Excite Audioの「Bloom Vocal Edit」は、ボーカルサンプルをチョップし、シンセを演奏するような感覚で多彩なボーカルフレーズを鳴らせる音源です。
あらかじめ収録されているボーカルサンプルから様々なアプローチを再現。
イントロやブリッジでリード音として使用したり、EDM、TECHNO、インスト系の楽曲のメインメロディとして使うのもおすすめです。
細かなエディットが可能なので、他のボーカルチョップ系音源よりもイメージするサウンド&フレーズを素早く作成できるのが魅力です。
Bloom Vocal Editのセール情報
●Excite Audio Bloom Vocal Edit Intro Sale
【セール期間】2024年7月30日~9月1日まで(日本時間9月2日夕方まで)
【開催ショップ】プラグインブティック
【セール概要】「Bloom Vocal Edit」の各エディションが最大34%オフ!
Bloom Vocal Edit
【価格】$64.9(9,352円 税込) → 33%オフ $42.9(6,182円 税込)
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Bloom Vocal Edit Lite
【価格】$31.9(4,596円 税込) → 34%オフ $20.9(3,011円 税込)
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アップグレード/クロスグレード版
LITE版から通常版へのUPGや他のBloom製品FullバージョンからのCRG版などもセール対象です(最大50%OFF)▽
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※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
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Bloom Vocal Edit の特徴
- 14個のサンプルキーで自由度の高い演奏が可能
- サンプルを5タイプの方法で演奏可能(ハーフタイム、ダブルタイム、リバース、オクターブダウン、オクターブアップ)
- 8つのサンプルバンク、全112種類のボーカルサンプルを収録
- ホストDAWのBPMに同期させて演奏可能
- 楽曲のキーに合わせたサンプルの演奏・発音が可能
- ランダムにサンプルを読み込むランダマイズ機能搭載
- 4つのマクロを搭載(グルー、ファズ、メタリック、ダブラー)
- 5つのFXパラメーターで細かなサウンドメイクが可能(ビットクラッシュ、ディレイ、リバーブ、ローカット、ハイカット)
- グローバルバイパス搭載
- 250種類のプリセットを収録
「Bloom Vocal Edit」は、あらかじめ収録されているボーカルサンプルをもとに多彩なボーカルチョップを演奏できるプラグインです。
アーティキュレーション(演奏方法)を選択する楽器の音源のように、ハーフタイム/ダブルタイム/リバース/オクターブダウン/オクターブアップを選択して自由度の高い演奏が可能。
ボーカルチョップされている箇所や長さも任意で調整・変更できるので、用意されているプリセットのサウンドだけでなく、オリジナリティのあるボーカルチョップが作成できます。
メインセクション各パラメーターの役割・使い方
ユーザーインターフェースのメイン画面に並んでいるのは4つのマクロパラメーターと、サウンド変化を表現するビジュアライザ(アニメーション)です。※中央に配置されたビジュアライザは操作するものではなく、音の動きを表現するものです。
4つの各マクロパラメーターは、左から「Glue」「Fuzz」「Metallic」「Doubler」です。
各マクロの役割は下記の通り。※各パラメーターノブを右に回すと効果が適用されていきます。
マクロ1:Glue
ボーカルサンプルにコンプレッションとサチュレーションを加え、オーディオを接着するような効果を与えます。
マクロ2:Fuzz
ボーカルサンプルにアグレッシブなディストーションを加えます。
マクロ3:Metallic
ボーカルサンプルに対してメタリックな印象のショートディレイを加えます。
マクロ4:Doubler
ボーカルサンプルをダブリング(2倍)にしてステレオ幅が広がったような響きになります。
以上の4つのマクロで音の印象・響きの調整ができます。
5タイプの演奏表現
ユーザーインターフェース下部に配置されているキー内の「白い△」は、ボーカルチョップが割り当てられているキーです。
このキーを打鍵する際、アーティキュレーション選択キーのように演奏方法の指定キーを押すとサンプルの発音を変化させられます。
UIの左から、「/2」(ハーフタイム)、「×2」(ダブルタイム)、「←|」(リバース)、「♪ー」(オクターブダウン)、「♪+」(オクターブアップ)がそれぞれ割り当てられています。
あらかじめ用意されているプリセット(サンプル)を読み込み、各キーと演奏方法のキーを同時に押すことで、表現豊かなボーカルチョップの演奏が可能です。
UIの右側にある「A・B・C・D・E」の「▼キー」は、モディファイアキーとなっており、マッピングしたフレーズが鳴らせます。
楽曲のキーに合わせた演奏が可能
UIの左下に配置されている「♫」のマークをクリックすると、キーの指定ができます。
自分でボーカルチョップした場合、キーの調整が面倒に感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
また、ボーカルチョップ系の音源はキーの指定ができないものもあります。
「Bloom Vocal Edit」は、キーを選択するだけですべてのサンプルを楽曲のキーに合わせて発音してくれるので非常に便利です。
ボーカルチョップの編集
あらかじめ作成されたボーカルチョッププリセットが数多く収録されているので、そのまますぐに使用することもできますが細かく編集・調整することも可能です。
ユーザーインターフェース上部の「EDIT」のボタンをクリックすると、ボーカルチョップを細かく調整できるEDIT画面が表示されます。
SAMPLE EDITセクション
「SAMPLE EDIT」のエリアでは、14個のキー割り当てられているボーカルチョップのフレーズを別の箇所を再生するように調整したり、Attack、Release、Pan、Pitch、Fineを変更できるなど細かくエディットすることができます。
プリセットにロードされているチョップが気に入らない場合は、発音させるタイミングや長さを変えて好みのサウンドに変更できます。
PHRASE PLAYERセクション
PHRASE PLAYERのセクションでは、1~16ステップに区切ってサンプルの発音を調整し、「A・B・C・D・E」のモディファイアキーに割り当てられるシーケンスフレーズを作成できます。
各ステップごとに14個のキーに割り当てたチョップをロードさせ、フレーズを作成。
1つの鍵盤を押すだけでシーケンサーのようにフレーズを鳴らすという使い方ができます。
また、このセクションでDelayやPitch、Reverbなどのエフェクトの設定ができ、フレーズ経過時間ととも適用具合を変化させることも可能です。
Effectセクション
エフェクトセクションでは、ビットクラッシュ、リバーブ、ディレイエフェクトの詳細な設定と、GLOBAL(マクロノブので適用するトーンの調整など)の調整ができます。
各モジュールのMIXノブは、Phrase PlayerとFXコントロールの双方に対応しています。
このエフェクトセクションでは多彩なサウンドメイクが可能。
「BITCRUSH」のSamplesのノブでサンプルレートを下げてロービットサウンドに加工したり、Delayでピンポンディレイを適用したりと、外部エフェクトを使わなくても自由度の高いサウンドメイクができます。
他のボーカルチョップ系の音源ではここまで自由度の高い音作りができないものが多いですが、「Bloom Vocal Edit」は細部にこだわった音作りが可能。
作曲中、円滑に素早く音作りできることは大きな魅力です。
Bank Selector
メイン画面の左下にあるマークをクリックすると、「Bank Selector」の画面が開きます。
このBank Selectorでは、14個のキーにロードするボーカルサンプルを任意で割り当てることができます。
ドラッグ&ドロップで手軽に移動でき、使いたいサンプルフレーズを並べられます。
作成したBANKは保存することができるので、お気に入りのサンプルだけを並べたプリセットを作成できます。
Bloom Vocal Editはここが良い!
近年、いくつかのボーカルチョップ系のプラグインがリリースされてきましたが、他の製品と比較して「Bloom Vocal Edit」の素晴らしい点は数多くあります。
特に良いと感じたのは、
- キーの指定が可能。メジャー、マイナー、オクターブの指定が楽
- ボーカルチョップの箇所の指定(切り取り)がしやすい
- ボーカルチョップの音作りに欠かせない定番エフェクトが内蔵されている
- 音作りの柔軟性が高い
- シーケンサーのようにフレーズ作成できる
- 価格が安い
という点です。
一般的なサンプラーなどを使ってボーカルチョップを作成するのも良いですが、各チョップを楽曲のキーにFIXさせたり、いくつかの外部エフェクトを適用するなど意外と面倒な作業も多いのがボーカルチョップの難点。
一方、「Bloom Vocal Edit」なら、この音源内でそれぞれの工程を完結可能。
ボーカルチョップを使った作曲時の労力が大幅に軽減できるのが魅力だと感じました。
とにかく楽です。
イマイチポイント/デメリットは?
他のサンプラーなどの比較した場合、唯一デメリットを挙げるとすると「手持ちのボーカルサンプルを読み込めない」ということです。
あらかじめ収録されているボーカルサンプルだけでも十分な数が収録されているので物足りなさは感じませんが、自分の声やお気に入りのボーカルサンプルを使いたいときには不向きです。
逆に、手持ちのボーカルサンプルなどを持っていなかったり、自分の声を使わない場合は問題なし。
「Bloom Vocal Edit」には100種類以上のボーカルサンプルが収録されているので、自分でサンプルを用意する必要はありません。
ボーカルサンプルを購入したり探す手間がいらないので、便利&お得に感じるかもしれません。
・Bloom Vocal Edit
【通常価格】64.90ドル(税込)
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Bloom Vocal Edit Lite版
「Bloom Vocal Edit」には、通常版以外にいくつかの機能が制限された「LITE版」があります。
LITE版から通常版へのアップグレード版も販売されているので、価格が安いLITE版を購入してから通常版に移行しても余分な費用がかかることはありません。
通常版とLITE版の機能の違い
機能 | 通常版 | LITE版 |
---|---|---|
BPM-Synced Samples | ◯ | ◯ |
Key Selection | ◯ | ◯ |
14 Sample Keys | ◯ | ◯ |
10 Modifier Keys | ◯ | ◯ |
4 Macro Controls | ◯ | ◯ |
Audio Reactive Animation | ◯ | ◯ |
Resizeable GUI | ◯ | ◯ |
プリセット数 | 250 | 75 |
サンプル数 | 112 | 56 |
Sample Banks View + Drag & Drop | ◯ | |
Randomise Sample Selection | ◯ | |
Sample Editing Parameters | ◯ | |
Playback Direction + Playback Modes | ◯ | |
Phrase Player Section | ◯ | |
Trigger/Randomise Sample Sequences | ◯ | |
Draw/Randomise Modulation Curves | ◯ | |
3 Rearrangable FX Modules | ◯ | |
Global Tone, Dry, Wet Controls | ◯ |
LITE版でも「Bloom Vocal Edit」の基本的な機能は使用できますが、プリセットのバリエーションやサンプル数が少ないことや、サンプルの細かなエディットなどが制限されています。
通常版もLITE版もトライアルバージョンが利用できるので、まずは通常版をトライアルで使い、すべての機能を体感するのがおすすめです。
・Bloom Vocal Edit Lite
【通常価格】31.90ドル(税込)
>> 製品ページ
仕様・プラグイン動作条件
【macOS】
OS:macOS 10.15以上
CPU:(Intel / Native Apple Silicon supportedに対応
プラグインフォーマット: VST, VST3, AU, AAX, Standalone.
対応DAW:Ableton Live, Pro Tools, Logic Pro, FL Studio, Cubase, Nuendo, Reaper, Reasonなど
64-bitマシンのみ
【Windows】
OS:Windows 7以上
プラグインフォーマット: VST, VST3, AAX, Standalone
対応DAW:Ableton Live, Pro Tools, FL Studio, Cubase, Nuendo, Reaper, Reason など
64-bitマシンのみ
レビュー/まとめ
「Bloom Vocal Edit」は、非常にシンプルな操作で多彩なボーカルチョップを鳴らせる素晴らしい音源です。
クラブミュージックを始め、POPSやR&Bなど様々なジャンルで使える音源なので、作成しているジャンルを問わず持っておくと便利だと感じました。
何より、他社のボーカルチョップ系音源よりも圧倒的に価格が安いことも魅力。
コストに見合う満足度の高いボーカルチョップ音源なのでおすすめです。
トライアルバージョンが利用できるので、まずは是非実際に使ってチェックしてみてください▽
>> セールページへ
※「Trial Version」のリンクから取得できます。
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