Universal Audio「UAD Sound City Studios」は、世界で最も有名なレコーディングスタジオの一つ「Sound City Studios」の空間と部屋鳴りの特徴を再現したチャンネルストリッププラグインです。
EQ、コンプレッサー、リバーブなどを搭載し、世界最高峰のスタジオでのレコーディングを再現してくれます。
このプラグインのモデルとなっている「Sound City Studios」は、1960年代後半から現在に至るまで数多くのROCK、POPS、METAL、Alternativeの名盤を生み出してきたスタジオです。
ニルヴァーナ、メタリカ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなど、特にロック系のアーティストの名盤で聴くようなサウンドを再現したいときにおすすめです。
- 往年のROCKの名盤のような質感、サウンド感を加えたい
- ロック系の曲のミックスに便利なプラグインが欲しい
- ドラム、ギター、ボーカル、シンセ、ピアノなど各楽器のサウンドにSound City Studiosの質感/空気感を与えたい
UAD Sound City Studiosのセール情報
●Universal Audio UAD ‘Back To School’ Effects Sale
【開催ショップ】プラグインブティック
【セール期間】2024年9月3日~10月7日まで(日本時間10月8日夕方まで)
【セール概要】「UAD Sound City Studios Plugin」が50%OFF!
UAD Sound City Studios Plugin
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UAD Sound City Studiosの特徴
- ドラム、ギター、ボーカルなどをSound City StudiosのStudio Aで収録したようなサウンドに表現
- 数々のヒット曲で使われたビンテージマイクコレクションを再現
- 一流エンジニアによるキャビネット&マイクセットアップにより、迫力のあるギターサウンドを表現
- Sound City Studiosのコンソールをベースにした3バンドEQ、インラインコンプレッションなど、70年代を象徴するブリティッシュカスタムコンソールの音色を再現
- ドルビーAスタイルエフェクトや1176リミッターなど、Sound City Studiosのアナログアウトボードギアのコレクションを再現
- Sound City Studiosのリバーブチャンバーを再現
「UAD Sound City Studios」は、ロック系のアーティストが愛したロックンロールスタジオ「Sound City Studios」のサウンドを再現できることが最大の特徴。
単なるチャンネルストリップではなく、リバーブなども搭載。「UAD Sound City Studios」だけで各パートのミックスを完成させることも可能です。
下記のメーカー公式動画では、ドライで録音された各パートの楽器を「UAD Sound City Studios」のみを使用してミックスしている様子が公開されています。
動画を見ればわかりやすいですが、特にギターの音などは「UAD Sound City Studios」を使用することで、これぞロックのギターというような極太感が再現され、一気に迫力と臨場感が増しています。
自宅で録音したギターやボーカルでも「UAD Sound City Studios」で収録したようなサウンドに仕上げられるのはお見事。
ROCKに限らず、特にバンド系の楽曲を制作している方は持っておくべきプラグインと言っても過言ではないと思います。
Sound City Studioとは?
「UAD Sound City Studios」を知るには、まずこの「Sound City Studios」のスタジオ自体について知っておくのがおすすめです。
Sound City Studiosはカリフォルニア州バンナイスで設立されたスタジオで、Metallica、Nirvana、Fleetwood Mac、Tom petyなど数々の世界的名盤が制作されたスタジオとして有名です。
このスタジオで制作されたサウンドは世界中のリスナーに愛され、現代の音楽のサウンドにも繋がるような大きな影響を与えました。
Nirvanaのドラマーで、現在FOO FIGHTERSのボーカル&ギターDavid Grohl(デイヴ・グロール)氏が監督を務めたドキュメンタリー作品「サウンド・シティ – リアル・トゥ・リール」では、このスタジオの歴史と現代音楽に与えた影響までを知ることができるので興味があればDVDもチェックしてみてください。
トレイラー映像が下記の動画でチェックできます▽
【参考サイト】サウンド・シティ – リアル・トゥ・リール
UAD Sound City Studiosの特筆ポイント
「UAD Sound City Studios」は、Sound City Studiosで毎日エンジニアリングを担当していたエンジニアによるセットアップが再現され、このスタジオ独特の良さも欠点もすべて再現されています。
各パートごとに最適なセットアップを即座に読み込める
「UAD Sound City Studios」は、ボーカルやドラム、ギター、ピアノなど各楽器用のセットアップを選択するだけでSound City Studiosのルーム環境とマイクセットアップが呼び出せます。
まさにニルヴァーナの名アルバム「Nevermind」で使用されたセットアップや、トム・ペティの名曲「The Woods」のセットアップなど、名曲の録音環境を再現してくれます。
Nirvana / Smells Like Teen Spirit
Tom Petty / The Woods
価値の高いクラシックなマイクのサウンドを再現
「UAD Sound City Studios」では、非常に価値の高いクラシックコンデンサーマイクとリボンマイクを使用したサウンドを再現してくれます。
AKG、Neumann、RCAなどのマイクが使用され、RECマイクの面でも名曲達のレコーディング環境を再現可能。
さらには、このマイクセットアップを自由にカスタマイズし、楽曲のイメージに合う響きをデザインすることもできます。
Sound City Studiosに設置されたカスタムメイドのコンソールを再現
Sound City Studiosの環境再現は、空間やマイキングだけにとどまりまらず、Sound City Studios「Studio A」で使用されていたコンソールの特性も再現。
Sound City Studiosではイギリス製の超定番コンソールをカスタムしたものが使われ、独特のサウンド作りに大きく貢献していたと言われています。
「UAD Sound City Studios」では、このブリティッシュコンソールの3バンドEQとバスコンプを精巧にエミュレートし、アナログのサウンドキャラクターとトーンを再現してくれます。
Sound City Studiosのエンジニア愛用のシステムを再現
「UAD Sound City Studios」は、1176コンプレッサー(Rev E)による象徴的なリミッティングと、Sound City Studiosのエンジニアが愛用した「Dolby A301ノイズリダクションシステム」も再現。
艶のあるバッキングボーカルや迫力のあるパワフルなドラムに仕上げる際には欠かせない各種モジュールも再現してくれます。
自然な響きを再現するリバーブを搭載
「UAD Sound City Studios」には、自然でオープンな響きを表現するリバーブを加えられます。
LONG、MED、SHORTから選択でき、Queens of the Stone AgeやPhoebe Bridgers、Death Cab for Cutieなど使用したリバーブを再現可能。
さらには、ダイナミックマイク、スモールダイアフラムコンデンサー、リボンマイクのペア(KM84、R121、RES)を使用し、アンビエントを加えて更に調整することも可能です。
世界中のスタジオ環境を再現するプラグインは他にも数多くありますが、ロック系ならこれは外せません。是非持っておきましょう!
仕様・プラグイン動作条件
UAD Native UAハードウェアを使用せずに、MacやPCで動作可能です。
【MAC】
MAC:macOS 10.15 Catalina 以降
macOS Catalina 10.15、Big Sur 11、Monterey 12、Ventura 13、またはSonoma 14
CPU:Intel, AMD または Apple シリコンプロセッサー
【WIN】
Windows 10またはWindows 11(64ビット版)
CPU:Intel, AMD
まとめ
「UAD Sound City Studios」は、どこでレコーディングした音であっても「Sound City Studios」でレコーディングしたサウンドに近づけてくれる魅力的なプラグインです。
世界中のスタジオを再現できるシミュレート系プラグインは、プリプロや本テイクを自宅で制作している際、クライアントやバンドのメンバーに「◯◯ような質感の音に仕上げたい」という要望があったときにもすぐに対応できるので、バリエーションを増やしておくととても便利です。
「UAD Sound City Studios」は、ロック系やオルタナティブ系の楽曲制作時には特におすすめなので是非チェックしてみてください▽
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