Tokyo Dawn Labsがリリースしている「TDR Kotelnikov GE」は、原音を忠実に保ちながらダイナミックレンジをコントロールできるコンプレッサープラグインです。
主にマスターチャンネルやバスチャンネルで使用するダイナミックプロセッサー/コンプレッサーですが、個々のトラックでの使用も可能です。
- 音色やパンチ感など原音を保ちながらダイナミックレンジを広げたい
- 優秀なマスタリングコンプを探している
- 迫力のあるミックスに仕上げたい
TDR Kotelnikov GEのセール情報
●Tokyo Dawn Labs Hidden Gems Sale
【期間】2024年8月15日~9月1日まで(日本時間9月2日夕方まで)
【開催ショップ】プラグインブティック
【セール内容】「TDR Kotelnikov GE」80%オフ!
TDR Kotelnikov GE
【価格】$55(8,092円 税込) → 80%オフ $11(1,618円 税込)
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【最大62%オフ!】Tokyo Dawn Labsセール開催中(9月2日夕方まで)
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※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
- 【プラグイン】Zynaptiq「Orange Vocoder Nano」(ボコーダー)通常$49
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TDR Kotelnikov GEの特徴
「TDR Kotelnikov GE」は、サンプリングの定理を独自発見したロシアの科学者「ウラジーミル・コテルニコフ」にちなんで命名されたプラグインです。
マスターチャンネルやミックスバス向けのコンプレッサーですが、個々のトラックにも使用可能。
派手なサウンドエミュレートはなく、原音に忠実なことが「TDR Kotelnikov GE」の魅力です。
- 高速&自然なサウンドのコンプレッション
- 高精度64ビットマルチレートの処理構造
- ステレオバス用に最適化したステレオリンクオプション搭載
- 外部サイドチェイン入力可能
- ゲインリダクションリミットコントロール搭載
- Advancedステレオリンクモードが追加
- ピークとRMSが独立したリリースコントロール
- 処理が途切れないレイテンシー補正されたパラレルバイパス
- クオリティモード、InsaneとLive(低レイテンシー)が追加
- フレキシブルなサイドチェインハイパスフィルター
- ユーザーインターフェースの拡大縮小が可能(100% / 125% / 150%)
- 10個のユーザープリセットスロットが追加
- デルタプレビュー可能(圧縮信号と元信号の違いを確認できる)
「Kotelnikov」各パラメーターの特徴・役割
「TDR Kotelnikov GE」の各パラメーターの役割について触れていきます。
RATIO(レシオ)
コンプレッサーにおいてレシオは信号の圧縮の度合いをコントロールするパラメーターです。
「Kotelnikov」では、ノブのパラーメーターの半分を「2:1以下」の値に割り当てているため、詳細な設定が可能。マスタリングに理想的なコンプである理由の一つはここにあります。
KNEE(ニー)
KNEEは、スレッショルドとレシオの間のカーブを決定するパラメーターです。
代表的な使い方はソフトとハードの2種類、
ハードニーは、一定のレシオでコンプレッサーを発動させたいときに使用します。
ソフトニーは、スムーズなコンプレッションを適用したいときに使用します。設定した「しきい値」よりも低いレベルでかかり始めるので、音を聞いて微調整をする必要があります。
ATTACK
アタックはコンプレッションがかかり始める速さを決めるパラメーターです。
「Kotelnikov」の場合、非常に速い0.02ms(マイクロセカンド)から、遅めの250ms(ミリセカンド)まで設定可能。
GR Limit
「GR Limit」のパラメーターでは、最大ゲインリダクション量を手動で制限できます。
一曲を通して適切なスレッショルドとレシオを設定しても、何箇所かで圧縮が強すぎる場合に使用するのがおすすめです。
「GR Limit」を設定することで、設定を維持した状態で追加のリダクションをスルーできます。
また、ゲインリダクションの最大値を調整しながら、大胆な設定を試すことも可能です。
ちなみに「TDR Kotelnikov GE」はピークレベルではなく、RMSレベルを基準にしています。
PEAK CREST(ピーククレスト)
「PEAK CREST」のパラメーターでは、ピークの検出とRMSの検出のどちらかを選択、及びブレンドの調整ができます。
ピーク検出モードでは、ピークやディップが検出可能。これによってコンプレッサーは入力信号の変化に素早く反応できる可能性が高まります。
RMS検出モードでは入力信号が平均化され、スムーズな効果が反応が得られます。
Inertiaモード
「Inertia」は、オプトコンプレッションや、「Crane Song STC-8マスタリングコンプレッサー」にインスパイアされたノンリニアスピードモードです。
ローゲインリダクションではスローダウンし、ハイゲインリダクションではスピードアップします。
テールや低品質のオーディオを引き上げたくない場合の処理に役立ちます。
マスタリング / ドラムバス / パンチのあるベースのシェイピングなど、アタックを強調しつつ、余分なテールを引き上げないように活躍してくれます。
各コントロール部(パラメーター)の役割は下記の動画で全て解説しているので参考にしてみてください。
▼日本語翻訳での閲覧がおすすめです。
仕様・システム条件
【Mac】
macOS 10.9以上
VST / AU/ AAX (64-bitのみ)
Macバージョンは64-bitのみで、32-bitシステムでは機能しません。
【Windows】
Win XP SP2以上
VST (32-bit / 64-bit)
AAX (64-bitのみ)
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
販売ショップ・購入ページ
「TDR Kotelnikov GE」は低価格ながら、音質・機能性・見やすさなど、どこをとっても優秀なプラグインです。
ここまで優秀なプラグインが、セール開催時には2000円以下で買えてしまうことも驚きです。
トライアルバージョンが用意されているので是非一度試してみてください。
>> 販売ページ
※販売ページ内の「Trial Version」のリンクからダウンロード可能です。
また、「TDR Kotelnikov GE」には、いくつかの機能を制限した無料簡易版「TDR Kotelnikov」もあります。
まずはGE版のトライアル版を試しつつ、無料版もゲットしておくのがおすすめです。
>> 無料版のダウンロードページ
また、Tokyo Dawn Labsのイコライザープラグイン「TDR Nova GE」も非常に優秀でおすすめです。
下記のページで取り上げているのであわせてチェックしてみてください!