プロにも愛用者が多いSynthogy社のピアノ音源シリーズ「Ivory」の最新作、「Ivory 3 German D」がリリースされました!
- ピアノの演奏表現にこだわりたい
- 弦の共鳴など細かな点の調整ができるピアノ音源を使いたい
- プロ作曲家からも評価の高いピアノ音源を使いたい
※現在セールは開催されていません。 セールが開催される際は当サイトとTwitter(@daw_hack)で随時、更新していきます。
目次
「Ivory 3 German D」の主な販売ショップ
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●SONICWIRE
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Ivory 2 Grand Pianosからのアップグレード版
●Media Integration※現在、最安
【価格】通常 ¥22,000(税込)※会員ランクに応じて3〜7%のポイント付与
●Rock oN Line eStore
【価格】通常 ¥22,000(税込)※330ポイント付与
●サウンドハウス
【価格】通常 ¥22,000(税込)※220ポイント付与
●SONICWIRE
【価格】通常 ¥22,000(税込)※220ポイント付与
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Synthogy「Ivory 3 German D」
「Ivory 3 German D」は、新たなRGB(Real-time Gradient Blending)エンジンによるサンプリングとモデリングを融合させたピアノ音源です。
従来のサンプリングベースのライブラリーに、リアルタイムにサウンドを生み出すモデリングエンジンを融合させたRGBエンジンを搭載し、ピアノの細かな表現や振る舞いをリアルに表現させることをテーマにしています。
そんな新たなRGBエンジンを搭載したIvory 3 German DはスタインウェイD-274コンサートグランドピアノを収録。制作にあたり、コンサートテクニシャンの巨匠、ミシェル・ペドノーが丹念に手入れを行いレコーディングされています。
サウンドデモ
インターフェースの刷新

Ivory 3 German DはIvory 2からインターフェースも刷新されています。
サウンドコントロールの自由度は上がっていながら画面はシンプルにわかりやすくまとめられています。
Ivory 2までのインターフェースがこちらです。

インターフェース内は、
- Home:起動時のページ。プリセット選択や演奏、マイクチャンネルのソロミュート、最終音量の調整など基本パラメーターをコントロールできます。
- Design:デザインプリセットの作成や編集、Ivory 3の細かな機能やパラメーターにアクセスできる
- Preference:グローバルベロシティマップ、サイレントキーベロシティなど、Ivory 3全体の動作や操作性をカスタムするページ
という3つのページに分けられており、それぞれのページで細かな調整ができます。
RGB(Real-time Gradient Blending)エンジンによるサウンド強化

モデリング技術を融合させたことで、
- ピアノの一つひとつのベロシティが滑らかに繋がり、従来のピアノ音源のようにベロシティレベルを細かく調整せずに演奏ができる
- ダイナミック・シフトの設定でハイレゾリューション・ベロシティをさらに細かく音色に繋げることも可能
- 柔らかいハンマーから固めのハンマーまで、ピアノの打鍵キャラクターも変更できるパラメータも搭載
といったピアノ音源のクオリティを左右するベロシティのニュアンスを含むダイナミックコントロールが刷新されています。
また、Ivory 2シリーズから評判の良かったハーモニックレゾナンス(弦の共鳴音を調整する機能)もさらに強化されており、ピアノが持つ倍音の表現も豊かになっています。
モデリング技術採用で柔軟な音色変化に対応

Ivory 3のDesignページ内のTouchセクションでは、2つのレイヤーのオーバービュー、パッチのボイス数やスケール、クロック設定、シグナルパス、ゲイン、ベロシティカーブ、ソロ、グライドなどパッチの基本設定ができます。
また、「Continuous Velocity to Timbre」という新機能が搭載されたことで、ベロシティから音色への変化をリアルタイムに表現。
- MIDI 1.0ベロシティの127段階
- MIDI(CC88) Velocity Extensionの16,384段階
- MIDI 2.0 16 bit Hi-Resolution ベロシティの65,536段階
をコントローラが送信しても、Ivory 3 のコンティニュアス・ベロシティ機能で滑らかなベロシティ変化で表現し、演奏表現をさらに充実させています。
マルチマイクによる空間処理

Ivory 3は複数のマイクセッティングを自由に変更・ブレンドが可能になりました。
Designページ内のMicrophonesセクションでは、
- ローズ
- ミッド/サイド(M/S)
- アンビエントのセッティング位置
を使用して空間処理を行えます。
各ポジションは1クリックで簡単にオン・オフが可能。
さらにIvory 3で新たに搭載されたミキシング・デスクでリアルタイムにルーティングやバランス、EQやダイナミクス処理、リバーブへのセンドなどの処理もできます。
オンボード・ミキシングデスク

Ivory 3には細かなミックスに対応したミキシングデスクが新たに搭載されています。
Designページ内のDeskセクションでは、各ステレオチャンネルごとにトリム、ゲイン、3バンドEQ、コンプレッション、アンビエンス、コーラス/ディレイ、バランス、M/S処理、バスセンド、さらに複数のシグナルパスによるパラレル処理といったサウンド・デザインを細かく調整できます。
さらに、Audiobroによる美しいアンサンブル・ストリングス・サンプルなど新たなシンセサイザーレイヤーも収録しており、エンベロープ・アタック・コントロールを搭載し、ミキシングデスクで独立した処理もできます。
プリセット
Ivory 3は以前のIvory IIからプリセット構造がより簡素化され、プリセットのセーブとロードがより簡単になりました。
Ivory IIではプログラム、エフェクト、セッションがそれぞれ別になっておりセーブ/ロードを行う必要がありましたが、これらを全て統合したことでプリセットを一つ選択するだけで関連するエフェクトなども読み込まれます。
さらにIvory 3はIvory IIのプリセットとライブラリーを全てサポートしているので、Ivory IIシリーズを所有している人もIvory 3で使用できます。
システム要件
【Mac】
- macOS 10.15 Catalina以降(M1ネイティブ)
- 最小8コアのIntel CPU(Apple Silicon CPUを推奨
- 16GB以上のRAM(32GB以上のRAMを推奨)
- 42GBのハードディスク/SSD空き容量
- インターネット接続環境(アップデータのダウンロード、オーサライズ時)
- AU v2、VST3、AAX(Pro Tools 2020.3以降)、スタンドアロン
【Windows】
- 未対応(今後対応予定)
【インストール・アクティベーション】
- iLokオーサライズ(ハードディスク・オーサライズ、またはiLokキー・オーサライズ
Synthogy「Ivory 3 German D」まとめ
Synthogy「Ivory 3 German D」は今までのIvoryシリーズのレコーディングしたサウンドを鳴らすサンプリングベースのピアノ音源から物理モデリングも採用したハイブリッドなピアノ音源に進化しました。
マシン上でサウンドをリアルタイムに生成する物理モデリングは音作りや演奏表現のための設定が柔軟に行えるのが大きな魅力です。
元々、ピアノ音源としてのクオリティに定評のあるIvoryシリーズですが、さらに音作りと演奏表現を強化することで、よりリアリティのあるサウンドが鳴らせるようにパワーアップしています。
しかもIvory 3 German DはスタインウェイD-274コンサートグランドピアノという大定番のピアノを収録しているので、幅広いジャンルに対応できます。
プロにも愛用者が多いIvoryシリーズの最新作「Ivory 3 German D」は普段、ピアノ音源をよく使う人は要チェックな音源になってます!
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【画像出典】Plugin Boutique