Arturiaの人気シンセ音源「Pigments」の最新バージョン「Pigments 5」が2024年1月にリリースされました。
前バージョン「Pigments 4」はアナログ系シンセだけなく、積極的に現代的な音作りができるウェーブテーブルやサンプル素材を取り込んで加工できるハイブリッドシンセとして人気を得てきました。
NEWバージョン「Pigments 5」では、新たなプリセットの追加、CPU効率の向上、ワンクリックシーケンス機能や強化されたFXルーティングなど、フレーズ作りやサウンドスケープデザインを行うのに活躍する改良が施されています。
既にPigmentsを所有している方はArturia Software Centerで無料アップデートが可能です。
PIGMENTSのセール情報
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Pigments 5の特徴
Pigmentsシリーズは現代的なサウンドスケープのクオリティを高めてくれる多様な音作りに対応したハイブリッドシンセです。
音作りのための柔軟なルーティングによって音作りの幅が非常に広いのが魅力。画一的なサウンドではなく、オリジナリティのあるサウンドを作りたい人にピッタリなシンセです。
現在はバージョン5までアップデートされています。
Pigments 5の新機能
- CPU消費量の削減
- ワンクリックでのシーケンス生成と新しい再生モード
- 外部オーディオを処理
- 新しいウェーブテーブルとサンプルのセレクション
- 新しいビジュアライザー
- 新しいファクトリーライブラリと拡張機能
CPU消費量の削減
Pigmentsのプリセットはエフェクトやモジュレーションのルーティングが何重にも施されていることもあり、一定のマシンパワーが必要でしたが、Pigments 5ではマルチコア処理を利用してCPU効率が向上しています。
ワンクリックでのシーケンス生成と新しい再生モード
ワンクリックでのシーケンス生成と新しい再生モードにバージョンアップ。作成したパターンは保存可能で、シーケンスプリセットのブラウズを備えています。
シーケンサーは任意のパターン生成にも対応しており、スケールプリセットを選択することで、曲に合わせたフレーズが素早く作成できます。
外部オーディオを処理
Pigments 5ではトラックのサイドチェーン入力を介してサウンドをルーティングすることで、ユーティリティエンジンからPigments上で外部オーディオをサウンド処理できるようになりました。
また、追加のFX ルーティングオプションも統合されています。
新しいウェーブテーブルとサンプルのセレクション
新しいウェーブテーブルとサンプルのセレクションを追加。
従来から備わっているサンプル & グラニュラー、ウェーブテーブル、ハーモニック、バーチャルアナログの4 つの強力なサウンドエンジンによって、さらに柔軟なサウンドデザインが施せます。
新しいビジュアライザー
Pigment 5ではUIも更新。新しいビジュアライザーやその他のUX機能強化を行っています。
新しいファクトリーライブラリと拡張機能
100の新しいファクトリー プリセットを追加。
さらに3つの新しいプリセット拡張もリリースされており、Pigments 5内でアクセス可能なサウンドストアで拡張できます。
Pigmentsの概要
現代的な最新のダンスミュージックで使えるサウンドだけでなく、幅広いサウンドスケープ作りに対応できるプリセットも追加されているので劇伴や舞台音楽、映像BGMの作曲家さんにも使い勝手が良くなっています。
- ウェーブテーブルとアナログオシレーターを組み合わせたハイブリッドシンセ
- ヴァーチャルアナログオシレーター搭載
- サンプル&グラニュラーエンジン搭載
- ハーモニックオシレーター加算エンジン搭載
- ユーティリティエンジン搭載
- カスタマイズの柔軟性のあるルーティング
- V Collectionインストゥルメントのクラシックフィルタータイプと最新のフィルタータイプを搭載
- 18のFXアルゴリズム
- 高度なモジュレーションシステム
- ステップ・シーケンサー/アルペジエーター付き
- 1500のプリセットライブラリ
- 専用エクスパンションを追加可能
- MTS-ESP マイクロチューニングの互換性
- MPEの互換性
- NKSコントローラー対応
以上のような内容で、後発シンセということもあって機能は多彩。
サウンドはArturiaらしい太くて存在感のある音が特徴です。
オシレーターやデュアルフィルターによって、深みのある音作りも可能。FXも増えたことによってシンセの奥行きやワイド感もさらに強化されています。
また、シーケンス機能やアルペジエーターもランダムやスケール管理ができるので、曲作りのアイデアも与えてくれますす。
音作りに慣れれば多彩でオリジナリティのある音が作れるメインシンセとして使えるポテンシャルを持っていると感じます。
エンジン
Pigmentsには、サンプル & グラニュラー、ウェーブテーブル、ハーモニック、バーチャル アナログの4つの強力なサウンドエンジンタイプを搭載。
これらのエンジンと追加のユーティリティオシレーター、サンプリングされたノイズ、独自の外部オーディオのサウンドと組み合わせて、バリエーション豊かな音作りができます。
- 2 つのエンジンを並列に搭載
- 仮想アナログトリプル OSC エンジン
- 複雑なウェーブテーブル エンジン
- サンプルおよびグラニュラー エンジン
- ハーモニックオシレーター加算エンジン
- エンジンクロスモッドを含む
- ユーティリティエンジン
- 5 シェイプ仮想アナログ オシレーター
- 2 サンプルベースのノイズ エンジン
- 外部音声入力
フィルター
Arturiaのエミュレーション技術を活かした伝説的なアナログ自励発振ラダーからサージャン、フォルマント、コムなどの最新のオプションまで、2つのフィルタースロットと 11 種類のフィルタータイプを使用してサウンドシェイピングできます。
- 2つのフィルター
- V Collection インストゥルメントのクラシックなフィルター タイプ
- 最新のフィルターの種類
- 連続直列/並列配線
キーボード
キーボードパネルでは、ピッチベンドやボイス、ベロシティなど演奏面の調整が可能。
コントローラーやDAWから受信している状況を視覚的に確認できます。
モジュレーション
Pigments 5は各モジュレーションがカラフルなデザインで配置されているのが特徴。
個別のカラーコーディングと各ソースに対応する動作中のモジュレーションを表示するカラフルなモジュレーションバーで、変更やモジュレーションの動きが一目でチェックできます。
- 高度な変調システム
- 色分けされたワークフロー
- ドラッグアンドドロップ割り当て、ホバーオーバー調整
- エンベロープ、LFO、ファンクションジェネレーター、ランダムソースなど
- 4 つの動的で割り当て可能なマクロ コントロール
マクロ
Pigmentsでは、4つのマクロ設定が可能。
独自のパラメータを割り当てて、マクロの名前を変更してリアルタイムコントロールで活用できます。
FX
Pigments 5の2つのインサートバスとセンドバスを備えた18種類のFXを備えています。
それぞれのエフェクトセクションで 3 つのエフェクトを選択して組み合わせることができます。
- 強力なFXセクション
- インサート バス 2 つ、センド バス 1 つ、バスごとに 3 つの FX
- モジュール可能なパラメータ
- Shimmer Reverb、MultiBand Compressor、Chorus JUN-6 などを含む18のアルゴリズム
シーケンサー
Pigmentsのシーケンサーは従来のアルペジエーター機能に加えてメロディー作りに役立つステップシーケンサーを搭載しています。
ワンクリックで進化するステップモジュレーションやシーケンサーのプリセットからのデザイン、スケールを設定することで、曲に合わせたオリジナルメロディやフレーズパターンが作成できます。
- ポリリズムシーケンサーとアルペジエーター
- 高度なランダム シーケンスジェネレーター
- シーケンサーロックとブラウザ
スキン切り替え
Pigmentsは詳細な設定を行うスキンの他に、必要最低限のモジュールと実践的なマクロを配置した簡易GUIの切り替えが可能です。
ダークモードとライトモードも用意されているので気分や目の集中力を保つのに切り替えて利用できます。
- ビジュアルインターフェイス
- モジュールのグラフィック表示
- 簡易プレイモード
- ダークまたはライトのテーマ
サウンドストア
Pigments 5は1500のファクトリープリセットの他にプロフェッショナルがデザインしたエクスパンションが用意されています。
トラップ、ベース ミュージック、EDM からハウス、エレクトロ、ローファイ、エレクトロニカ、映画サウンドなど、主要なエレクトロニックジャンルで活躍するライブラリが用意されており、Pigments 5内からアクセスして別途購入して追加できます。
MPE コントローラー
Pigments 5はMPE コントローラーに対応しており、MPEならではの柔軟かつ自由度の高い表現が可能です。
Pigments 4までの機能
GUIのアップデート
- 新しいGUI:過去バージョンよりもシンプルで操作性がアップ
- プレイモード:モジュールとハンズオン・マクロで、サウンド全体の概要をコントロール可能
- ライト・モード搭載:オフホワイトのデザイン
スムーズなサウンドデザインをサポートするワークフローの向上
- モジュレーション周りのクイック編集:モジュレーションソースをクリックして目的地までドラッグし、パラメータにカーソルを合わせるだけでモジュレーションの調整が可能に
- ナビゲーション:マルチモードモジュールに追加された左右のボタンで、瞬時にオプションの切り替えが可能
- LFOプリセット搭載:LFOにサインからランダムまで6つの波形をプリセットとして搭載
- FX & Seq バイパス機能:シンセとプレイモードビューからFXとSeqセクションをバイパスが可能に
- 新たなシンクモード:モジュレータでストレート、トリプレット、ドットシンクの境界線をぼかすなどより自由度の高いダイナミックなリズムのアイデアが作れるように改良
- MTS-ESPマイクロチューニングの互換性:Aphex Twinと共同開発したODDSoundのマイクロチューニング・ソフトウェアMTS-ESPとPigmentsが互換
サウンドエンジンの強化
- ウェーブテーブルエンジン:周波数変調をリングモッドに変更、トレモロの動きとメタリックなキャラクターの表現が可能
- ハーモニックエンジン:新しいハーモニックの領域とピッチの変化
- ユニゾンのオプションを追加:ユニゾン・コントロールはすべてのエンジンで統一。Wavetable、Sample、Harmonicボイスにユニゾン・フェーズ・コントロールを追加
- モジュレーターオシレーター:レシオオプションと0.100から20,000までの拡張されたヘルツレンジで、専用のMod Osc搭載
新しいエフェクト&フィルター
- MS-20フィルター:HP6とLP12モードを備えたクラシックなMS-20フィルターを搭載
- Shimmerリバーブ:2オクターブのピッチシフトと内蔵モジュレーションを備えたShimmer Reverb搭載
- スーパーユニゾン:あらゆるサウンドをデチューンし、拡散させ、活性化させる、揺らぎのあるサウンドを表現
- エフェクトとフィルターの改良:Jup-8 VフィルターにFMコントロールが追加され、Multi FilterとDistortionアルゴリズムにNotch Filterモードを追加
新しいサウンドの追加
- 新しいファクトリープリセット:アンビエントからドリル、サウンドトラックまで、モダンな制作に対応できるハードなベース、リード、パッド、パーカッシブなサウンドを抽出したセレクションを追加
- 63種類のウェーブテーブル追加:クラッシュしたフィルターサウンド、巨大なピーク、共鳴するスイープなど、膨大な数のサウンドが生成可能
- 67種類の新しいサンプル追加:808ベース、ハングドラムのレゾナンス、サステインボーカルなど、サンプル&グラニュラーエンジンにも67種類の新しいサウンドを追加
- 36種類のノイズタイプ追加:PigmentsのUtility Engine Noiseモジュールを拡張。スムーズなインパルス、自然音、工業用ツールなどを含むノイズタイプを追加
追加されたサウンドバンク
- Wavelengths Lo-fi:Lofiな質感を備えたサウンド
- Wavelengths Neuro Bass:Pigmentsのエンジン、フィルタ、FXを使用したバリエーション豊富な低音を収録
- Wavelengths Cinematic:劇伴や舞台音楽、映像BGMの作曲に役立つサウンド
Pigments 3までの機能
「Pigments 3」までの機能がこちら。
- 表現力を高めるハーモニックオシレーターを搭載
- 第3のユーティリティエンジン搭載
- 64個の新しいウェーブテーブル追加
- 新たなフィルター(デュアルフォルマントフィルター/Jup-8 V4 ローパスフィルター)を搭載
- デュアルエンジンサウンドにオシレーター・ノイズレイヤーを最大2つ追加可能できる
- 新しいFXにBL-20フランジャー・JUN-6コーラス・ピッチディレイ・マルチバンドコンプレッサー追加
- フィルター・FXルーティングの強化
- 200個のプリセット追加
仕様・プラグイン動作条件
【Mac】
- Mac OS 11.0以降
- 4GBのRAM
- 4 コア CPU、3.4 GHz (4.0 GHz ターボブースト) または Apple Silicon CPU
- 3GBのハードディスク空き容量
- OpenGL 2.0互換GPU
- スタンドアロン、VST、AAX、AU、NKS (64 ビット DAW のみ)
【Windows】
- Win10+ (64ビット)
- 4GBのRAM
- 4 コア CPU、3.4 GHz (4.0 GHz ターボブースト)
- 3GBのハードディスク空き容量
- OpenGL 2.0互換GPU
- スタンドアロン、VST、AAX、NKS (64 ビット DAW のみ)
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
販売ショップ・購入ページ
「Pigments 5」はArturiaのVコレクションを所有している身としては、Arturiaのシンセコレクションの中で足りないピースにハマるシンセという印象。
通常のオシレーターに加えてサンプルやノイズなどのオシレーターも搭載するなど幅広い現代のサウンドデザインに対応してくれるので特に劇伴作曲家の方は是非チェックしてみてください。
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