期的にセールやアップデートキャンペーンを行っています。
最上位版の「Cubase PRO 12」を購入する以外に、下位版や中位版から「Cubase PRO 12」へのアップグレードもセール価格が適用されるケースもあります。
現在CUBASEがお得に買えるショップは下記にまとめているので参考にしてみてください。
CUBASE 12のラインナップ・価格
- 最上位版:Cubase PRO 12:メーカー価格¥62,700(税込)
- 通常版:Cubase Artist 12:メーカー価格¥35,200(税込)
- 下位版:Cubase Elements 12:メーカー価格¥13,200(税込)
- 無料版:Cubase LE・Cubase AI
【出典】Steinberg公式サイト
Cubase PRO 12(最上位版)
Cubase PRO 12はCubase 12の機能を全て利用できるの最上位版です。
Cubase 12で本格的なDTMをするならCubase PRO 12が最適です。
【メーカー価格¥62,700(税込)】
- Amazon
- 楽天市場
- サウンドハウス
- Rock oN Line eStore
上記の「Amazon・楽天市場での参考価格」よりも安く買える場合があります。各ショップリンク先で最新価格をご確認ください。
Cubase Artist 12(通常版)
Cubase Artist 12は最上位版のCubase PRO 12と比べてインストゥルメントやエフェクトプラグイン、最大入出力数、グループチャンネルなどの機能が少ない通常版となっています。
基本的な機能は全て使用できるので、本格的な作曲も可能です。
【メーカー価格¥35,200(税込)】
Cubase Elements 12(エントリー版)
Cubase Elements 12は上位グレードと比べて機能全般に制限はあるものの、手頃な価格でCubase 12に触れられるエントリー版です。
他のDAWからの乗り換えの方や、まずはCubaseを使ってみたい!という方に人におすすめです。
【メーカー価格¥13,200(税込)】
旧バージョンからCubase12へのアップグレード
Steinberg公式サイトでは旧バージョンからCubase 12へのアップグレードが購入できます。
Cubase PRO 12
Cubase Pro 11を所有している人は公式サイトでアップグレードにて購入できます。
【アップグレード価格¥11,000(税込)】
その他バージョンからCubase Pro 12へのアップグレード価格はこちら
・Cubase Artist 12
【アップグレード価格¥27,500(税込)】
・Cubase Artist 11 / 10.5 / 10 / 9.5 / 9 / 8.5 / 8 / 7.5 / 7 / 6.5 / 6
【アップグレード価格¥36,300(税込)】
・Cubase Elements 12・Cubase AI 12・Cubase LE 12
【アップグレード価格¥52,800(税込)】
・Cubase Elements 11 / 10.5 / 10 / 9.5 / 9 / 8 / 7 / 6
・Cubase AI 11 / 10.5 / 10 / 9.5 / 9 / 8 / 7 / 6 / 5 / 4
・Cubase LE 11 / 10.5 / 10 / 9.5 / 9 / 8 / 7 / 6 / 5 / 4
【アップグレード価格¥52,800(税込)】
・Cubase Essential 5 / 4
・Cubase Studio 5 / 4
・Cubase SX 3 / 2 / 1
・Cubase SL 3 / 2 / 1
【アップグレード価格¥55,000(税込)】
Cubase Artist 12
Cubase Artist 11を所有している人向けのアップグレード版
【アップグレード価格¥8,800(税込)】
その他バージョンからCubase Artist 12へのアップグレード価格はこちら
・Cubase Elements 12
【アップグレード価格¥27,500(税込)】
・Cubase Elements 11 / 10.5 / 10 / 9.5 / 9 / 8 / 7 / 6
【アップグレード価格¥36,300(税込)】
・Cubase AI 12・Cubase LE 12
【アップグレード価格¥52,800(税込)】
・Cubase AI 11 / 10.5 / 10 / 9.5 / 9 / 8 / 7 / 6 / 5 / 4
・Cubase LE 11 / 10.5 / 10 / 9.5 / 9 / 8 / 7 / 6 / 5 / 4
【アップグレード価格¥52,800(税込)】
・Cubase Studio 5 / 4
・Cubase Essential 5 / 4
・Cubase SL 3 / 2 / 1
【アップグレード価格¥55,000(税込)】
Cubase Elements 12
- Cubase Elements 11
- Cubase Elements 10.5
- Cubase Elements 10
- Cubase Elements 9.5
- Cubase Elements 9
- Cubase Elements 8
- Cubase Elements 7
- Cubase Elements 6
上記バージョンを所有している人向けのアップグレード版です。
【アップグレード価格¥3,300(税込)】
その他バージョンからCubase Elements 12へのアップグレード価格はこちら
・Cubase AI 12・Cubase LE 12
【アップグレード価格¥5,940(税込)】
・Cubase AI 11 / 10.5 / 10 / 9.5 / 9 / 8 / 7 / 6 / 5 / 4
・Cubase LE 11 / 10.5 / 10 / 9.5 / 9 / 8 / 7 / 6 / 5 / 4
・Cubase Essential 5 / 4
【アップグレード価格¥5,940(税込)】
他社からのクロスグレード版
Cubaseは対象の他社DAWを所有している人向けのCubase Pro最新バージョンへのクロスグレード版も用意されています。
クロスグレードの承認を得るには、CUBASEを購入後に証明の提出が必要です。
以前から使用していた対象ソフトウェアのフルリテール版正規登録ユーザーであることを証明する画面表示の出力するか、書類の写し(ソフトウェアライセンスカード、ダウンロードコード記載カードのコピー等)と購入申込書に記入をして、FAXまたはEメールでの提出が必要です。
クロスグレード対象DAW
Ability Pro / Ableton Live 8以降/ Apple Logic 9 以降 / Avid Pro Tools 9 以降 / Bitwig Studio 1 以降 (Bitwig 16-Track を除く) / Cakewalk Sonar X2 以降 (Cakewalk by Bandlab 版を除く) / Cockos Reaper / Imageline FL Studio 11 以降 / Magix Samplitude Pro X 1 以降 / Magix Sequoia 9 以降 / MOTU Digital Performer 7 以降 / Presonus Studio One / Propellerhead Reason 6 以降
※Intro / Lite / First / Student / Fruty Edition / Artist / Prime / Discounted License / Music Studio / Essentials / Elements / LE その他 FreeBundle 版、サブスクリプション版は対象外です。
※Avid 社のサブスクリプション版は対象です。
CUBASE 12の特徴
「Cubase」はプロ、アマ問わず作曲、レコーディング、ミックス、マスタリングといった幅広い音楽制作の現場に対応できるオールインワンDAWです。
ミックスはもちろんですが、作曲に役立つツールも揃っているので、「Cubase」があれば多くの制作をカバーしてくれます。
デフォルトで付属しているプラグインはどれも高品質で、フリーや安い市販プラグインが無くても「Cubase」のプラグインで十分、高品質なミックスができます。
DTMに慣れている人にとっては、作業の高速化は重要です。「Cubase」は余計な時間をとられず、楽曲制作に集中できる機能が充実しています。
「Cubase12」の新機能
「Cubase12」で追加された主な新機能には下記のような機能があります。
- ドングル不要の新しいライセンス管理
- Apple シリコンネイティブ対応
- MIDI リモートの統合
- VariAudio にスケールアシスタント搭載
- オーディオから MIDI コードへ
- FX Modulator
- ARA 対応の強化
- 先進のクロスフェードエディター搭載
- 新しい SuperVision モジュール搭載
- Audio Warp の改良
- 編集ワークフローの向上
- 新エフェクトRaiser追加
- サンプル精度のボリュームオートメーション
- プロジェクトからのトラック読み込みの改良
- Bluetooth MIDI (Windows)対応
- サイドチェーンを含むオーディオ書き出し対応
- ロジカルエディターの改良
- ピアノ音源Verve追加
- Dolby Atmos® での音楽制作への対応
- パフォーマンスの向上
- スムーズな波形の描画
新しい機能にはオーディオファイルからコードを検出してくれる機能やVariAudioにスケールアシスタント機能が搭載されるなど、音楽知識が無くても作曲がスムーズに進められる便利な機能が追加されています。
Yamaha公式の新機能解説動画がこちら▽
ドングル不要の新しいライセンス管理
Cubaseと言えば、ライセンス管理やアクティベーションに「USB-eLicenser」いわゆるドングルが必要なDAWとして知られています。このドングル管理が必要ということで敬遠してきた人も少なからず居ると思います。
今回、Cubase 12になって新しいライセンスシステムが「Steinberg Licensing」が導入されました。
これによってUSB-eLicenser不要でアクティベーションやライセンス管理ができるようになっています。
Apple シリコンネイティブ対応
Apple独自のCPU「M1チップ」に正式対応しています。これで最新Macでも安心して使えるようになりました。
前バージョン「Cubase11」の主な機能
前バージョン「Cubase11」の主な機能は下記となります。
- オーディオ書き出しキューで時間を短縮
- 「Sampler Track 2」にスライス・LFO・レガートグライドを追加
- 設定したスケールでの再生やクォンタイズ、リアルタイム演奏ができるスケールアシスタント機能
- 高度なピッチベンドの作成を可能にしたキーエディター機能
- キーエディターで曲の情報を一括でチェックできるグローバルトラック
- 正確なダイナミックEQ搭載
- マルチサイドチェーンの入力アーキテクチャーの改良
- EDMトラック制作に役立つプラグインSquasher
- ワークフローの改良と新しいフォントを追加したスコアエディター
- 6つのサウンド&ループセットを収録したサンプルコンテンツ追加
- カスタマイズ自在なメータリングツール「SuperVision」追加
- マルチバンドステレオイメージャー「Imager」
- オーディオの視覚的編集とパート分離を把握できる「SpectraLayers One」
- 5.1 サラウンドに対応した「MultiTap Delay サラウンド」
- より多くのスケーリングに対応できるWindows 10の可変DPIに対応
- Cubase ArtistsやElementsに最上位グレードの機能を移植して機能向上
- 最新AviコンソールEuconへの対応
- リサイズ / HiDPI に対応した最新世代リモートレコーディングができる「VST Connect SE 5」追加
- 作業を効率的で簡潔に行うためのワークフローUIの改良
- GPUのパフォーマンスを最大活用するためのmacOS: GUIの表示最適化
サードパーティーのプラグイン不要なくらい機能が充実していると感じます。
特にマルチバンドEQやマルチバンドコンプ、ステレオイメージャー、音量やラウドネス管理に役立つメーター関連が追加されているのは嬉しいポイントです。
動作環境
【Mac】
macOS Big Sur / macOS Monterey / macOS Ventura
Apple silicon : Native App / Rosetta 2 App
Intel CoreTM i5 / Apple Silicon
【Windows】
64-bit Windows 11 (Version 21H2 or higher)
64-bit Windows 10 (Version 21H2 or higher)
Intel CoreTM i5 / AMD RyzenTM
【推奨環境】
- 推奨 RAM サイズ: 8 GB 以上
- ディスク空き容量(フルインストール時):70 GB 以上(Cubase Pro 12 / Cubase Artist 12 )、50 GB 以上(Cubase Elements 12)
- 推奨ディスプレイ解像度::最低 1440 x 900 以上
- Windows 10 に対応したグラフィックカード (Windows のみ)
- OS 対応オーディオデバイス (ASIO 対応デバイス推奨)
- インターネット環境::インストール、ライセンスアクティベーション、ユーザー登録等
インストール時にアプリケーションや関連データ等のダウンロードを行うため、インターネット環境が必要です。
Cubase Pro 12 インストールガイド
まとめ・販売ショップ
Steinberg「Cubase」の各エディションの価格は、
- 最上位版:Cubase PRO 12:メーカー価格¥62,700(税込)
- 通常版:Cubase Artist 12:メーカー価格¥35,200(税込)
- 下位版:Cubase Elements 12:メーカー価格¥13,200(税込)
と、最上位版は5万円以上するDAWですが、搭載されている機能に触れてみるとむしろ安いと感じるくらいのボリューム、機能を搭載しています。
他のDAWには付属していないプラグインも多く、コスパ良しと感じさせてくれる充実度。本気でDTMをやりたい人にとって「Cubase」は多くのことを叶えてくれるDAWだと思います!
- Amazon
- 楽天市場
- サウンドハウス
- Rock oN Line eStore
上記の「Amazon・楽天市場での参考価格」よりも安く買える場合があります。各ショップリンク先で最新価格をご確認ください。
画像出典:japan.steinberg.net