Synthogy「Ivory 3 American Concert D」は、ピアノ音源の名作とも言えるIvoryシリーズの最新音源です。
「Ivory 2 American Concert D」の発売を経て、Ivory 3エンジンによる最新バージョンとなり、永遠のクラシックサウンドと言われる「Vintage 1951 New York Steinway Concert D」を精巧に再現してくれます。
リアルかつ美しい存在感のサウンドを持ち、ピアノ音源の最高峰と言っても良いかもしれません。
あらゆるジャンルの作曲家やピアニスト、クラシックの演奏やPOPSを始めとした楽曲制作までオールマイティにこなしてくれる素晴らしいピアノ音源です。
Ivory 3 American Concert Dのセール情報
●Synthogyセール
【開催ショップ】BEST SERVICE
【セール期間】2024年10月23日~
【セール概要】「Ivory 3 American Concert D」が5%オフ!
Ivory 3 American Concert D
【価格】$249(37,874円 税込) → 5%オフ $235(35,745円 税込)
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※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
Ivory 3 American Concert Dの特徴
- マイクポジションが追加され、2つのクローズ、ミッド/アンビエント、アンビエントマイクをリアルタイムでルーティング、ミックスが可能
- Continuous Velocity(連続性のヴェロシティ)により、ベロシティレイヤーやレベルの制限がなくなりました
- MIDI 2.0に対応し65,536段階のベロシティを再現
- 細部までこだわった音作りが可能なオンボードミックスデスクを搭載
- Audiobro社によるEnsemble Stringsサンプルを含むシンセレイヤーが搭載
- インターフェースがさらに見やすく進化
- カスタムプリセットの保存と呼び出しが使いやすく進化
- Ivory II所有の場合、Ivory IIライブラリ、プリセット、プロジェクトがIvory 3の環境内で開ける
Ivoryシリーズのピアノは、音の深みや演奏時のレスポンスの良さなど、どれをとっても素晴らしいピアノ音源です。
現代のあらゆるジャンルの作曲家は、最低でも一度は触れたことがあるという人も多いと思います。
ピアノ音源と言えば「Ivory」を挙げる人も多く、数あるピアノ音源の中でもやはりトップクラスではないでしょうか。
マイクポジションが追加
Ivory2からIvory3に変わったことで大きく異なる点はマイクポジションが4つに増えたことです。(青い丸と赤い丸の位置)
クローズが2つになり、アンビエントマイクが増えたことでさらに深みと立体感のあるサウンドが再現できるようになりました。
各ポジションはクリックすることでオン/オフできます。
Side Aのマイクのみを使った場合は、Ivory2の同機種のサウンドとかなり似ているので進化を感じませんが、Side Bやアンビエントの2本のマイクをミックスすることでエレガントな響きを作ることも可能です。
ちなみに、Side Aのマイクはクラシックやピアノソロなどにフィットする音で、Side Bのマイクでは伴奏などにフィットするサウンドに感じます。
新たに搭載されたRGBエンジン
Ivory2からIvory3へと進化し、「Ivory3」はIvory2のエンジンの更に進化させた「RGBエンジン(Real-time Gradient Blending)」が搭載され、打鍵した音のベロシティを滑らかに繋ぐように動作します。
このRGBエンジンはOFFにすることも可能です。
熟練のピアニストが弾いた場合、打鍵したニュアンスが自分が意図したベロシティではないと感じるかもしれません。
ピアニストではない場合は、整った演奏に感じることあるので必要に応じて使うのがおすすめです。
また、打鍵ハンマーの硬さを調整する「Hammer Strength」というパラメーターも搭載され、リアルかつ幅広いサウンド調整も可能になっています。
MIDI Velocity Extentionに対応
「Ivory 3 American Concert D」では、MIDI 2.0のMIDI Velocity Extentionに対応し、65,536段階のベロシティの発音を再現できるようになりました。もはや聞き分けが難しいほどの精密さになりますが、ダイナミクスの変化をリアルかつ滑らかに再現できるように進化しています。
詳細に渡るサウンド調整が可能
「Ivory 3」は、前作に引き続き、ペダルノイズの調整やピアノの天蓋の開き具合などの調整が可能。チューニングの設定も可能です。
各ステレオチャンネルごとにゲイン、3バンドEQ、トリム、コンプレッション、アンビエンス、コーラス/ディレイ、バランス、M/S処理などが可能で、非常に細かな音作りが可能です。
また、音源メーカー「Audiobro」によるアンサンブルストリングスサンプルなどのシンセサイザーレイヤーも収録されています。
サウンドデモ
Ivory 3はクラシックやジャズ、歌モノまで幅広くフィットするピアノ音源です。買って損はない品質なので是非チェックしてみてください▽
仕様・プラグイン動作条件
Mac
macOS 10.15 or higher
Apple Silicon compatible
16 GB RAM
64 bit
Windows
Windows 10 or higher
16 GB RAM
まとめ
「Ivory 3 American Concert D」は通常価格¥38,500円というなかなか高額なピアノ音源ですが、その品質に疑いはありません。
ちなみに前バージョンの「Ivory 2 American Concert D」を所有している場合は¥22,000(税込)にアップグレードできます。
Ivory 2バージョンも十分素晴らしい音なのでわざわざアップグレードしなくても良いかも?と感じるかもしれませんが、4つのマイクポジションを活用したサウンドを聞くと前バージョンに戻れなくなると思います。
Ivory 2を所有している場合でも、是非Ivory 3にアップグレードしてみてください▽
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