United Plugins「Dropkick」は、エレクトロニックなキックドラムの音作りをテーマにしたマルチFXプラグインです。
EDM、ドラムンベース、テクノ、トラップ、ハウスなど、複数のジャンルで機能するように調整された8つのエフェクトが一つに備わっているので、クリーンかつパワー感のあるキックサウンド作りを複雑なエフェクトチェーンを組まずにシンプルなステップで音作りが行えます。
- ダンスミュージック制作をしている
- キックの音作りが苦手
- シンプルなステップでキックの音作りを勧めたい
Dropkickのセール情報
●United Plugins Halloween Sale
【セール期間】2024年10月17日~11月1日まで(日本時間11月2日夕方まで)
【開催ショップ】プラグインブティック
【セール内容】「Dropkick」が48%OFF!
Dropkick
【価格】$83.6(12,500円 税込) → 48%オフ $42.9(6,414円 税込)
>> セールページ
※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
- 【プラグイン】GForce Software「AXXESS」(ソフトシンセ)通常$84
- 【プラグイン】UJAM「Beatmaker VICE」(ドラム音源)通常$69
- 【プラグイン】Native Instruments「Monark」(ソフトシンセ)通常$99
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Dropkickの特徴
- 8 つのプロセッサーでキックの音作りをサポート
- スマートバイパス機能
- サイズ調整可能なGUI
- 最大4倍のオーバーサンプリング切り替え
- あらゆるサンプリング レートでの 64 ビットのオーディオ品質
- 無音時のインテリジェントスリープ機能
- 永久無料アップデート
8 つのプロセッサーでキックの音作りをサポート
Dropkickは、下記の8つのエフェクトによる処理でキックの音作りが進められます。
- PHASE:アナログモデルのオールパスフィルターによって低い周波数帯をオフセットするフィルター
- POWER:ハイパスフィルターとレゾナンスによってローエンドを強調する
- FIRE:音響心理学技術を使用してローエンドを倍音的に強調するエンハンサー
- OVER:ダイナミックプロセッサー
- SNAP:キックのアタックとパンチを強化するトランジェントシェーパー
- CLEAN:キックの箱鳴りや濁りを動的に除去
- DAMP:トランジェントを通過させながら、より高い周波数を段階的に除去
- TRIM:キックのテールの長さを短くしてタイトに整える
これだけの処理をわずかなノブで調整していけるので扱いやすいことが特徴。
また、アウトプットにはリミッターも搭載。入力した音よりも出力が大きくなってもクリッピングを防ぐこともできます。
メインセクション
UI左側に配置されている2つの大きなノブがメインとなるセクションです。
こちらでは、フィルタリングを用いてサウンドの周波数を調整し、キックサウンドをシェイプします。
PHASE
PHASEはアナログモデルのオールパスフィルターによって低い周波数帯をオフセットします。
これによってトランジェントの特性を形成しながらピークレベルを下げるのに作用。アナログフィルターのモデリングによってスムーズな移行と暖かみを加え、スイートスポットの調整をスムーズに進められます。
パラメーターは、メインノブのWARPで周波数を徐々にシフトし、周波数が低いほど遅延が大きくなります。
ノブを低い値にするとアタック付近の位相シフトを集中させてトランジェントのキャラクターを形成。高い値に設定することで低周波数を強調してキック全体のキャラクターを変化させられます。
- FREQ:オールパスフィルターの周波数を指定、DETECTボタンで基音を自動検出が可能です。
- X FILTER:オールパスフィルターの数を指定、フィルターの数が多いほど位相シフトが大きくなり効果が強くなる
POWER
POWERセクションは、ハイパスフィルターとレゾナンスによってローエンドを強調するのに使用します。
メインノブのRESOでレゾナンスのピークをコントロール。増加させると基本の音を強化して低域のパワー感とクリアさを加えられます。
指定した周波数を調整することになるため、キックの基音のピッチを曲に合わせた聴こえ方に調整するのにも活用できます。
- FREQ:レゾナンスを調整する周波数を指定、DETECTボタンで基音を自動検出が可能です。
- HP FILTER:ハイパスフィルターのスロープを選択。2POLEはオクターブあたり、12db、4POLEはオクターブあたり24db。スタンダードとファットのバリエーションでサウンドキャラが変えられる
6つのツール
UI右側には、6つのExtra toolsが用意されています。
FIRE
音響心理学技術を使用して低域を倍音的に強調するエンハンサーのようなエフェクトです。
ノブを上げていくことで高調波が元の低音とブレンドされて倍音が強調されます。これによって小型スピーカーでもキックの存在が感じられるように調整可能。
また、中域、高域帯はアナログモデルのサチュレーションによって暖かみと明るさが追加される設計です。
OVER
OVERはキック用に調整されたダイナミックプロセッサーです。
低域のダイナミクスを整えながら高域の輪郭を明確にするように作用します。
SNAP
SNAPはキックのアタックとパンチを強化するトランジェントシェーパーのような働きをするエフェクトです。
ピークレベルの上昇を最小限に抑えながらトランジェントを強調できるように設計されています。
CLEAN
CLEANはキックの箱鳴りや濁りといった中域の問題を動的に除去するのに作用します。
DAMP
DAMPはトランジェントを通過させながら、より高い周波数を段階的に除去するアナログモデルのローパスフィルターのようなエフェクトです。
TRIM
TRIMはキックのテールの長さを短くしてタイトに整えるのに使用します。
リミッターセクション
エフェクトの入力/出力を調整するセクションです。
LIMIT
出力にリミッターを加えられます。
- CLEAN:歪みが少ないリミッティングを行う
- WARM:緩やかなディストーションを付加するソフトクリッパーのような効果が得られる
- HOT:歪みが大きいハードクリッピングのような効果
以上、3つのモードから選択可能。IN/OUT/GR(ゲインリダクション)のメーターも搭載しています。
DRIVEノブはリミッティングされた音に対して最大12dbのゲインを追加できます。
INノブはプラグインへの入力ゲイン調整、OUTノブはプラグインの出力ゲインを調整します。
仕様・プラグイン動作条件
【Mac】
- macOS 10.10以降(Intel / M1 Apple Silicon対応)(64ビットのみ)
- SSE2 をサポートする Intel / AMD / M1 プロセッサー
- VST、VST3、AU、AAX
【Windows】
- Windows 8以降(Windows 11対応)(64ビットのみ)
- SSE2 をサポートする Intel / AMD プロセッサー
- VST、VST3、AAX
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
まとめ
「Dropkick」はダンスミュージックで曲のクオリティを左右するキックの音作りがシンプルなステップで進められる便利なプラグインです。
シンプルな設計ですが、しっかりと作り込めるエフェクトが備わっているのでキックの音にしっかりとこだわりたい方はもちろん、キックの音作りが苦手という方にもおすすめ。
無料トライアルバージョンも用意されているので、是非チェックしてみてください▽
※無料トライアルは下記リンク先、販売ページのTrial Versionから利用できます。
>> 販売ページ
キックの音作りで活躍するおすすめプラグイン