Vir2 Instrumentsの「MOJO:UPRIGHT BASS」は、Vir2製品初のベース(アップライトベース)音源です。
ジャズベーシスト・Stefan “Pista” Bartus氏の演奏による150年前のアップライトベースのサウンドをサンプリング。
ハイエンド音源MOJOシリーズ製品ならではの素晴らしい音質が魅力のアップライトベース音源です。
ジャズを始め、ロックやブルース、ロカビリーなどアップライトベースで演奏するあらゆるジャンルに最適な音源となっています。
MOJO:UPRIGHT BASSのセール情報
●MOJO UPRIGHT BASS $50 OFF イントロセール
【開催ショップ】SONICWIRE
【セール期間】2024年9月26日~10月17日まで
MOJO: UPRIGHT BASS
【価格】41,096円(税込) → 20%オフ 32,875円 (税込)
>> セールページ
※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
MOJO:UPRIGHT BASSの特徴
- ジャズ、ロック、ブルース、ロカビリーなどに適したアップライトベース音源
- トゥルーレガート、リアルビブラート、8つのアーティキュレーションによるリアルな演奏を再現
- クリエイティブなアイデア&インスピレーションの源となる何百ものMIDIデータを収録
- あらゆる歴史・時代・環境に合わせてデザインされた多彩なプリセットを収録
- 35GB以上のサンプルコンテンツを収録(非圧縮時)
- 直感的に操作できるユーザーインターフェース
- MOJO 2: Horn Sectionとシームレスな連携が可能
- Komplete KontrolとMaschineを完全に統合
- 無料のKontakt Player7で使用可能
先進的かつリアルな音質のアップライトベース音源
冒頭でも触れましたが「MOJO: Upright Bass」は、Bill Evansなどの世界的アーティストとの共演などの経歴を持つ一流ベーシスト・Stefan “Pista” Bartus氏の演奏テクニックを余すところなくサンプリングしたアップライトベース音源です。
アナログコンソールを使って収録され、6つのダイナミックレイヤー、最大8つのラウンドロビン、8つのアーティキュレーションを搭載。
5つのマイクポジションが調整でき、楽曲に合わせた響きを設定できます。
洗練されたトゥルーレガートを再現し、今までのアプライトベース音源では満足できなかった方も満足させてくれるクオリティに仕上げられています。
打ち込みとは気付かない繊細な演奏を実現
同一音を繰り返して弾いた場合でも生演奏のようなリアルなサウンドを再現する最大8つのラウンドロビンを搭載。
また、弾くベース弦を選択するオプションや本格的なビブラート、任意で調整できるストリングバズ、ノイズなども再現可能です。
ちなみにビブラートはサンプルかシミュレートを選択できます。
アップライトベースを使う様々な音楽ジャンルに適するように細かな演奏表現が可能で、さすがMOJOシリーズの音源と納得の表現力だと感じました。
また、ハンマリングやスライドの自動設定が可能で、細かく打ち込まなくてもリアルな演奏表現をしてくれることも魅力です。
5つのマイクポジションから選択可能
「MOJO: Upright Bass」は、様々なジャンルや各種楽曲にフィットさせられるように5つのマイクポジションを調整できるようになっています。
- FULL MIX(デフォルト)
- NECK(弦の音をディティールまで細かく再現)
- BODY CLOSE(低音とベーストーンが最も顕著)
- BODY FAR(部屋の音が強すぎず、ドライなサウンド)
- ROOM CLOSE(楽器にかなり近く、楽器の明瞭度と美しい遠近感がある)
- ROOM FAR(楽器から遠く、最もアンビエントなサウンドを付加)
デフォルトの状態では、5つのマイクポジションからあらかじめミックスされたステレオコンビネーションの状態です。
必要に応じて5種類のマイクポジションの音をミックスできますが、ミックスするマイクポジションが多くなるほどメモリを多く使われるので注意。
NECK、BODY CLOSE、BODY FARの4つはモノラルマイクポジションで、ROOM CLOSEとROOM FARはステレオです。
ベースを少し後ろに設定したい場合は、BODY FARとROOM FARをオンにしてブレンドすると前面に出すぎないサウンドになります。
一方、NECKとBODY CLOSEをONにしてブレンドすると生々しいサウンドに。この状態にROOM CLOSEをONにして加えると適度に近接的なサウンドに調整できます。
MOJO:UPRIGHT BASSの使用方法・各パネルの詳細
ここからは「MOJO:UPRIGHT BASS」のコントロールパネル(ユーザーインターフェース)について触れていきます。
INSTRUMENT PAGE
まずメインとなる「INSTRUMENT PAGE」では、グローバルコントロールとアーティキュレーションのコントロールができます。
20種類のプリセットから選択し、ビブラート、レガートコントロール、コード、演奏のリピート、ハンマリングオン、プルオフ、ハーモニクス、パーカッションなどのアーティキュレーションのカスタマイズが可能。
さらに、カポ、ベロシティカーブコントロール、ヒューマニゼーションなども利用できます。
PERFORMANCE PAGE
パフォーマンスページでは、ジャンルに分けられたMIDIパフォーマンスのデータを絞り込み&読み込めます。
音楽ジャンルや、メーター(小節数)、楽曲のキー、スケールから絞り込むことが可能。
用意されている音楽ジャンルと演奏スタイルは下記の通りです。
- ジャズ
- ブルース
- ボサノバ
- ジプシージャズ
- ラテン
- ファンク
- ロカビリー
- フィル
- エンド
- パーカッション
各パフォーマンスファイルを読み込み、自分の楽曲に合うようにカスタマイズすることで素早くベースラインを設定することが可能。
アイデアが浮かばないときのインスピレーションとなってくれるのでとても便利です。
EFFECTS PAGE
「MOJO:UPRIGHT BASS」には8種類のエフェクトが搭載され、予めデザインされたプリセットも収録されています。
- EQ
- BPフィルター(バンドパスフィルター)
- サチュレーション
- キャビネット
- コンプレッサー
- リミッター
- リバーブ
- ディレイ
アップライトベースは、音楽ジャンルによって出すべきサウンドが異なるので、初めてチャレンジするジャンルであってもプリセットを読み込めばOK。
ビンテージスタジオ系のサウンドやクールなジャズクラブのサウンド、またはモダンなコンサートホールに適したサウンドなど、理想に見合うサウンドを再現できます。
MIXER PAGE
マイクポジションの解説でも触れましたが、MIXER PAGEでは5つのマイクポジションをミックスして、楽曲に見合う音作りが可能です。
ちなみに各マイクポジションは、それぞれ個別に出力を分けられるのでDAWのミキサー上で微調整することも可能です。
SETTINGS PAGE
「SETTINGS PAGE」では、各キーボードに割り当てるなアーティキュレーションやリリースサンプルのトリガーを変更できます。
リアルタイム入力で打ち込む際は、レイアウトを自分好みにカスタムするととても楽です。
また、アーティキュレーションをベロシティスタックに組み合わせることで更に自然な演奏が可能。
使いやすさ・弾きやすさも「MOJO:UPRIGHT BASS」の魅力です。
仕様・プラグイン動作条件
【MAC】OS 12以上
CPU:Intel Core i5 以降またはApple Silicone Macs
64 bitのみ
【Win】WINDOWS: OS 10 or higher
CPU:Intel Core i5以上
64 bitのみ
ライブラリ容量18.4GB
Kontakt 7 Playerまたは、Kontakt 7以上で使用可能
4GB RAM以上を推奨
まとめ
「MOJO:UPRIGHT BASS」は、音の良さ、リアルな演奏の再現においても素晴らしいアップライト音源だと思いました。
アップライトベース音源は、この他にも「Trilian」や「MODO BASS 2」に収録されているアップライトベースや、Musical Samplingの「The Upright」、Native Instrumentsの「Session Bassist- Upright Bass」、PREMIER SOUND FACTORYの「Acoustic Bass Premier G」などもありますが、大人な空気感、深み、奥行きのある音を大事にしたい曲には「MOJO:UPRIGHT BASS」がおすすめ。
価格は少々高いですが、アップライトベース音源のバリエーションを増やしておきたい方は迷わずゲットしていいと思います。
特にJAZZや劇伴の制作にはおすすめなので是非チェックしてみてください▽
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