Universal Audio「Manley VOXBOX Channel Strip」は、Manley Laboratoriesが発売したチャンネルストリップの名機「VOXBOX」をプラグイン化した製品です。
ボーカル用のチャンネルストリップとしてはもちろん、ベース用のチャンネルストリップとしても非常に相性が良く、設定次第ではドラムなどの楽器でも使用できます。
実機の「VOXBOX」は現在も生産されていますが、非常に高額で市場価格はなんと770,000円。
UADのプラグイン「Manley VOXBOX Channel Strip」では、この「VOXBOX」の素晴らしいサウンドを非常に低コストで再現できることが大きな魅力です。
- プロクオリティのボーカルREC・ミックスがしたい
- ボーカルトラックのクオリティをワンランク押し上げたい
- ハイクラスなベース用チャンネルストリップを探している
Manley VOXBOX Channel Stripのセール情報
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Manley VOXBOXとは?
UADプラグイン版の「Manley VOXBOX Channel Strip」を理解するには、実機の「VOXBOX」について知っておくのがおすすめです。
まずはManleyからリリースされている実機のチャンネルストリップ「VOXBOX」について触れておきます。
実機のManley「VOXBOX」の特徴
「VOXBOX」は、Manleyが製造したプリアンプの銘機「Manley Mono Mic Preamp」をベースに、ELOPコンプレッサーと、3BANDのピーク&ディップイコライザー、ELOPベースのリミッターとディエッサーを装備して発売されたチャンネルストリップ(ボイスプロセッサー)です。(1997年販売開始)
※ELOPとはMANLEYの伝説的ステレオエレクトロオプティカルリミッターの名称です。
「VOXBOXがあればレコーディングスタジオに行かなくても最高クラスのボーカルレコーディングができる。」と言われるほど、ハイクオリティな音質が魅力。
オールチューブのシグナルパスによって再現するそのサウンドは、ボーカル・様々な楽器に素晴らしい響き・厚み・太さを与えてくれます。
下記の動画では、実機「VOXBOX」を使用し、ON状態とBYPASS状態を比較しています。(1分30秒あたりから)
動画の冒頭では各パラメーター操作について確認できるので最初からチェックするのがおすすめです。
「VOXBOX」に備わっている機能はどれも素晴らしいものですが、必ず触れておくべき素晴らしい特徴がいくつかあります。
極上のManleyサウンド
Manleyの製品の最大の魅力は、圧倒的なまでの「サウンドクオリティ」です。
Manleyにはいくつかの製品がありますが、「VOXBOX」はManley Laboratoriesを代表する極上のサウンドを誇るハードウェアで、数えきれないほど多くの世界的ヒット曲のレコーディングで使用されてきました。
「VOXBOX」のサウンドを知っていくと、世界トップクラスのクオリティで制作された楽曲と、自分の楽曲のサウンドクオリティには何が違うのか?という問題について理解を深められるかもしれません。
それほど「VOXBOX」のサウンドキャラクター及びクオリティは素晴らしく、多くのトッププロから評価されています。
「VOXBOX」のマイクプリアンプ
「VOXBOX」でのボーカルレコーディングで大きなメリットを得られるのが、「VOXBOX」のマイクプリアンプです。
伝説的なマイクプリアンプである「Manley Mono Microphone Preamplifier」のマイクプリアンプを使用。
クリアかつ温かみのあるサウンドで、いつまでも聞いていたくなるような質感のボーカルトラックに仕上げられます。
variable gain controlの調整によって「VOXBOX」の旨味のような質感を調整でき、楽曲内で一歩下がったメロウなボーカルから、前に張り付くようなアグレッシブなボーカルまで様々なキャラクターに仕上げていけるのが、「VOXBOX」が持つ最高かつ最大の魅力です。
ボーカル以外のトラックでも効果を発揮
「VOXBOX」という名称の影響で、「ボーカルトラックにしか使えないのでは?」と思われがちですが、ベース・ドラム・ギター・キーボードなど様々な楽器でも使用できます。
「VOXBOX」という名称は開発当初の名残りと言われており、現状ではミキシングやプリマスタリングでも使用可能。
現在ではボーカルトラックだけに使用するのはもったいない名機とも言われています。
UAD「Manley VOXBOX Channel Strip」の特徴
ここまで実機の「VOXBOX」について触れてきましたが、この「VOXBOX」をプラグイン化したUAD「Manley VOXBOX Channel Strip」についてご紹介していきます。
気になるのは、プラグイン化した事によって「実機をどれだけ再現できているか?」というところですが、このプラグインは非常に素晴らしい再現度を実現しています。
下記の動画では、ベースとギターをサンプルとして実機とUADプラグインとの比較しているのでチェックしてみてください。
▼実機とプラグインの比較
多少なりとも違いがあるにせよ「VOXBOX」のサウンドは健在。
更に、実機では得られないプラグインとしての利便性を持っているので多くのメリットを感じられます。
ここからはUAD「Manley VOXBOX Channel Strip」の機能や使うことで得られるメリットと活用法について掘り下げていきます。
「Manley VOXBOX Channel Strip」の使い方・特徴
まずは、「VOXBOX」の使い方TIPSの動画をチェックすると大まかな使用法とメリットが確認できるので下記の動画をチェックしてください。
何と言っても「VOXBOX」の魅力は、真空管のサウンドキャラクターを得られることです。
多くの名曲のボーカルレコーディングでは、このチューブサウンドであることが非常に多く、もはやマストと言っても過言ではありません。
真空管のプリアンプを持っていなくても、真空管プリアンプを使用したような温かみと太さを与えてくれるのが最大の魅力です。
UNISONでのVocal RECでワンランク上のサウンドに
上記のTIPS動画内で「UNISON」という言葉が出てきましたが、このUNISONとはUAD製のプラグインとオーディオインターフェースを使用して「掛け録り」をする仕組みです。
録音時、UADのコンソールミキサー画面の「UNISON」にて「VOXBOX」を選択することで、バーチャル的に「VOXBOX」のプリアンプを再現する仕組みです。
「VOXBOX」の特徴を最大限活かすには、このUNISONの方法でレコーディングするのが最善です。
「かけ録りするよりも、後がけすれば良いのでは?」と思う方も多いと思いますが、UNISONを使用した掛け録りをする方が音が太い印象になります。
録音時に使うマイクプリアンプは、サウンドの方向性やトーンを決定づけるほど影響が大きいものだと理解できるはずです。
しかし、録音時にUAD製のオーディオインターフェースが必要になるため、他社製のオーティオインターフェースを使用している場合は後掛けでOK。
録音後、各トラックにインサートする形で「後がけ」しても十分「VOXBOX」の効果を得られます。
GAINコントロール
「VOXBOX」のGAINコントロールは、40dB~60dBの設定が用意されており、ノブを回すと自動的にINPUT量も調整されます。
この影響で、ゲインレベルの調整だけでなくトーンの変化も現れます。
40dBあたりのローゲイン設定ではナチュラルなサウンドですが、ゲインを上げていくとトーンが前面に出てくるようなサウンドに変化。
ボーカルの素材にもよりますが、60dBに設定すると前に張り付くようなサウンドに変化していきます。
OPTコンプレッサー
「VOXBOX」にはコンプレッサーはボーカルコンプの定番オプトコンプが搭載されています。
また、「VOXBOX」のチェインにおいて、コンプレッサーはプリアンプの前にルーティングされるため、歪みのないコンプレッションサウンドが得られることも特徴です。
クリーンさや透明感を保ちたい場合は、アタック及びリリースを「MED SLOW」に設定。
「PREOUT」と「Threshold」、及びOUTPUT量を調節してサウンドを決定します。
Pultecタイプの3バンドEQ
「VOXBOX」には、クラシックな「Pultec MEQ-5」をベースにした3バンドパッシブEQが搭載されています。
HIとLOの2つのピークバンド(HI・LO PEAK)と、MIDディップバンド(MID DIP)に分かれ、極端なブーストやカットを設定しても耳障りにならないトップエンドと明瞭なローエンドをナチュラルに再現してくれます。
ディエッサー
「VOXBOX」には透明感を保つディエッサーが搭載されています。
操作はシンプルで、気になる帯域に対してノブを割り当て、Thresholdの強度を調整するだけです。
ボーカルだけでなく、角が立ちすぎて耳につくギターやドラムのシンバルなどを収録したオーバーヘッドのトラックにも使用可能。
また、周波数を選択せず「10:1」の値に設定すると強度の高いリミッターとして使用することも可能です。
以上のように「VOXBOX」の機能と各パラメーターの役割は触れてみると非常にシンプルです。
ボーカルミックスが苦手な方でも、複雑な設定が必要なく感覚的に処理していけるはずです。
また、どうしてもうまく音作りができない…という場合でも、プリセットが用意されているので心配ありません。
ボーカルだけでなく、ベース・ギター・ドラムなどにも使用可能
ボーカルの処理はもちろん、設定次第ではベースやギター、ドラムなどにも使用できます。
チューブサウンドを付加したい場合はもちろん、高音域を聞きやすく仕上げたいときにもおすすめ。
特に、ボーカルと同様に単音楽器に分類されるベースで使用すると、クリアかつ存在感のある太いサウンドに仕上げられるのでおすすめです。
過度にベースを強化することなくベースの存在感を高められるなど、非常に使い勝手が良いのでおすすめ。
ワンランク上のボーカルレコーディングを目指すなら、VOXBOXは必ず通るべきプラグインと言っても過言ではありません。是非お試しあれ!
仕様・システム要件
●Apollo版及びNative版で使用可能
※UAハードウェア不要でMac及びPC上で使用できます
Apollo版での使用は、ApolloインターフェースとUAD-2ハードウェアでのアクセラレートで動作。
ハードウェアを併用したApollo版の使用でマシンのCPU負荷を軽減できます。
【Mac】
macOS 10.15 Catalina / macOS 11 Big Sur / macOS 12 Monterey / macOS 13 Venturaに対応【Win】
Windows 10 / 11 (64bitのみ)
【共通】
CPU:Intel / AMD / Apple silicon・ソフトのダウンロード及び、オーサライズ時にインターネット環境が必要です。
・iLokアカウントが必要です。(無料)iLok Cloudでのオーサライズが可能。
【対応DAW】
Pro Tools 2022 (AAX) / Logic Pro (Audio Units) / Ableton Live 11 (VST3, Audio Units) / Cubase 12 (VST3) / Studio One 5 (VST3) / LUNA Recording System
まとめ
「VOXBOX」は、その名前の通りボーカル用チャンネルストリップとして多くの一流ミュージシャンに愛用され、数多くのメガヒット曲の制作に使用されてきました。
「VOXBOX」の特性を最大限に活かすにはUADのオーディオインターフェースを導入する必要がありますが、別のオーディオインターフェースを使って録音したボーカルにインサートする場合でも「VOXBOX」の特性は十分得られます。
これまではUADのオーディオインターフェースがなければ使用できない「Apollo版」しかありませんでしたが、パソコンのみで使用できるNATIVE版がリリースされました。
UADオーディオインターフェースを保有していない場合でも是非使ってみて下さい。
ボーカルRECとボーカルミックスにおいて最高峰のクオリティを体験できるので是非▽
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「Manley VOXBOX Channel Strip」以外にもボーカル用チャンネルストリップ&ボーカル用エフェクトプラグインは数多くあります。
価格帯や特徴が異なる他のプラグインを下記ページで取り上げているので併せてチェックしてみてください。
過去のセール価格
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