SongWish社の「reMIDI 2」は、MIDIデータを取り込んで自由に加工・管理、組み合わせることができる、いわゆるMIDI版のサンプラーです。
前身プラグイン「reMIDI」も注目されていましたが、オーディオ素材を加工するようにMIDI素材をサンプルするプラグインというのは業界初とのこと。
そして新たにバージョン2としてリリースされたのが「reMIDI 2」です。
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reMIDI 2
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「reMIDI 2」の特徴
「reMIDI 2」はMIDIファイルから音符・コードをサンプリングし、そこからキーや、コード、タイムストレッチ、チョップといったオーディオのサンプラーによる加工と同じようにMIDI素材を加工して使うことができるMIDI版のサンプラーです。
UIにパットが備わっており、サンプリングして加工したMIDIファイルを立ち上げてサンプラーのように鳴らして様々な組み合わせで曲作りをサポートしてくれます。
さらにサンプリングしたMIDIファイルはドラッグアンドドロップ、エクスポートにも対応しています。
「reMIDI 2」の基本的な特徴として
- MIDIファイルをドラッグでサンプリング
- 直接鍵盤を弾いてMIDIを録音することも可能
- 異なるMIDIファイルを組み合わせることも可能
- スライスやキーの変更、コード変更、タイムストレッチ機能搭載
- ファクトリープリセットにはロイヤリティーフリーの1700曲以上からサンプリング
- 自身のMIDIファイルライブラリー(パソコンや外付けなどのハードディスク内のディレクトリーにアクス可能)もサンプリング可能
と、基本はオーディオサンプラーと同じように、サンプリングした素材を加工することができるという点ですが、サンプリングする素材がMIDIであるという点が、あるようでなかったプラグインとなっています。
収録されているプリセットはバロック、クラシック、フォーク、賛美歌、ジャズ、マーチ、ルネッサンス、ロマンティックといったジャンルで分けられています。もちろん、加工した素材を保存しておくことも可能です。
バッハ、ベートーベン、ショパン、モーツァルト、ガーシュウィンなど150人以上の作曲家による楽曲もサンプリングされています。
UIに12個のパットが備わっていて、そこに加工したMIDIをアサインすることで、リアルタイムに演奏することも可能です。アサインしたMIDIファイルは一括でトランスポーズすることもできますし、弾いた時のベロシティも対応しています。
個人的にはDAWのMIDIトラックではなく、「reMIDI 2」上で様々なMIDIファイルを組み合わせながら加工し、イメージに合ったフレーズやコード進行を作れるのが便利だと思いました。
プラグイン仕様
【対応OS】
Mac: Mac OS X 10.7以降(64 bit)
Windows: Windows 7以降(32/64 bit)
【プラグインフォーマット】
VST、AU
販売ショップ
SongWish社の「reMIDI 2」はオーディオ素材を加工するようにMIDI素材をサンプルする発想が面白く、さらに加工もしやすいです。
また、クラシックなどの名曲が収録されている点もユニークですし、自身が所有しているロイヤリティーフリーのMIDIを持っていれば、ライブラリを充実させることも可能。
MIDIで制作する機会が多い人は、曲作りのインスピレーションを与えてくれるかもしれません。
是非チェックしてみてください!