SongWish社の「reMIDI 3」は、MIDIデータを取り込んで自由に加工・管理、組み合わせることができる、いわゆるMIDI版のサンプラーです。
前身プラグイン「reMIDI2」も注目されていましたが、オーディオ素材を加工するようにMIDI素材をサンプルするプラグインというのはとても珍しいプラグインです。
バージョン2の「reMIDI 2」を経て、新たにリリースされたのが「reMIDI 3」です。
●Songwish reMIDI 3 Hidden Gems Sale
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※日本円価格は掲載時の外国為替レートから算出、為替の影響で若干の変動があります。予めご了承下さい。
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reMIDI 3の特徴
「reMIDI 3」は、前バージョンが更にパワーアップし、究極のMIDI作曲アシスタントとして新たにリリースされたプラグインです。
MIDIサンプラーとしての機能は前作同様ですが、いくつかの機能が強化・追加されました。
ユーザーインターフェースが進化
ユーザーインターフェイスのデザインがシンプルで見やすく改良されました。ワークフローを円滑に進められるようになり、数多くの機能を素早く使えるように操作しやすくなりました。
プレビューア
MIDIシーケンスを素早く試聴し、選べるスペースが追加されました。演奏、微調整、選択したMIDIシーケンスをパッドにドラッグ&ドロップすることも可能です。
ポリフォニックパッドグリッド
ポリフォニックパッドグリッドは、最大16音色を同時にコントロールすることができます。
ユーティリティツール
ユーティリティツールが進化し、チャンネルのシフト、ピッチの調整、ベロシティの微調整、タイムストレッチなど細かな調整が可能です。
ハーモニーツール
ハーモニーツールはコード補完機能です。印象的な響きを提案してくれる「SongWishのBach Chorale Harmony Set」「Open Hymnal Harmony Set」「Musician ParadiseのNeo-Soul Harmony Set」などのハーモニーセットが同梱されています。
ストラムツール
ギターのかき鳴らしのような動作をエミュレートした「Strum Tool」が追加されました。リアルな楽器のニュアンスを再現できます。
メロディツール
メロディツールはシンプルなコード進行を印象的なメロディラインに変換する機能です。メロディとフックの作成に活躍してくれます。
ヒューマナイズツール
「Humanize Tool」で音符のタイミングとベロシティに人間的な揺れを加え、ライブ演奏時のような不完全さのあるニュアンスを与え、MIDIシーケンスにナチュラルさを加えられます。
クオンタイズツール
リズムをリズムにフィットさせるためのクオンタイズツールが搭載。完璧なオンザビートシーケンスを作成し、録音した演奏タイミングを正確に修正できます。
以上が新バージョンreMIDI3で追加・強化された機能です。
reMIDIの基本的な機能を振り返るために、下記に前バージョンの特徴を掲載します。
前バージョン「reMIDI 2」の機能・特徴
「reMIDI 2」はMIDIファイルから音符・コードをサンプリングし、そこからキーや、コード、タイムストレッチ、チョップといったオーディオのサンプラーによる加工と同じようにMIDI素材を加工して使うことができるMIDI版のサンプラーです。
UIにパットが備わっており、サンプリングして加工したMIDIファイルを立ち上げてサンプラーのように鳴らして様々な組み合わせで曲作りをサポートしてくれます。
さらにサンプリングしたMIDIファイルはドラッグアンドドロップ、エクスポートにも対応しています。
「reMIDI 2」の基本的な特徴
- MIDIファイルをドラッグでサンプリング
- 直接鍵盤を弾いてMIDIを録音することも可能
- 異なるMIDIファイルを組み合わせることも可能
- スライスやキーの変更、コード変更、タイムストレッチ機能搭載
- ファクトリープリセットにはロイヤリティーフリーの1700曲以上からサンプリング
- 自身のMIDIファイルライブラリー(パソコンや外付けなどのハードディスク内のディレクトリーにアクス可能)もサンプリング可能
と、基本はオーディオサンプラーと同じように、サンプリングした素材を加工することができるという点ですが、サンプリングする素材がMIDIであるという点があるようでなかったプラグインとなっています。
収録されているプリセットはバロック、クラシック、フォーク、賛美歌、ジャズ、マーチ、ルネッサンス、ロマンティックといったジャンルで分けられています。もちろん、加工した素材を保存しておくことも可能です。
バッハ、ベートーベン、ショパン、モーツァルト、ガーシュウィンなど150人以上の作曲家による楽曲もサンプリングされています。
UIに12個のパットが備わっていて、そこに加工したMIDIをアサインすることで、リアルタイムに演奏することも可能です。アサインしたMIDIファイルは一括でトランスポーズすることもできますし、弾いた時のベロシティも対応しています。
個人的にはDAWのMIDIトラックではなく、「reMIDI 2」上で様々なMIDIファイルを組み合わせながら加工し、イメージに合ったフレーズやコード進行を作れるのが便利だと思いました。
プラグイン仕様
【対応OS】
Mac: Mac OS X 10.7以降(64 bit)
Windows: Windows 7以降(32/64 bit)
【プラグインフォーマット】
VST、AU
販売ショップ
「reMIDI 3」はオーディオ素材を加工するようにMIDI素材をサンプルする発想が面白く、さらに加工もしやすいです。
また、クラシックなどの名曲が収録されている点もユニークですし、自身が所有しているロイヤリティーフリーのMIDIを持っていれば、ライブラリを充実させることも可能。
MIDIで制作する機会が多い方は、曲作りのインスピレーションを与えてくれるかもしれません。
無料トライアル版が使えるので是非チェックしてみてください▽
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