UVIのシンセハードウェア集「Synth Anthology」の最新バージョン「Synth Anthology 4」がリリースされました。
過去バージョンのライブラリを含む200の実機モデル・4000プリセットを収録。
新たなサウンドエンジンへの刷新に加え、GUIもリニューアル。さらにMPEネイティブにも対応するなど、今まで以上に使い勝手の良いシンセライブラリーに仕上がっています。
- ビンテージシンセのサウンドを導入しやすい価格で揃えられる
- ビンテージシンセの種類に詳しくなくても、同一の操作でプリセットを切り替えて扱える
- GUIが統一されているので他社のビンテージシンセライブラリのように一つ一つのシンセの操作を覚えなくても扱える
- 豊富なプリセット
- デュアルレイヤー搭載によって実機サウンドを自由にレイヤー可能。メーカーが違うサウンドもレイヤーできる
【セール期間】2023年9月18日まで(在庫状況によってセールが前後する場合があります。)
【開催ショップ】UVI公式、beatcloud、Rock oN Line eStore、他
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Synth Anthology 3など過去のSynth Anthologyシリーズを所有している人は公式サイトでアップグレード価格でお得に購入できるのでチェックしてみてください。
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※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
目次
Synth Anthology 4
Synth Anthology 4は前バージョンのSynth Anthology 3のライブラリと合わせて合計200モデルのシンセサウンドを収録。プログレッシブは4,000以上を内蔵しています。
Synth Anthology 3では132種のハードウェアシンセサウンド、3500以上のプリセットを収録していたので、ライブラリーも増えています。
また、GUIもリニューアルされており、デュアルレイヤーに対応するなどSynth Anthology 3以上に音作りの自由度が高まっています。
プリセットサウンド
オーディオデモ
機能・特徴
- ビンテージからモダン、200モデルのリアルシンセサウンド
- 4,000超のプリセット&レイヤーによるハードウェア魂の響き
- 最新型デュアルレイヤーによる実機やメーカーを超えた音作り
- 完全再設計のデュアルレイヤーエンジン
- 直観操作、ワークフローの向上
- レイヤーごとに5つのクリエイティブエフェクト
- 仕上げのための4センドエフェクトと3つのバスエフェクト
- GUI・サウンドエンジンをリニューアル
- プリセット、エフェクト、フィルター、モジュレーション、ステップモジュレーターを追加
GUIのリニューアル
Synth Anthology 4はGUIもリニューアルされています。
AとBにそれぞれ別のサウンドを読み込むことが可能。デュアルレイヤーでサウンド・デザインができます。
別々のメーカーのシンセをレイヤーさせることもできるので、音作りの幅も広がります。
また、GUIだけでなくサウンドエンジンもリニューアルされています。
エディット周りの強化
Synth Anthology 4はGUIの変化に伴い、エディット周りも強化されています。
以前からエフェクトやLFO、アルペジエーターは備わっていましたが、よりわかりやすく扱えるように設計されています。
AとB2つのレイヤーそれぞれで細かい調整が可能です。
【エフェクト操作画面】
【アルペジエーターページ】
200モデルのリアルシンセサウンド
Synth Anthology 4になって合計200モデルのリアルシンセサウンドを使った4,000超のプリセットを収録しています。
プリセットブラウザも非常に使いやすくなっています。
ACCESS – Virus C • AKAI – AX80 • ALESIS – Andromeda • ALESIS – Fusion • ALESIS – Ion • ALESIS – Quadrasynth • ANALOG SOLUTIONS – Colossus • ARP – 2600 • ARP – Odyssey • ARP – Quadra • ARTURIA – MatrixBrute • ARTURIA – MicroFreak • ARTURIA – MiniFreak • ARTURIA – PolyBrute • ASM – Hydrasynth • BALORAN – The River • BEHRINGER – DeepMind 6 • BEHRINGER – Model D • BEHRINGER – Poly D • BLACK CORP. – Deckard’s Dream • BOOMSTAR – 5089 • CASIO – CK-500 • CASIO – CZ1 • CASIO – FZ-1 • CASIO – HZ-600 • CASIO – KX-101 • CASIO – PT-7 • CASIO – SA-2 • CASIO – VL-1 • CASIO – VL-5 • CASIO – VZ-8 • CASIO – VZ1 • CAVAGNOLO – Exagone • CHROMA – Polaris • CLAVIA – Nord Wave 2 • CLAVIA – NordLead • CLAVIA – NordLead 3 • CRUMAR – Spirit • DAVOLI – Davolisint • DOTCOM – Modular • DSI – OB-6 • DSI – Poly Evolver • DSI – Prophet Rev2 • DSI – TETR4 • ELKA – EK44 • ELKA – Synthex • EML – ElectroComp101 • EML – SynKey • EMS – Synthi AKS • EMU – Emax • EMU – Emulator 2 • EMU – Morpheus • EMU – UltraProteus • ENSONIQ – ESQ-M • ENSONIQ – Fizmo • ENSONIQ – MR-61 • ENSONIQ – SQ80 • ENSONIQ – TS-10 • ENSONIQ – VFX • FAIRLIGHT – CMI IIx • FORMANTA – Polivoks • JEN – SX1000 • KAWAI – K3 • KAWAI – K4r • KAWAI – K5000 • KAWAI – Synthesizer-100F • KODAMO – EssenceFM • KORG – 01RW • KORG – 800DV • KORG – DS-8 • KORG – DSS1 • KORG – DW8000 • KORG – M1 • KORG – M3 • KORG – Minilogue • KORG – Minilogue XD • KORG – MS-20 • KORG – MS-50 • KORG – NTS-1 • KORG – Polysix • KORG – Prologue • KORG – PS3100 • KORG – PS3200 • KORG – Radias • KORG – Trident • KORG – Trinity • KORG – Triton • KORG – Volca FM • KORG – Volca Keys • KORG – Wavestate • KORG – Wavestation • KORG – X3R • KURZWEIL – K2500 • M – Liberation • M – Matriarch • M – Memory Moog • M – MiniMoog • M – Modular 3p • M – One • M – Polymoog • M – Slim Phatty • M – Sonic Six • M – Source • M – Sub37 • M – Subsequent 37 • MELBOURNE INSTRUMENTS – Nina • MELLOTRON – M400 • MODAL – Argon8 • MODAL – Cobalt8 • NED – Synclavier II • NONLINEAR LABS – C15 • NOVATION – BassStation 2 • NOVATION – Nova • NOVATION – Peak • NOVATION – Summit • NOVATION – Ultranova • OBIE – Matrix 1000 • OBIE – Matrix 6 • OBIE – Matrix-12 • OBIE – OB-X8 • OBIE – OBX • OBIE – SEM • OBIE – XPander • One – Electron GX.2 • OSC – OSCar • PHILIPS – PMC 100 • PIONEER – Toraiz AS1 • POWERTRAN – Transcendent 2000 • PPG – 1020 • PPG – Modular • PPG – Wave 2.3 • RADIKAL TECHNOLOGIES – Spectralis 2 • RLD – D-110 • RLD – D-Fifty • RLD – Fantom-G6 • RLD – JD-990 • RLD – JD800 • RLD – Juno-106 • RLD – Juno-6 • RLD – Juno-60 • RLD – Jupiter 4 • RLD – Jupiter 8 • RLD – JX8P • RLD – SH-09 • RLD – SH-5 • RLD – System-100 • RLD – System-700 • RLD – TB303 • RLD – U110 • RLD – VP330 • RSF – BlackBox • RSF – Kobol • RSF – Modular • SCHMIDT – Eight Voice • SCI – Pro 8 • SCI – Pro One • SCI – Prophet 2002 • SCI – Prophet 3000 • SCI – Prophet 5 • SCI – Prophet VS • SCI – Six-trak • SEIKO – DS310 • SEIL – DK80 • SEQ – Pro 3 • SEQ – Prophet 6 • SEQ – Take 5 • STUDIO ELECTRONICS – ATC • STUDIOLOGIC – Sledge • SUIKO – ST-10 • TECHNICS – WSA1R • TEENAGE ENGINEERING – OP-Z • TEENAGE ENGINEERING – OP1 • TEENAGE ENGINEERING – PO-14 • TEENAGE ENGINEERING – PO-16 • UDO – Super 6 • VERMONA – Synthesizer • VERMONA – Tiracon 6V • WALDORF – Microwave XT • WALDORF – Pulse • WALDORF – Pulse 2 • WALDORF – Q • WALDORF – Quantum • WALDORF – Wave • YAMAHA – CS6x • YAMAHA – AN1X • YAMAHA – AN200 • YAMAHA – AVX-1 • YAMAHA – CS20m • YAMAHA – CS80 • YAMAHA – DX100 • YAMAHA – DX200 • YAMAHA – DX7 • YAMAHA – EX5 • YAMAHA – FS1R • YAMAHA – SY-2 • YAMAHA – SY22 • YAMAHA – SY77 • YAMAHA – V50 • YUHOJIN – Asoboard • YUSYNTH
マシンラーニング
Synth Anthology 4の新機能の1つに「プロクシミティ・エクスプローラー」があります。
これは、現在、使用している音色の音響特性の解析をしてライブラリーの中から代替候補のサウンドを8つ提供するインテリジェント提案システムです。
これによって、膨大なライブラリーからバリエーションを作成する際や、関連するサウンドを探す手間が省けます。
MPEにもネイティブ対応
Synth Anthology 4は柔軟な演奏表現を可能にするMPE(MIDI Polyphonic Expression)コントロールにもネイティブ対応しています。
新世代コントローラーとして注目されているMPEコントローラーを使うアーティストやパフォーマーにとっても嬉しいポイントです。
仕様・システム条件
【Mac】
- Mac OS 10.14 ~ macOS 13(64bit)
- Audio Units、AAX、VST、VST3、スタンドアロン
【Windows】
- Windows 10 ~ Windows 11(64bit)
- AAX、VST、VST3、スタンドアロン
【共通】
- UVI Workstation 3.1.11以降、またはFalcon 2.8.5以降に対応
- サイズ:20.42GB(FLACロスレス圧縮済、非圧縮WAVサイズは42.13GB)
- ハードドライブ:7,200回転仕様のHDDまたはソリッドステートドライブ(SSD)推奨
- 4GB RAMメモリ (大容量のUVIサウンドバンクは 8 GB以上を強く推奨)
- コンテンツ:38,071サンプル、4,767プリセット
- サンプル解像度: 44.1 kHz (収録: 88.2 kHz)
- インターネット接続環境(製品ダウンロードとライセンス発行と認証に必要、常時接続不要)
【インストール・アクティベーション】
iLOK(無料)による認証が必要です。
【検証済みホスト】
Digital Performer 8以降、Pro Tools 2019以降、Logic Pro X以降、Cubase 7以降、Nuendo 6以降、Ableton Live 8以降、Studio One 2以降、Garage Band 6、Maschine 1 & 2、Tracktion 4以降、Vienna Ensemble 5、Reaper 4以降、Sonar X3、Main Stage 3、FL Studio、Bitwig 1+、Reason 9.5+、MuLab 5.5以降
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
まとめ
Synth Anthology 4はバージョンアップによってプリセットの追加に加えて、GUIやサウンドエンジン、エディット、プリセットブラウザなど様々な点がリニューアルされていて、今まで以上に使いやすくなっています。
特にプリセット数が多いライブラリなので、使っているサウンドに似た傾向のサウンドを見つけられる「プロクシミティ・エクスプローラー」機能はSynth Anthologyユーザーにとってはかなり嬉しい機能です。
今回のバージョンアップは今までSynth Anthologyシリーズを所有している人にとってもサウンド内容、使い勝手の面でかなり向上しているのでアップグレードする価値有りだと感じます。
またSynth Anthologyの導入を検討している人は充実したプリセットに扱いやすい操作性を備えたコスパ優秀なビンテージシンセ・マシンライブラリなので、ビンテージシンセの種類は詳しくないからサウンドを楽曲に取り入れたいという人
【画像出典】UVI公式サイト