Outobugiの「Refire」は、ドラムトラックをパンチのあるサウンドに押し上げてくれるマルチエフェクトプラグインです。
パンチ感の強化だけでなく、設定次第でチープでタイトなドラムに仕上げたり、迫力のある歪み感を含んだドラムに仕上げたりと様々なサウンドデザインに活躍してくれます。
ハイパス、ローパスフィルターやワイド感の調整もでき、無料ながら多機能なプラグインとなっています。
- ドラムのパンチ感、超低域を強調したい
- ドラムの音を歪ませたい、クリッパーを付加させたい
- ドラム以外の楽器やマスターチャンネルの加工に使えるエフェクトを探している
Outobugi「Refire」の特徴
「Refire」はドラムにパンチ感を加えるエフェクトプラグインとしてリリースされていますが、パンチ感の付加だけでなく、サブベース（超低域）の付加、ディストーションの付加、クリッパーやフィルターとしての機能も備えています。
テストプレイ
「Refire」の各パラメーターの機能・使用方法
「Refire」は、主に5つのパラメーターノブで音作りを行っていきます。
BANG
トランジェントを調整するトランジェントシェイパーの効果が得られます。Sizeでシェイパーエンベロープの振幅を設定し、Levelではシェイパーが付加される振幅を調整します。
HEAT
HEATのエリアでは、TANH、ATAN、SINの3タイプのディストーションから選択し、歪み量をノブで調整します。HEATのルーティングはSUBの後に適用されます。
SUB
キック（バスドラム）用のベースオシレーターを付加できます。ノブを右に回すと強調され、PITCHのノブでは、C1～C2の音程調整が可能です。
DETAIL
Air（ハイシェルフ）、Tone（ティルト）のフィルターを適用できるノブです。このパラメーターを駆使すると、LoFi感を作ったり、タイトでチープなドラムに仕上げたりとドラムの音作りのバリエーションが増えるのでおすすめです。
CLAMP
CLAMPは、クリッパーの効果を付加できるエフェクトです。デジタルクリップ特有の質感を加えることができ、ソフト/ハードのクリッパーを選択して適用できます。
UI下部のパネルエリア
UIのボトムエリアには、インとアウトのゲインノブ、ローパスフィルター及びハイパスフィルターのスライダー、ステレオ幅とミックス量の調整が可能です。
テストプレイ動画2
プラグインの仕様
OS：Windowsのみ
プラグインフォーマット：vst3
ダウンロードページ
「Refire」はドラムだけでなく、マスターやバス・トラックに使用して、楽曲に展開・演出を加えたいときにも活躍してくれます。
アイデア次第で大活躍してくれるので是非試してみてください！
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＞＞ ダウンロードページ
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