Baby Audio「Smooth Operator Pro」は、同社のプラグイン「Smooth Operator」の上位版にあたるレゾナンスサプレッサープラグインです。
Smooth Operatorユーザーからの要望を反映し、パフォーマンスと音質の向上を始め、処理を施したい帯域にノードを自由に追加・削除できることや、ノードごとに個別のダイナミック処理設定を適用できること、EvenとSkewの2つのアルゴリズムが追加されたことなど、多くの進化を遂げています。
通常版のSmooth Operatorも十分素晴らしいプラグインですが、さらに細かく扱いたい場合はこのPro版を選ぶのがおすすめです。
Smooth Operatorを所有している場合は、アップグレード版も用意されているのでぜひチェックしてみてください。
Smooth Operator Proのセール情報
●Baby Audio Smooth Operator Pro Intro Sale
【開催ショップ】
プラグインブティック(PIB特典付属)
【セール期間】
2025年4月8日~6月1日まで(日本時間6月2日夕方まで)
Smooth Operator Pro
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Smooth Operator Pro Upgrade from Smooth Operator
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※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
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Smooth Operator Proの特徴
- ミックス内の濁り、音や耳障りな共鳴、マスキングを排除し、ミックスの明瞭性を高めるプラグイン
- トラック内の不要な周波数エネルギーの膨張を除去
- トラック全体への処理設定に加え、特定の領域・各ノードごとに個別に精密な処理が可能
- パフォーマンスと音質が向上
- 2 つの最先端の補正アルゴリズム(EvenとSkew)を搭載
- 世界トップクラスのエンジニアによる184種類のプリセットを収録
「Smooth Operator Pro」は、通常版と同様に不要な共鳴・レゾナンスを除去し、クリーンかつ聞きやすいミックスに仕上げるために活躍してくれるレゾナンスサプレッサープラグインです。
メーカー側が「ダイナミックスペクトルバランサー」とも呼んでいる通り、トラック内の問題のある帯域に対してダイナミックに動作し、バランスの良いミックスへと導いてくれます。
Smooth Operator Proの活用事例


Smooth Operator Proの活用事例には下記のようなものがあります。
- ボーカル、ギター、ピアノなどが密集しがちな中音域をクリアに処理
- シンバルやシンセなどに含まれる耳につく高音域を処理
- ベースなど低音域のサイド成分だけをターゲットにして、ベースをクリーンアップする
- ソフトな圧縮設定を適用し、ボーカルトラック内の特定の帯域(2.5 kHzあたりなど)を抑制する
イコライザープラグインなどを使って不快な周波数帯を自分の耳で確認し、処理するのは非常に手間のかかる作業です。
ダイナミックEQを使って、処理が必要な音が現れるときだけ適用されるように設定する作業も時間がかかります。
Smooth Operator Proでは、トラックをRMS及びPeak値で検出し、どの程度の強度で処理を施すかをワンノブで設定できることに加え、特定の領域に対して更に細かな処理を適用することが可能。
レゾナンス処理を素早く行い、聞きやすいミックスに仕上げる作業を更に効率化できるのが魅力です。


ノブを回すとスレッショルド(しきい値)のラインが下がり、最も周波数エネルギーが密集しているエリアから処理が適用され始めます。
どの周波数帯域に対してどれくらいの処理が施されているかなど、適用状況がセンターディスプレイに表示され、処理状況を把握しやすいこともSmooth Operator Proの魅力です。
グローバル設定メニュー


グローバル設定のセクションでは下記の6項目の設定を行います。
- Setup:処理を適用するアルゴリズムの選択、検出強度の重み付けを設定します。すべての周波数を均等にターゲットとする場合は「Even」、心理音響的に心地良いように知覚的に重み付けされた曲線は「Skew」を選択します。
- Focus:スペクトルピークリダクションの検出タイプを選択します。平均スペクトル強度の場合はRMSを選択し、信号の最大振幅に反応する場合はPeakを選択します。
- Comp:コンプレッションの強度を設定します。
- Imaging:デュアルチャンネルオーディオのステレオ処理モードを設定します。LとRの設定を個別に調整するにはL/Rを選択し、センターとサイドを調整するにはM/Sを選択します。
- Sc(SideChain):他のトラックをサイドチェインのトリガーとして使用する際に選択します。
- Output:プラグインの出力をモニターするか、Smooth Operator Proが信号から除去したスペクトルコンテンツのみをモニタリングするかを選択できます。












ノードを追加して更に細かな処理を個別に設定可能


センターディスプレイ内のラインをクリックするとノードを追加でき、このノードに対してさらに細かな処理を適用できます。
全体設定となるUI左側のグローバルメニューで設定された値をオーバーライドして適用されるため、グローバル設定で全体を、さらに細かく設定する場合はノードで設定する。という形になります。
世界トップクラスのエンジニアによるプリセットを収録
「Smooth Operator Pro」には、世界的アーティストの制作を手掛けるグラミー賞ノミネートエンジニアなど30名のエンジニアが自身のセッションで使用するために作成した184種類のプリセットが収録されています。
プリセット提供者は下記のようなエンジニアがラインナップされています。
参加エンジニア例
- Craig Bauer
- Max Jaeger(Ariana Grande、Drake、Diplo)
- Ryan ‘Skinny’ Shanahan (Zedd、Lady Gaga)
- Preston Reid (Chris Brown、Usher、Muni Long) etc…
トライアル版のダウンロード
「Smooth Operator Pro」は、スタンダード版でも人気だった素早いワークフローをそのままに、さらに高度なレゾナンス処理を実現してくれます。
明瞭度の低い濁ったミックスの問題を更に円滑に処理でき、Proというバージョンに相応しい進化を遂げています。
Smooth Operator Proはデモバージョンが利用できるので、是非一度試してみてください▽
>> Smooth Operator Pro製品ページ
※Trial VesionのリンクからDLできます。
仕様・プラグイン動作条件
Plugin formats: VST, VST3, AU, AAX (64-bit).
Platforms supported: Mac OS 10.11 and up (including Native Apple Silicon M1/M2/M3 Compatibility). PC Windows 10 and newer.
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