AudioThing「Dials」は、作曲家でYouTuberでもあるHainbach氏のスタジオに保管されている1950年代の電子音楽用ハードウェアの組み合わせをチャンネルストリップとしてプラグイン化した製品です。
Dialsを使うことで真空管をベースにした電子音楽の初期に鳴らされていたサウンドのようなレトロな質感が加えられます。
- サウンドにレトロな質感を加えたい
- シンセサウンドに真空管を通したような荒々しいサウンドを加えたい
- 50年代のレコードのような質感を加えたい
●AudioThing Summer Sale
【セール期間】2024年8月1日〜8月14日まで(8月15日夕方まで)
【開催ショップ】プラグインブティック
Dials
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※日本円価格は為替変動の影響により、掲載時と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
AudioThing「Dials」の特徴
「Dials」は、ドイツの真空管ラジオの放送装置を再利用したハードウェアをプラグイン化。
実機は再利用されたドイツの真空管ラジオ放送装置とアメリカのバンドパスフィルターの組み合わせをベースにしています。
Dialsの元になっているハードウェアを所有しているハインバッハ氏はドイツのベルリンを拠点とする電子音響作曲家であり、自身のYouTubeチャンネルを所有していて、実験音楽のテクニックやレアな電子楽器のハードウェアの情報を発信しています。
【Hainbach氏のスタジオ・ライブ映像動画】
【Hainbach氏のスタジオを撮影した動画】
「Dials」に搭載されているエフェクトは、
- アナログ・プリアンプのエミュレーション
- アナログ・モデル・フィルター(ハイパス/ローパス)
- コンプレッサー
- トリップ・モジュレーション
以上のエフェクトを備えています。
これらのエフェクトをチャンネルストリップのように構築しており、サウンドを組み合わせてラジオ的な質感やハードウェア独自のレトロサウンド、フィルター、モジュレーションサウンドが作れます。
さらにランダマイザーを搭載したプリセットも収録されています。
プリアンプ
Dialsのプリアンプ部分は1950〜1960年代の真空管ラジオ放送装置を用いています。
真空管ならではの温かみのある質感に加えて倍音が豊富なゲインを付加できます。
Hainbachが実際にメインプリアンプ、音声、アコースティック モノラル録音、シンセ用として使用しています。
フィルター
フィルターには科学実験室や初期の電子音楽スタジオで一般的に使用されているAllison Labsのフィルターが採用されています。さらに改良を加えて周波数のより細かいフィルタリングが可能になっています。
オーディオデモ
システム環境
【Mac】
- Mac OS X 10.9 – macOS 12 Monterey (Intel / M1 Apple Silicon 対応) (64 ビットのみ)
- 2 GHz の CPU、4 GB の RAM
- VST2、VST3、AU、AAX
【Windows】
- Windows 7 – Windows 10 (64 ビットのみ)
- 2 GHz の CPU、4 GB の RAM
- VST2、VST3、AAX
まとめ・購入ページ
「Dials」はビンテージな真空管のプリアンプにフィルター、コンプレッサーを備えたチャンネルストリップタイプのプラグインです。
レトロな質感や荒々しい質感を加えたり、偶発的なモジュレーションサウンドが鳴らせるので、シンプルなサウンドを印象的に仕上げたり、50年代を感じさせるオールドスクールなサウンドを作りたいときに活躍してくれます。
サウンドデザインの隠し味としても重宝するので、オリジナリティのあるサウンドを作りたいときには要チェックです▽
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AudioThingには他にもビンテージ感やユニークな質感が加えられるプラグインがリリースされています。