The Crow Hill Companyの無料音源シリーズVaultsの新作「SOLO BODHRAN」は、アイルランド音楽に使用されるアイルランドのフレームドラム「バウロン」のサウンドを収録したパーカッション音源です。
バウロンは浅い片面太鼓で、アイルランドやスコットランドのフォーク系の楽曲に使われることが多い楽器です。
バウロンの演奏動画
「SOLO BODHRAN」は、同社の無料音源シリーズ「Vaults」のパッチとして使用できます。
期間限定で無料配布中なので是非チェックしてみてください。
ダウンロードの詳細はこちらから▽
Vaults「SOLO BODHRAN」の特徴
「SOLO BODHRAN」は、白鍵を打鍵するとリズムシーケンスが割り当てられており、バウロンのリズムパターンを演奏できます。
また、黒鍵にはワンショットが割り当てられているので自分でリズムを構築して演奏することも可能です。


UIの各パラメーターの役割は下記の通りです。
RHYTHM
UI中央外側のノブはRHYTHMのノブで時計回りに回し、数値を上げるとリズムパターンが複雑になります。
逆に0のままだとシンプルなリズムパターンが再生されます。
DISTANCE
DISTANCEの数値を0にするとデッドな響きで演奏され、数値を上げると楽器とマイクとの距離が広がり、空間を感じるサウンドに変化します。


UI下部にある4つのノブは、音をシェイピングするためのコントロールノブです。
CRUSH
CRUSHのノブを上げると歪みやノイズを伴ったようなサウンドが加わります。生楽器の要素にデジタル感を加えたような印象になるので、エレクトロニック系のトラックメイクにも使えるようなサウンドになります。
SQUEEZE
SQUEEZEのノブを上げると、音量感・低音感が強まります。
Echo
Echoは一般的なステレオディレイで、ノブを上げるとディレイが強まります。
SPLOSH
SPLOSHはリバーブのような効果を得られるコントロールノブで、ECHOと併用することで多彩な空間表現が可能になります。
また、ECHOとSPLOSHの下にある矢印は、エフェクトを送る順序を指定するボタンです。
Vaultsシリーズではおなじみの機能で、使用する場面によって切り替えることで、よりイメージに近いサウンドをデザインできます。
仕様・プラグイン動作条件
・MacOS (Intel)
macOS Intel Intel-Based Chip macOS Catalina (10.15) through to through to macOS Sequoia (15)
・MacOS (apple silicon)
M-Series Apple Silicon macOS Catalina (10.15) through to macOS Sequoia (15)
・Windows
Windows 10 through to Windows 11
ダウンロードページ
「SOLO BODHRAN」は、無料音源「Vaults」の中の一つとして収録されています。
公式サイトからCrow Hill Appをダウンロードし、「SOLO BODHRAN」をインストールすることで使用できます。
製品ページ内に表示されている各製品の「+」のボタンをクリックすることでカートに追加できます。
また、ダウンロードするにはThe Crow Hill Companyでのユーザー登録が必要です。
インストール後、DAW上でVaultsを起動し、プリセットとして「SOLO BODHRAN」を開くことで使用できます。
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