Native Instrumentsの「Electric Keys」は、エレクトリックピアノの代表格とも言える定番機種をモデリングしたエレピ音源です。
Native Instruments公式サイトでは明言していませんが、形状やフォルムから察するにRhodesのステージピアノとスーツケースの2つのモデルにインスパイアされたモデルと思われます。
「Electric Keys-Tines Duo」は、サウンドが異なる「Phoenix」と「Diamond」を収録したバンドルですが、それぞれ個別に購入することも可能です。
- POPSやR&B、HipHop、Jazz、Rock、Funkなどあらゆるジャンルにフィットするエレピ音源が欲しい
- Rhodesピアノ系のエレピ音源が欲しい
- 本格的かつ細かなサウンド調整が可能なエレピ音源を探している
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【セール概要】「Electric Keys」シリーズ2機種が各50%OFF!
Electric Keys-Tines Duo
※PhoenixとDiamondの2機種がセットになったバンドル
【価格】21,400円(税込) → 50%オフ 10,700円 (税込)
Phoenix(単品)
【価格】14,700円(税込) → 50%オフ 7,350円 (税込)
Diamond(単品)
【価格】14,700円(税込) → 50%オフ 7,350円 (税込)
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※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
Electric Keys-Tines Duoの特徴
「Electric Keys-Tines Duo」は、ドイツの音源メーカー「Galaxy Instruments」とNative Instrumentsとが共同開発したエレピ音源です。
Galaxy Instrumentsは、Native Instrumentsの音源バンドルKOMPLETEに収録されている「MYSTERIA」「Thrill」「Rise&Hit」「Noire」「Una Corda」などを手掛けたメーカーで、音質の良さに定評があるメーカーでもあります。
この音源のユーザーインターフェースを見ればわかる通り、Rhodes(ローズ)ピアノの2機種を彷彿とさせるモデルで、サウンドもまさにローズの美しくファットなサウンドを持っています。
Rhodesのエレピを再現した音源には、Rhodes本家がリリースしている音源「Rhodes V8」シリーズがありますが、Native Instrumentsの「Electric Keys」も負けず劣らず美しくパワフルなサウンドが魅力。
「Electric Keys」は、Native Instrumentsの音源ならではの扱いやすさや楽曲に自由度の高いサウンドメイクできることも魅力のひとつです。
「Rhodes V8よりもNative InstrumentsのElectric Keysの方がしっくり来る」と感じる方も多いと思うので、他のRhodes系音源を持っている場合でもチェックしてみて欲しい逸品。
冒頭でも触れましたが、「Tines Duo」は、「Phoenix」と「Diamond」の2タイプのエレピがセットになったバンドルの名称であり、それぞれを個別に購入することも可能です。
Electric Keys–Phoenixの特徴
「Phoenix」は、Rhodesステージピアノを彷彿とさせるUIデザインが施され、サウンドもまさにRhodes Stage Pianoのような質感を持っています。
Rhodesの実機「Stage Piano」は澄んだクリアな音色が特徴ですが、歪みを伴ったサウンドも印象的な機種です。
「Phoenix」では温かみのある優しい音色から、歪みを伴ったパワフルなサウンドまで再現。
レトロ&ヴィンテージ系の心地よい質感を備えた音源となっています。
Electric Keys–Diamond
「Diamond」は、1967年製のモデルにインスパイアされた制作された機種で、UIではRhodesのSuitcaseタイプを想起させるデザインが施されています。
Rhodes「Suitcase」は、搭載されているアンプにより強いミッドレンジ&太くやや曇ったサウンドが特徴でした。
「Diamond」は、ビブラフォン系の美しくメロウな印象のサウンドを持ち、優しい雰囲気の楽曲やR&Bなどのソウルフルかつ哀愁のある楽曲にフィットしやすいサウンドとなっています。
「Suitcase」を再現した音源として使うよりも、「Diamond」という独自のエレピ音源として使う方が魅力が大きいかもしれません。
非常に美しいサウンドなので是非チェックしてみてください。
エフェクト・キャビネットの選択も可能
「Electric Keys」は、カスタマイズ性豊かな音作りができることも大きな魅力です。
FXパネルでは、Phaser、FlangerなどGuitar Rig7搭載の各種エフェクトが使用可能。エフェクトチェインにより、更に深い音作りができます。
音色が異なる60年代、70年代、80年代の3タイプのキャビネットを選択することが可能。
マイクのタイプとキャビネットの組み合わせをカスタムできるので実機では再現できないような響きに仕上げることもできます。
エレピに欠かせないトレモロも、各年代の機種を想起させるサウンドに仕上げられていることも魅力です。
デモプレイ・Playthrough
グラミー受賞キーボード奏者Ondre J Pivec(オンドジェイ・ピヴェク)氏によるメーカー公式デモプレイ動画が公開されています。
Pivec氏が動画内でプレイで使用されている音色はプリセットとして収録されているもの。
各種収録プリセットは即戦力となってくれる音色ばかりですが、さらに細かく調整することも可能。
「有名機種を再現したエレピ音源」というよりも新たなサウンドと出会える新世代のエレピ音源という感覚で使える素晴らしい音源だと思います。
KEYSCAPEを始め、既に高音質のエレピ音源を持っている方にも超おすすめです!
まとめ
「Electric Keys」は、高音質でありながら他のハイクオリティなエレピ音源よりも買いやすい価格帯であることや、従来のエレピ音源を超えるカスタマイズ性の高さが魅力の音源です。
制作する楽曲ジャンルにもよりますが、「Phoenix」と「Diamond」のうち、どちらか1つだけを購入するなら特に「Diamond」がおすすめ。
Diamondのメロウで優しいサウンドは、多くポップスやBGMなどで幅広く活躍してくれると思います。
ただ、個別に購入するよりもバンドル版の方が圧倒的にお得。
・バンドル定価:21,400円
・個別定価:14,700円(2つを個別に購入すると29,700円)
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2024年7月8日まで通常21,400円(税込)のところ、50%オフ 10,700円(税込)で販売中です。
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