Wavesの音響補正プラグイン「Abbey Road Studio 3」が90%オフセールを開催中です。
Abbey Road Studio 3はイギリスの有名スタジオ「アビーロード・スタジオ」にある「Studio 3」の音響環境をヘッドホンに再現してくれるプラグインです。
ヘッドホンの特性をスタジオの音響特性に変えてくれるので、ミックスやマスタリング時のチェックやリファレンスとして活用できます。
- ヘッドホンメインでミックスをしている人
- ミックス時の参考となるサウンド環境が欲しい
- 手頃な価格で音響補正プラグインを試したい
2023年3月27日からWavesプラグインのライセンス方式とビジネスモデルが変更になり、新しく「Waves Creative Access」に統一されました。これに伴い、Wavesプラグインの導入方法が大幅に変更となっています。
Waves Creative Accessのサービス詳細はこちらの記事で解説しています。
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Abbey Road Studio 3の特徴
Abbey Road Studio 3は数多くの有名アーティストがレコーディングやミキシングなどで使用してきたイギリスの歴史あるスタジオ「アビーロード・スタジオ」のフラグシップミックスルーム「Studio 3」の音響環境をヘッドホンに再現してくれるプラグインです。
使い方もシンプルでAbbey Road Studio 3をマスタートラックに挿すだけで「Studio 3」の音響環境をヘッドホンに再現してくれます。
Abbey Road Studio 3で再現されるStudio 3ではフランク・オーシャン、レディ・ガガ、フローレンス・アンド・ザ・マシーンといった有名アーティストが制作に使用するなど現代でも多くのアーティストに使われています。
主な機能
- アビーロード・スタジオのStudio 3のコントロールルームをヘッドホンに再現
- Waves Nx:イマーシブ・オーディオ・テクノロジーによってステレオサラウンドイメージを再現
- 周波数特性を再現することで、Studio 3の安定したサスティンやローエンドを再現できる
- Studio 3のルームアコースティックでニアフィールド、ミッドフィールド、ラージモニターから選択可能
- 5.1サラウンドにも完全に対応
- 頭のサイズに合わせるパーソナライズ・キャリブレーション機能付き
- SoundGridプラグイン・フォーマットに対応
音響補正プラグインの基本
音響補正プラグインは自身の部屋やスピーカー、ヘッドホンの周波数特性をプロファイルしてフラットなリスニング環境を作ったり、実際にあるスタジオやコンサートホールなどの環境をインパルスレスポンスをもとに正確に測定して再現します。
スピーカーやヘッドホンの特性を参照する音響特性に変えてくれるので、どこでも同じ環境に近い状態でミックスやマスタリングができるのがメリットです。
近年は多くの音響補正プラグインやキャリブレーションソフトが登場し、プロのエンジニアでも使用している人が増えています。
※インパルスレスポンス:機材や音響、再生システムなどの音・空間の特性を記録したオーディオファイルで主にIRリバーブに用いられています。
推奨システム環境
【対応OS】
- Mac :OS: 10.14.6, 10.15.7, 11.5.2, 12.0.1 (Intel only)
- Windows:Windows 10 64 bit(2004 以降),Windows 11 (Build 22000.194)
【プラグインフォーマット】
Audio Units, VST
Waves Abbey Road Studio 3セールまとめ
Abbey Road Studio 3のような音響補正プラグインはヘッドホンを変えても同じリスニング環境が作れるので、ミックス時のリファレンスとして活躍できます。
ヘッドホンはメーカー、個体によって鳴り方がかなり違うので使っているヘッドホンによってミックスにも違いが出やすいです。
そのため、音響補正プラグインを使うことで、いつものヘッドホンの鳴り方と補正をかけたサウンドの鳴り方を聴き比べながら自分のミックスの特徴を知ることもできますし、好きなアーティストの曲がどんな鳴り方をするのかをチェックして自分のミックスとの違いを知るのにも役立ちます。
Abbey Road Studio 3は数多くのクラシックと呼ばれるレコード、CDを作るのに使われてきたスタジオです。ある意味一つの基準とも言えるスタジオなので、多くのアーティストやエンジニアが聴いている環境の音を知るという意味でも導入するメリットはとても多いです。
ヘッドホンでミックスをしている人は要チェックです!
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【画像出典】Media Integration