Mozaic Beats社の「Chord Prism」はコード進行、ベースライン、メロディが簡単に作れる作曲支援プラグインです。
他社からリリースされている作曲支援プラグインの
- Scaler2(Plugin Boutique)
- CHORDJAM(Audiomodern)
- MIDIQ(W.A Production)
- InstaChord(W.A Production)
- Captain Plugins(Mixed in key)
といったプラグインの中で、作曲を始めたばかりの人や音楽理論に詳しくない人が曲作りの中でつまづきそうなポイントをサポートしてくれます。
セール情報
●Mozaic Beats Chord Prism MIDI Tools Sale
【セール期間】2024年3月6日~3月20日まで(日本時間3月21日夕方まで)
【開催ショップ】プラグインブティック
【セール概要】「Chord Prism」が51%オフ!
Chord Prism
【価格】$65.99(9,857円 税込) → 51%オフ $31.9(4,765円 税込)>> セールページ
※日本円価格は為替変動の影響により、掲載時と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
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Chord Prismの特徴
Chord Prismは誰でも簡単に音楽理論に沿ったコードやメロディーが作れるプラグインです。同社の「Auto Theory」というプラグインからアップデートされました。
Chord Prismの特徴は
- MIDIFXとして使う作曲支援プラグイン
- コード演奏用鍵盤とフレーズ演奏用の鍵盤が分かれていて見やすいUI
- Chord Generator(コードジェネレーター ):任意のキー、スケールから指1本で演奏可能
- Smart Scale(スマートスケール):特許取得済技術を用いてベースラインやメロディ演奏をしてくれる
- Step Sequencers(ステップ・シーケンサー):コードジェネレーターとスマートスケールを使って作られたコードをプログラムできる
- Multi Arp(マルチアルプ):任意のコードに適用できる複数のアルペジオパレットを作成
- Instance Sync(インスタンスシンク):複数立ち上げたChord Prismの情報を共有
- Multi-Instrument Performance(マルチ機器のパフォーマンス):インストゥルメントを使用してもコードやメロディー、ベースラインを同時に再生
- Chord Editor(コードエディター):スケール指定された各コードのノートを段階的に調整できる
- Export MIDI(MIDIエクスポート):実行中のコード進行やフレーズをMIDIトラックにエクスポート可能
- Key/Chord Shifters(キー/コードシフター)設定したキーをその場でシフト可能
というように好きなキーやスケールを指定することで、基本となるコード進行を提示して、スケールに沿ったコードやアルペジオ、メロディーを演奏できます。
演奏は指1本で和音を演奏できるので、鍵盤に触れたことがない人でもコード演奏ができます。
注意点としてはChord PrismはMIDI FXなので単体では音が鳴りません。音はインストゥルメントを用意してMIDI FXとルーティングして使用します。
個人的な印象はScaler2の機能に柔軟なフレージング作りができるアルペジエーターとシーケンサーが搭載されたプラグインという印象。
Scaler2にもアルペジオやストラム機能がありますが、フレーズの調整はMIDIトラックにドラッグしてからというのが基本です。またコードをステップ・シーケンサーで管理してバッキングフレーズが作れるのは便利かなと思います。
筆者(ダウハック)はScaler2を使う時に同時にDAWなどのアルペジエーターを立ち上げてバッキングのように鳴らすことが多いので、この工程を一つのプラグイン内でできるのは良いですね。
またChord Prismを複数立ち上げた時に設定したスケールやキーなどを共有できるのも便利です。
Chord Generator(コードジェネレーター )
指定した任意のキー、スケールのコードを指1本で演奏できる機能です。コードはトライアド、7th,9thにも対応可能。反転やボイスリードといったオプション、演奏タイプにはストラム、リピート、ホールド、ベロシティが用意されています。
作曲支援プラグインでは基本の機能です。
Smart Scale(スマートスケール)
Smart ScaleはMozaicBeats社が特許取得している技術です。
UI左のコード演奏用の鍵盤と右側のフレーズ演奏用の鍵盤が常にリンクして、コードに合わせたフレーズが鳴らせます。
Step Sequencers(ステップ・シーケンサー)
コードジェネレーターとスマートスケールを使って作られたコード演奏ノートをプログラムできるステップ・シーケンサーです。発音のタイミングや長さを調整できるので、バッキングやアルペジオフレーズの調整にも使えます。
ステップ・シーケンサーには様々なジャンルに対応できるパターンのプリセットも収録されています。
Multi Arp(マルチアルプ)
Multi Arp(マルチアルプ)はフレーズ演奏用の鍵盤に複数のアルペジオパレットを作成できる機能です。アルペジオパターンを組み合わせて様々な演奏やフレーズ作りに活用できます。
Instance Sync(インスタンスシンク)
複数立ち上げたChord Prismの情報を共有してくれます。わざわざ一つ一つの設定をし直さなくても良いのでメインメロディーに対してカウンターメロディー、ベースラインやアルペジオなどアンサンブルを作るといった作業もスムーズに取り組めます。
この機能は他の作曲支援プラグインに搭載されていない便利な機能だと思います。
Multi-Instrument Performance(マルチ機器のパフォーマンス)
DAW内で使用するインストゥルメントでコードやメロディー、ベースラインを同時に再生できます。ミュートボタンを押すことで、それぞれの役割を分割可能
Chord Editor(コードエディター)
MozaicBeats社が特許取得している機能で、定義した各コードのノートを調整できます。反転やボイシングといった変更ができるので、より幅広いコードワークが作成できます。
Export MIDI(MIDIエクスポート)
実行中のコード進行やフレーズをMIDIトラックにエクスポートできます。細かな調整やリフレインの中でフレーズにアレンジを加えたりと柔軟なフレージングが可能です。
Key/Chord Shifters(キー/コードシフター)
設定したキーを変更できる機能です。デフレーズを一つ一つ変えずにまとめて変更できるので、デモを作った後にキーを変更したい時にも便利。
プラグイン仕様
【対応OS】
- 対応OS:Mac OS X 10.11以降(Big Sur対応)64bit
- Windows 7以降 32bit/64bit
【プラグインフォーマット】
ほとんどのDAWではVSTインストゥルメントとして認識されます。また、Logic ProではネイティブのLogic MIDIエフェクトと同様に可能です。
販売ショップ・購入ページ
最低限の操作で作曲をサポートしてくれるプラグイン、インテリジェント系プラグインが数多くリリースされていますが、「Chord Prism」は他の作曲支援プラグインよりも簡単な操作と便利な機能が備わっています。
Scaler2よりもフレーズ作りが柔軟にできるのが大きな特徴です。
Scaler2を持っている方も是非チェックしてみてください!