「Battery 4」は、Native Instrumentsの超定番ドラムサンプラープラグインです。
Native Instrumentsの総合バンドル「KOMPLETE」シリーズに同梱されていることもあり、エレクトロニック系、ダンスミュージック、ヒップホップなどのビートメイクで多くの作曲家に使われ、業界標準とも言える代表的なドラムサンプラー&音源の一つです。
サンプラーなのでドラムのワンショットだけでなく、サウンドループやボイス、楽器のオーディオサンプルも読み込みできるので、様々な局面で活躍してくれます。
また、Battery 4はKOMPLETEを購入しなくても単体でも導入可能。使い勝手が良くてサンプル収録数も豊富かつ音作りの柔軟性も高いドラムサンプラーを使いたい方は要チェックです。
- 幅広いビートメイクに対応できるサンプラー
- 音作りの機能が充実している
- 内蔵サンプルが豊富でエクスパンションもリリースされていて拡張性もある
- 手持ちのオーディオサンプルを使ったトラックメイクができる
- シンプルでわかりやすい操作画面
- 演奏表現をサポートするアーティキュレーションも充実
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Battery 4
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Battery 4の特徴
概要
メーカー | Native Instruments |
---|---|
リリース | 2013年 |
収録ドラムキット | 143 |
フォーマット | スタンドアロン、VST、AU、AAXプラグイン |
購入方法 | ・単体購入:28,600円(アップデート14,200円) ・Komplete 14 Standard:85,900円 ・Komplete 14 ULTIMATE:171,800円 ・Komplete 14 Collector’s Edition 257,800円 ・Komplete NOW 月額¥1,380 / 年額¥13,800 |
「Battery 4」はNative Instrumentsが開発したドラム・サンプラープラグインです。
GUI(操作画面)に配置されているCell(セル)と言うパッドにオーディオファイルを割り当てて演奏します。
ファクトリーライブラリーにはドラムキット、ワンショットサンプルなどバリエーション豊富なサンプルが内蔵されているので、キットでの読み込み、ワンショットの読み込みなど使用するシーンに合わせて使い分けできます。
内蔵されているドラムキットはどれも即戦力。様々なジャンルに特化したエクスパンションキットも豊富なので、作りたいジャンルのドラムサウンドをすぐに取り入れることができます。
手持ちのオーディオサンプルのインポートにも対応しているので、自分だけのオリジナルキットの作成可能。往年のハードウェアサンプラーのようにサンプルを配置してリアルタイム演奏もできます。
ドラムの打ち込みだけでなく、ボイスや楽器、ミュージックループなどのオーディオサンプルを読み込んで使うこともできます。
【チュートリアル動画】
【FXを使ってライザーサウンドを作成している動画】
主な機能
Battery 4は、
- ライブラリーウインドウ:ファクトリーライブラリー
- Cell(セル):オーディオサンプルを読み込んで演奏するパッド
- 波形エディットウインドウ:サンプルの波形を表示、再生位置やチューニング、パンニング、音量の調整
- 詳細エディット:ADSRエンベロープ、ピッチエンベロープ、ベロシティ、エフェクト、アーティキュレーションを設定するセクション
以上、主に4つのセクションに分かれています。
- ライブラリーからサンプルを選択(キットは自動でセルに配置、ワンショットは任意でセルへ配置)
- 波形エディットセクションで大まかなチューニングやパンニング、音量を調整
- 詳細エディットセクションでエンベロープ調整、エフェクト、アーティキュレーションを設定
- サンプルを割り当てたセルをMIDIコントローラーなどでノートして演奏
ライブラリーウインドウ
操作画面の左側には内蔵されているサンプルを管理するライブラリーウインドウが配置されています。
こちらでは、ライブラリーの管理の他にユーザーの任意のファイルのブラウジングもできます。
ライブラリーは大きく分けて、
- Kit:Cell(セル)の決まった位置にサンプルが配置される(ドラムキットやパーカッションキット、サウンドエフェクトキットなど)
- Sample:ワンショットサンプルの読み込み:内蔵されているサンプルを個別で閲覧できる
以上の2つがあります。
kitやSampleは検索ウインドウにキーワードを入力することでソート可能。
【Kit】
Kitはドラムやパーカッション、サウンドエフェクトなどのサンプルを一つのテーマに沿ってまとめられたサンプルのグループです。
例えば「808のドラムを使いたい」といったときに808と書かれたKitを読み込むことで、各セルに808系サンプルが自動で配置され、すぐにドラムマシンとして演奏できます。
Battery 4のライブラリーにはそれぞれタグ付けがされており、エレクトロニック系だけでなく、アコースティック系、アナログマシン系、アーバン系、パーカッションなどのタグを選択していくことで使いたいKitに素早くたどり着けます。
【Sample】
SampleはBattery 4に内蔵されているサンプルや認識されているサンプルファイルを単体で使いたいときに使用します。
ドラム単体のサンプルやループ、ワンショット、サウンド・エフェクト、楽器のサウンドなどの大カテゴリが用意されていて、これらのうち一つを選択するとさらに、細かいタグが表示されるので、そこから選択してイメージしたサンプルを探すことができます。
各Kitやサンプルは視聴しながら選択可能。ウインドウ下部の音量マークをオンにしてスライダーをを調整することで視聴の音量も調整できます。
また、音量マークの左横にあるリロードマークをクリックするとKitやサンプルをクリックするたびにCellに読み込まれるので、視聴してからサンプルを切り替えたいときにはリロードマークをオフにしておくのがおすすめ。
例えば、Kitでドラムキットを読み込んで打ち込んだ後に、キックだけ違うサンプルに差し替えたいときやKitに新たなサンプルを追加したいというときに使うのが基本です。
Cell(セル)セクション
Cell(セル)セクションはサンプルを読み込んで演奏を行うためのパッドが並んでいます。
一つの画面にA〜Dそれぞれ12個のサンプルが配置可能で、各パッドはMIDIトラックのピアノロールに対応しているのでサンプラーとしてリアルタイム演奏にもしっかり対応しています。
また、各Cellにはミュート、ソロボタンが用意されていて、右クリックでCellのコピー、ペーストやOUTPUTの設定も可能。
各Cellをパラアウトしたい場合にこちらで選択することで各CellのサウンドをDAW側でミックスすることができます。
CellセクションはBattery 4のライブラリーウインドウからだけでなく、DAWのサンプルライブラリーからドラッグ&ドロップでもインポートできるので、手持ちのサンプルとファクトリーライブラリーのサンプルを組み合わせたオリジナルキットも素早く作成できます。
波形エディットウインドウ
波形エディットウインドウは読み込んだサンプルの波形が表示されています。
サンプルの波形を表示の他に、サンプルの再生位置、終了位置、チューニング、逆再生、パンニング、音量の調整、ステレオ調整、キーレンジなどの設定ができます。
詳細エディットセクション
詳細エディットセクションはBattery 4の音作りや細かい設定を行うセクションです。
このセクションにはエフェクトやモジュレーション、アーティキュレーションの設定項目がタブで用意されていて、より細かく曲に合わせてサンプルを調整するときに使用します。
【Mainタブ】
Mainタブでは、選択したCellに対してボリュームエンベロープやピッチエンベロープ、ベロシティ、再生エンジンの選択、フィルター、コンプレッション、センドエフェクトを適用するセクションです。
サンプルの音程を変更したときのサウンドの変化をSampler、Stretchの2種類から選択可能。
Samplerは音程を変えた際にサンプルが伸び縮みするのに対して、Stretchはサンプルの長さを一定に保ちます。
【エフェクトタブ】
エフェクトタブでは選択したCellに対してサチュレーション、Lofi、フィルター、コンプレッサーの設定が行えます。
Mainタブのフィルターやコンプレッサーの設定はこちらで行います。
【モジュレーションタブ】
モジュレーションタブではサンプルのフィルターやピッチに対して動きを付けることができるLFOなどの設定が行えます。
【Setupタブ】
Setupタブでは、Cellをノートした際のベロシティの反応をコントロールするベロシティカーブの調整や、キットのボイス、トリガーした際の挙動、アーティキュレーションやヒューマナイズの設定が行えます。
アーティキュレーションはCellをノートした際に右手と左手で交互に叩いているように強弱がついたり、ドラムロールの設定、シャッフルなど特定の演奏表現を再現できます。
また、ヒューマナイズはベタ打ちで打ち込んでも有機的なグルーヴのニュアンスを付けたりするのに便利な機能です。
- Alternate Stroke
- Release Stroke
- Flam
- Drag
- Three Stroke Ruff
- Roll
- Buzz
- Muted
- Speed Roll
- Geiger Counter
【Editorタブ】
EditorタブはCellに読み込んだサンプルの、どの位置を再生させるか、またはループさせるといった細かいエディットを行うタブです。
ワンショット、ループの設定、ノートした際のルートキーや細かいベロシティの設定、チューニングなどもこちらで調整できます。
単体のサンプルの編集に加えて、新たなサンプルをレイヤーすることもできます。
手持ちのサンプルを読み込んだ際に曲に合わせて調整するときに使用します。
【Masterタブ】
MasterタブはBattery 4に読み込まれている個別のCellではなく、全体に適用するマスターエフェクトと、BUS用ミキサーが用意されています。
用意されているエフェクトは、センドリターン用のリバーブ、ディレイ、フィルター、イコライザー、コンプレッサーやトランジェントシェーバー、サチュレーション、リミッターなどサウンド全体の調整を行うのに使用するので、Kitを使用している時などに使うと便利です。
様々なサンプルフォーマットに対応
Battery 4は現行のすべてのサンプルフォーマットに対応しています。
サードパーティのサンプルパックや手持ちのオーディオサンプル、自分でレコーディングしたオーディオファイルなども読み込んで使えます。
ネイティブBATTERYファイル
ファイル形式 | 関連ソフトウェア | 拡張子 |
---|---|---|
Kit | BATTERY 4 | .nbkt |
Cell | BATTERY 4 | .nbcl |
Kit | BATTERY 3 | .kt3 |
Cell | BATTERY 3 | .cl3 |
Kit | BATTERY 2 | .kt2 |
Cell | BATTERY 2 | .cel |
オーディオファイル
ファイル形式 | 関連ソフトウェア | 拡張子 |
---|---|---|
WAV (モノ/ステレオ) | – | .wav |
WAV (マルチチャンネル) | – | .wav |
Apple Loop | – | .aiff/.aif |
REX1 | Recycle | .rex |
REX2 | Recycle | .rx2 |
ACIDized WAV | ACID | .wav |
仕様・システム条件
【Mac】
- macOS 11、12 または 13 (最新のアップデート)
- Apple Silicon Mac (ネイティブモードまたはRosetta 2使用): macOS 11、12、または 13 (最新のアップデート)
- 4 GB RAM
- スタンドアロン、AU、VST2、VST3、AAX
【Windows】
- Windows 10, 11 (最新Service Pack)
- Intel Core i5 または同等の CPU、4 GB RAM
- スタンドアロン、VST2、VST3、AAX
【共通】
- ディスクの空き容量0.6 GB(完全インストールには4.6 GB)
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
まとめ
Battery 4は多くのDTMerに愛用されていることもあり、Tipsも豊富なので、わからないことがあればすぐに調べることができるのもおすすめできる理由の一つ。
内蔵されているドラムキットは即戦力ですし、様々なジャンルに特化したエクスパンションキットも豊富なので拡張性も優秀。
作りたいジャンルのドラムサウンドをすぐに取り入れることができるのもBattery 4の魅力です。
ビートメイクで即戦力として活躍してくれる使い勝手の良いドラムサンプラーを探している人は是非チェックしてみてください。
◆Native Instruments
定価:30,800円(税込)
アップデート:15,300円(税込)
>> 製品ページはこちら
Battery 4は単体での購入の他にNative Instrumentsの総合バンドル「KOMPLETE」にも同梱されています。
本格的なDTMを始めたい人は持っていて損の無いバンドルですので、こちらもチェックしてみてください。
ドラムマシン・サンプラーをお探しの方はこちらもチェックしてみてください。
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※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。