Tone Empire「EDYN Preamp」は、アメリカ製クラシックコンソールのトーンが得られるディスクリート・トランジスタ・プリアンプ・プラグインです。
各楽器やバストラックにアナログ特有の重厚感や豊かな倍音を加えられるのが大きな特徴です。
新たにリリースされた有料プラグイン(通常59ドル)でありながら、なんと期間限定で無料配布中なので是非チェックしてみてください。
ダウンロードの詳細はこちらから▽
EDYN Preampの特徴
- アメリカ製ディスクリートトランジスタプリアンプのサウンドをモデリング
- 中音域の明瞭さとダイナミックなインパクトを前面に押し出し、ミックスの中で際立つ力強くパンチの効いたサウンドを実現
- スムーズなトランジェント処理によりディテールを保持しながら、ドラムとボーカルにフォーカスされた生き生きとしたパンチ感を付加
- ギター、ボーカル、シンセサなど各トラックにアナログの密度と温かみを付加
- 各オーディオ素材に自然な存在感を付加
「EDYN Pre」は、アメリカ製のディスクリート・トランジスタ・プリアンプをモデリングし、耳障りな音を抑えながら明瞭さと深みのあるアナログ感、温かみのあるトーン、パンチ感を与えられるのが特徴です。
「ディスクリート」とはいわゆるIC(集積回路)が生まれる前の技術で、回路の部品それぞれを設計者が選んで構成できる仕組みのものを指します。
「EDYN Pre」は、ボーカル、ドラム、ギターを始め、あらゆる素材に使用可能。アナログの重みと豊かな倍音を加え、各トラックの存在感を高めたいときにおすすめです。
主な用途
「EDYN Preamp」は素材を選ばず様々な楽器のトラックに自然な存在感を加えてくれます。
各楽器への適用例は以下の通りです。
ボーカル
ボーカルへの適用では高域を滑らかにコントロールしながら、豊かさと存在感を加えられます。
ベース&シンセ
ベース及びシンセでは、低音域を濁らせることなくボディと倍音の重みを付加できます。
また、ベース用のプリセットが10種類収録されており、楽曲イメージに合わせて選択し調整して使うのがおすすめです。


ドラム&パーカッション
パンチ感とスナップを強調し、スネア、キックに存在感を与えてくれます。オーバーヘッドへの適用も推奨されています。
また、ドラム用にも10種類のプリセットが収録。アコースティック系のドラムだけでなく、エレクトリックドラムとの相性も良いです。


ギター&キーボード
ギターやキーボード、シンセにアナログ機のざらついた質感と温かみを加えられます。シンセの音がデジタル過ぎると感じた際に適用してみるのもおすすめです。
また、ギター用にも10種類のプリセットが収録されています。


ミックスバス、各楽器用のプリセットも収録
収録されているプリセットには、Bass、Drum、Guitarだけでなく、Mix用、各Instrumental用のプリセットも収録されています。




Instrumentalのカテゴリにはストリングやホーンなどのプリセットも収録されています。
各プリセットの出来が良く、大きく調整しなくてもそのまま使えるような即戦力プリセットなので是非試してみてください。
サウンドデモ
各コントロールセクションの役割・使い方


Drive(ドライブ コントロール)
プリアンプの入力ゲインです。ノブを上げるとサチュレーション/コンプレッション感が強まります。
Out(出力コントロール)
ドライブした後のプリアンプの出力レベルを調整できます。
AG Switch
オートゲインの補正計算を有効にします。ドライブ値を上げるとプリアンプの出力をトリムするための調整がほぼ不要になります。
OVD Switch
プリアンプを限界まで押し上げられるオーバードライブモデルをロードします。ギターやドラムなどの強い歪みが欲しいときに適したモードです。
Phase Switch(位相スイッチ)
オリジナルのハードウェアユニットと同様、信号の位相を反転できます。このスイッチを使ってドライ信号をブレンドすると個性的なエフェクト感が得られます。
Z Switch(インピーダンススイッチ)
50Ωと200Ωのインピーダンスモデルの切り替えが可能です。それぞれ異なる特性を持ち、プリアンプを様々なマイクに対応させるために設計されています。
I/O
GUI右上の「I」と「O」のノブではインプットおよびアウトプットトリムの調整ができます。
Filters
GUI上部中央の「H」はハイパスフィルターで、「L」はローパスフィルターです。
スムーズなHPとLPで不要な周波数を制御し、トーンの形成が可能です。
Ultra X
Ultra XのボタンをONにするとエイリアシングを最小限に抑え、より高い周波数特性を実現します。
オーバーサンプリングされるため、元の音源に近く高音質の結果を得られますが多くのCPUリソースが必要となります。
以上が「EDYN Preamp」の各セクションの概要です。
仕様・プラグイン動作条件
VST3・AU・AAX
WIN:Intel / AMD
MacOS :Apple Silicon / Intel
Windows 10 or later / OSX Mojave or later
Apple Silicon / Intel i5 or later / AMD Athlon 64 or equivalent 2 GB RAM / 300 MB HD
ダウンロードページ
Tone Empire公式サイトで無料配布されています。
取得・使用にはTone Empire公式サイトでのユーザー登録が必要です。
配布期間は2025年5月20日(メーカー現地時間)までなので早めに取得しておきましょう!
Tone Empire製品 関連記事
-
【64%OFF】Tone Empire「Goliath v2」4種類のアナログ経路を備えたチャンネルストリップ(新年セール2月1日夕方まで)
-
【42%OFF】Tone Empire「TM700 v2」ヴィンテージテープマシンを再現したAIベースのテーププラグイン(新年セール2月1日夕方まで)
-
【64%OFF】Tone Empire「LVL-01」Gates STA-LEVELをエミュレートした真空管コンプレッサープラグイン(新年セール2月1日19時まで)
-
【最大66%OFF】「Tone Empire」アナログハードウェアをモデリングしたコスパ優秀なプラグインメーカー(新年セール2月1日19時まで)
-
【64%OFF】Tone Empire「Soul Squash」AIモデリングによるソウル&ファンク向けヴィンテージコンプ(セール期間2月1日夕方まで)