iZotopeが新たなプラグイン「VEA(ヴィア)」をリリースしました。
VEAは音声素材を素早く高品質な音へと仕上げるために開発されたボイス・エンハンスメント・アシスタント(Voice Enhancement Assistant)プラグインです。
iZotopeを代表するRX、Ozone、Nectarのテクノロジーを取り入れたAIアシスタント機能によって、音声の音質改善やレベル設定、バックグラウンドノイズの低減などの処理が専門知識が無くても簡単に行えるように設計されています。
動画コンテンツを作成している方やナレーションやインタビュー音声などの素材を扱うクリエイター、歌ってみたのミックスを行うMIX師の方にとって作業のクオリティを高めながら時短にもなる注目のプラグインとなっています。
- 収録した音声素材の処理を手早く済ませたい
- ナレーションやインタビュー音声の音質やレベル調整を簡単にできるソフトを探している
- 収録した音声に混入したバックグラウンドノイズを抑えたい
- 自分で収録した声を聞きやすく仕上げたい
- 「歌ってみた」で収録されたボーカル素材の音質を向上させたい
VEAのセール情報
●VEA クロスグレードセール
【開催ショップ】 メディアインテグレーション
【セール期間】 2024年10月24日~10月31日まで
【セール内容】 iZotope製品所有者対象の「VEA」クロスグレードセール(iZotope無料製品からのクロスグレードも可能!)
VEA(CRG版)
【価格】2,980円(税込)
>>購入ページへ
※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
- 【プラグイン】GForce Software「AXXESS」(ソフトシンセ)通常$84
- 【プラグイン】UJAM「Beatmaker VICE」(ドラム音源)通常$69
- 【プラグイン】Native Instruments「Monark」(ソフトシンセ)通常$99
- 【ビデオコンテンツ】Mastering the Mix 「Advanced Mastering Course」通常$99
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- リワードトークン(プリセットやクーポン、バーチャルキャッシュと交換できるポイント)がもらえる
iZotope「VEA」の特徴
- 音声素材をシンプルなステップで音質の改善、安定したレベル設定、バックグラウンドノイズの低減処理ができるAIオーディオエンハンサー
- Clean / Shape / Boostの3つのノブで音声処理ができるシンプル設計
- 素材や用途に合わせたファクトリープリセット内蔵
- AIアシスタント機能でスムーズな音声処理をサポート
- iZotopeのリファレンスアプリと連動した処理が可能
- Dark Blue・Light Blueのスキン
メイン機能
「VEA」は、Clean / Shape / Boostという3つのノブによって調整を行う非常にシンプルな設計です。
Clean:ノイズを除去
Cleanコントロールは、業界定番のオーディオリペアソフトRXのテクノロジーを搭載したノイズ処理のコントロールです。
RXのテクノロジーによって音質を劣化させずにノイズを除去。音声に入ったノイズを取り除きながらバックグラウンドノイズを低減できるので、外や雑音の多い環境で録音されたものでも聴きやすくクリーンな音声に仕上げられます。
Shape:音質を調整
Shapeコントロールは、音声のEQ処理などを行うコントロールです。
明瞭度が低い音声や耳につく周波数ポイントなどを素早く聴きやすく仕上げるのに活躍します。
品質が低い収録マイクを使用した動画の音声やインタビューの処理がスムーズに進められます。
Boost:存在感を向上
Boostコントロールは声の存在感や音量を整えるダイナミクス調整を行います。
声の張りや聴きやすさにつながるコンプレッションやリミッターの処理は丁寧に行わないと不自然な仕上がりになりますが、Boostコントロールを調整することで専門的な知識がなくても聴きやすく、安定した音声に仕上げられます。
AIによるアシスタント機能搭載
VEAにはRX、Ozone、Nectarのテクノロジーを取り入れたAIアシスタント機能が搭載されています。
他のiZotope製品と同様に処理したい音声をキャプチャさせることで、3つのコントロール設定によるベストな処理を提示してくれます。
キャプチャが済んだサウンドに対して各パラメーター設定が提示されるので、そのまま採用しても良いですし、処理のスタートポイントとして活用することで作業がスムーズに進められます。
Audiolensとの連携に対応
VEAはiZotopeのリファレンスアプリ「Audiolens」との連携が可能です。
お気に入りのクリエイターの音声をAudiolensでキャプチャし、リファレンスファイルとして登録することで、処理したい音声にリファレンスの特性を近づけることができます。
Audiolensでキャプチャしたリファレンスはプリセットから素早くアクセスできるので作業がシームレスに進められます。
用途に合わせたプリセット
音声を使用したいコンテンツに合わせた設定がスムーズに行えるプリセットが内蔵されています。
ラジオや音声配信、Audiolensとの連携に加えてボーカル用のプリセットも用意されています。
2種類のスキン
VEAは落ち着いた暗めのDark Blue、明るめのLight Blueの2つのスキンが用意されています。
気分や好みに合わせて切り替えて使用できます。
仕様・システム条件
【Mac】
- macOS10.10以降。macOS 10.12以降を推奨
- Supported on Intel Macs & Apple silicon Macs (M-series chips) in Rosetta and native.
【Windows】
- Windows 10 – Windows 11
【プラグイン形式】
- AU / VST3 / AAX / AAX Audiosuite
- VST2 非対応
- 64ビット
【対応DAW】
- Logic Pro 10.6.3 – 10.7.x
- Pro Tools 2021 – 2022
- Ableton Live 11
- Cubase 11 – 12
- Nuendo 12
- Studio One 5
- Reaper 6
- FL Studio 20
- Audition CC 2022
- Premiere Pro CC 2022
- DaVinci Resolve
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
まとめ
今は誰でも動画など音声を用いたコンテンツを発信できる時代になっていますので、簡単なステップで手軽に音声処理が行える「VEA」は現代のコンテンツクリエイターのニーズに応えるようなプラグインです。
インタビューやナレーションなど音声を扱うクリエイターの方、YouTubeなどの動画編集者の方にとっては作業の時短にもなりますし、ボーカル素材の音質向上のためのトリートメントとしても活用できるのでMIX師の方にも便利です。
また、音声処理の知識が乏しい動画制作者の方にとって一定以上のクオリティで音声配信ができるので、これから自分の声を収録した動画コンテンツを作っていきたいと考えている方にもおすすめです。
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ボーカルミックスをスムーズに進めたい方はNectarもおすすめです。
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