SSL 4K Gのセール情報はこちらから▽
Solid State Logic「SSL 4K G」は、1987年に発表された「SSL 4000 Gコンソール」に搭載されているチャンネルストリップを再現したプラグインです。
SSL 4000シリーズには、SSL SL 4000 B(1976年)、SSL SL 4000 E(1979年)に加え、この「SSL SL 4000 G」(1987年)があり、前身の4000 Eよりも滑らかで洗練されたサウンドを求める需要に応える形で開発されたモデルと言われています。
力強くパンチのあるサウンドで知られる「SSL SL 4000 E」に比べ、「SSL SL 4000 G」はより滑らかで洗練されたトーンが特徴。
Pop、Rock、Hip-Hopをはじめ、R&B、AOR、City Popのようにボーカルやミックス全体のまとまりを重視するサウンドにも適しています。
また、SSLには9000シリーズをベースにした「SSL Native Channel Strip 2」もありますが、透明感や原音忠実性を重視したハイファイなサウンドが特徴であるのに対し、「SSL 4K G」は4000シリーズならではの音楽的なEQやタイトなダイナミクス、アナログ感のあるサウンドキャラクターを加えられることが主な違いです。
プラグイン版「SSL 4K G」は、この「SSL SL 4000 Gコンソール」の各チャンネルに搭載されていたマイクプリアンプ、EQ、ダイナミクスなどを忠実に再現し、自身の楽曲の各トラックに「SSL SL 4000 G」のトーンを加えられるのが特徴です。
SSL 4K Gのセール情報
- 【プラグイン】BLEASS「BLEASS Vox」(定価49ドル)
- 【プラグイン】Karanyi Sounds「Cloudmax Breeze Black Edition」(定価49ドル)※29ドル以上の購入が対象
- 【プラグイン】GForce Software「AXXESS」(定価79.99ドル)※49ドル以上の購入が対象
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SSL 4K Gの特徴
- 1987年に発表され、1990年代以降のサウンドに大きく影響を与えたコンソール「4000 G」を再現したチャンネルストリッププラグイン
- 電子部品レベルにまで詳細にモデリングし、「4000 G」のトーンを付加
- 4000 Gシリーズの「Pink 292」および「Black 242」のEQタイプを選択可能
- SSL 4000 Gのチャンネルストリップを再現しつつ、SSL 4000 EシリーズのJensen JT-115K-Eマイクプリによるサチュレーション調整も可能
- Output Fader VCAをモデリングし、フェーダーを通過する際の「倍音」「飽和感」の付加が可能
- FX383 Gシリーズ・アウトボード譲りのインプットインピーダンスコントロールでマイク入力の質感の調整が可能
- HQモードで高域の歪みやエイリアシングの抑制が可能
- コンプレッサーMixコントロール(Wet/Dry)でパラレルコンプレッションの適用が可能
- GUIのサイズ変更が可能
- SSL UシリーズコントローラーやSSL 360°プラグインミキサーとの連携が可能
1987年に発売された実機の「SL 4000 G」は、SSL 4000シリーズの集大成として開発されたモデルで、前身のモデルにあたる「SSL SL 4000 E」(1979年)は大胆かつアグレッシブなトーンのコンソールとして高い評価を確立していた一方、より滑らかで洗練されたサウンドへの要望に応える形で4000シリーズ3部作のラストとして投入されたのが「SSL SL 4000 G」です。
前身の「4000 E」よりも滑らかなEQ、より自然なコンプレッション、より洗練されたミックスを実現する機種として評価されています。
SL 4000 Gコンソール
再設計されたマイクプリアンプやダイナミクスセクション、Eシリーズ(242 Black Knob EQ)よりも音楽的で滑らかなEQとして認知されているPink 292 EQ(通称Pink Knob EQ)など、Eシリーズの荒々しさとは異なる洗練されたサウンドを実現したコンソールとされています。
Pop、Hip-Hop、R&Bをはじめ、時代を超える数多くのヒット曲を生み出してきたこの名機の魅力を本家メーカーがプラグイン化したのが、この「SSL 4K G」です。
オリジナルの設計者たち自身によって忠実にプラグイン化

プラグイン版「SSL 4K G」は、オリジナル機の設計チームによって回路レベルのモデリングが行われた「SSL 4000 Gチャンネルストリップ」の決定版とも言えるプラグインです。
EQ、コンプレッサー、マイクプリアンプ、フェーダー回路(VCA)まで忠実に再現され、「SSL 4K G」ならではの音楽的かつ滑らかなサウンド感が魅力。
ちなみに、SSLコンソールを再現したチャンネルストリップはいくつかの種類があるため、「どれが一番いいのか?」というのがイマイチ掴めない方も多いと思います。
どれが優秀なのか?ということではなく、それぞれに特徴があるため、制作するジャンルや楽曲イメージによって選ぶのが最適解です。
自分が作りたい音楽によって実際に試して自由にセレクトするのが良いですが、一つの指標として下記の相性も参考にしてみてください。
| モデル | サウンド傾向 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 4K B | 最も荒々しくヴィンテージ感が強い | ロック、Lo-Fi、ドラム、アナログ/ヴィンテージ感を強調したい場合 |
| 4K E | パンチがあり存在感強め | ロック、ポップス、ドラム、ギター、ボーカル(前に押し出したい場合) |
| 4K G | 滑らかで洗練 | ポップス、R&B、80年代後半以降のCity Pop、EDM、ボーカル(自然にまとめたい場合) |
| 9000 J/K | 非常にクリアで透明感があり、ハイファイ | ボーカル、アコースティック、ジャズ、クラシック、映画音楽、マスタリング、現代的なポップス |
「Pink 292」と「Black 242」の2つのEQタイプをモデリング

「SSL 4K G」は、SSL 4000 Gで設計・搭載されたPink 292 EQに加え、「SSL 4000 E」後期で採用されたEQ回路・Black 242も使用できます。
これは1980年代後半の4000 Eから4000 Gへの移行期に、顧客の要望に応じて複数のEQタイプを選択できるように4000 Gコンソールでも242 EQを搭載した構成が存在していたことが要因とのこと。
2つのEQは特性が明確に異なり、可変Q設計「292 EQ」はブーストやカットの量を小さくするとカーブが自然に緩やかになる特性により、ボーカルなどに対して繊細なトーンシェイピングに向いています。
一方、242 EQ(Black )は、Q幅が変わらず、狙った帯域だけをピンポイントで調整したいときに適しており、「スネアの400Hzだけを削る」「キックの250Hzだけを削る」などドラムの処理や、共鳴や濁りなどの問題帯域の除去にも向いています。
一意見ですが、Pink 292は、
- ボーカル
- ギター
- ピアノ
- シンセ
- バス
- マスター
などに使い、Black 242は、
- ドラム
- ベース
- 問題帯域の除去
などに使うのがおすすめ。
言い換えると「Pink 292」は音を作るEQ、「Black 242」は音を整えるEQという形で使い分けるのがおすすめです。
タイトなコンプレッションが魅力のダイナミクスセクション

4000シリーズはモデルごとにダイナミクスセクションの特性に違いがあり、「4000 B」はアグレッシブなコンプレッション、「4000 E」は勢いのあるアタック感・パンチ感が特徴ですが、「4000 G」は、よりタイトで引き締まった印象のコンプレッションが特徴です。
「SSL 4K G」は、4000 Eシリーズのパンチ感を受け継ぎながらも、よりタイトで洗練されたコンプレッション特性を実現。
4K Eのようにコンプレッションのキャラクターを積極的に聴かせるのではなく、コンプレッサーの存在を感じさせずにミックスを引き締めたいときに向いている印象です。
マイクプリアンプセクションでトランス特有の倍音&サチュレーションを付加

「SSL 4K G」には、SSL 4000 EシリーズのJensen JT-115K-Eマイクプリアンプをモデリングした機能が搭載されており、アナログ機材特有の倍音、厚み、存在感を付加できることも特徴。
ボーカルをはじめ、ドラムなど各トラックにデジタルでは得にくいアナログらしい質感と心地よいサウンドキャラクターを加えられます。
MICのノブを上げると倍音が増え、適用したトラックに太さと存在感を加えることが可能。
また、IMP(Variable Mic Input Impedance)と組み合わせて使うことで、Lo-Fi感、ビンテージ感などキャラクターの強いサウンドに仕上げることもできます。
Output Fader VCA Modellingで倍音やサチュレーションの付加が可能

「SSL 4K G」では、チャンネル最後段にあるフェーダー回路(VCA=Voltage Controlled Amplifier)をモデリングし、自然な倍音やサチュレーションを付加できます。(フェーダー用VCA)
これは、実機のコンソールにおいて信号がフェーダーを通過する際に生じる微細な倍音やサチュレーションも再現したもので、SSLコンソールならではのアナログ感を付加できるのがこの機能の魅力。
例えばボーカルトラックでの使用時はフェーダーを適度に上げて厚みや倍音を加え、Output Trimで音量レベルを整えることで音量を変えずにOutput Fader VCAによるサチュレーションを加えられます。
ドラムやベースでは、さらに大胆にフェーダーを上げ、強めにドライブさせることでアグレッシブなアナログ感を加えることも可能です。
HQモードで更に実機に近いサウンドを再現

HQモードを有効にするとCPU負荷は高まりますが、インテリジェント・オーバーサンプリングが適用され、エイリアシングを低減しながら、サチュレーションをより自然に再現できます。
より顕著にSSL 4000 Gコンソールの質感を打ち出したいときに使用するのがおすすめです。
チュートリアル
まとめ
「SSL 4K G」は、「Eシリーズは少し音が派手過ぎてフィットしない」というときや、ボーカルを自然に仕上げたい、ミックス全体を滑らかにまとめたいときに特におすすめです。
SSLらしい芯のあるサウンドは欲しいものの、派手さよりも滑らかさや透明感、まとまりを重視したいのであれば「SSL 4K G」が最適。Pops、Rock、R&B、1980年代後半以降のCity Pop、AOR、バラードなど幅広いジャンルで活躍します。
一方で、SSLらしいキャラクターやヴィンテージ感を積極的に加えたいなら「SSL 4K B」、パンチ感や存在感を重視するなら「SSL 4K E」、滑らかなトーンやボーカルの自然さ、ミックス全体のまとまりを重視するなら「SSL 4K G」というように使い分けるのがおすすめです。
SSLのチャンネルストリップがイマイチしっくりこない…という場合は、自分が制作しているジャンルや目指すサウンドに合わせて選び直すことで、より理想に近いミックスを実現できるので試してみてください▽
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関連動画
SSL 4000 Gをモデリングしたこの他のプラグイン
本家SSLだけでなくは、SSL 4000 Gをモデリングしたプラグインは他のメーカーからもリリースされています。
サウンドや使い勝手が異なるため、好みに合わせて選びたい場合はこれらのプラグインもチェックしてみるのもおすすめです。
- Brainworx「bx_console SSL 4000 G」
- Waves「SSL G-Channel」
取り扱いショップ・製品ラインナップ
プラグインブティック(PIB特典・pts還元あり)
仕様・プラグイン動作条件
Mac
macOS 11 Big Sur – macOS 13 Ventura (64-bit only) (M1 Mac supported)
Formats: VST, VST3, AU, AAX
Appleシリコンへのネイティブ対応(M4を含む)
Windows
Windows 10 – Windows 11 (64-bit only)
Formats: VST, VST3, AAX
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