Acustica audio「Stone」は、1960〜70年代の英国製ビンテージオーディオモジュールにインスパイアされ制作されたチャンネルストリップ&トーンシェイププラグインです。
豊かなトーンが特徴で、ボーカルやシンセ、ギターなどの個々のトラックを一、バストラックなどに使用可能。
2025年のホリデーシーズンギフトとして無料配布されているので是非チェックしてみてください。
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Stoneの特徴

- 希少な英国製オーディオ機器にインスパイアされたトーンシェイパープラグイン
- ドライブ感、動き、空間をブレンドするマジックモーフコントロールを搭載
- クラシックなハードウェアアーキテクチャにインスパイアされた音楽的な3バンドステレオEQを搭載
- 自然なトーンバランスを実現するビンテージスタイルのトップカット(Top)/ベースカット(Bass)フィルターを搭載
- 視認性の良いメーターを搭載
- 3Dとフラットな2Dインターフェースの切り替えが可能(デュアルレンダリング)
「STONE」は、1960年代から1970年代にかけて放送局やスタジオ向けに設計・構築された希少な英国製オーディオモジュールにインスパイアされたプラグインです。
ボーカル、シンセ、ギターなど個々のトラックにEQカーブ、フィルター、Magic Morphを使用してクリエイティブなトーンシェイピングが可能。豊かなトーン、広がり、立体感を与えられるのが魅力です。
また、バストラック(ドラム、キーボード、バックボーカル)などに使用することでまとまりの良いバストラックに仕上げ、重厚感・音楽的な存在感を加えることが可能。
自作曲のサウンドをより生き生きと深みのある表現力豊かなサウンドに仕上げたい時におすすめです。
Magic Morphノブで独創的なサウンドメイクが可能

「STONE」の大きな特徴としてMagic Morphコントロールセクションが挙げられます。
Magic Morphコントロールセクション中央のポインタをマウスで移動することで、ドライブ感・ステレオ感・奥行き感・距離感をブレンドし、シームレスに変化させることが可能。直感的な操作で個性的な音調整ができます。
PRE/DRIVEのボタンではドライブとプリアンプ段の有効/無効を切り替えられ、SURROUNDボタンは、サラウンドと空間処理コンポーネントの有効/無効を切り替えられます。
Input / outputセクション

GUIの左端にはINPUTトリムのノブ、右側にはOUTPUTノブが配置されています。
- INPUT TRIM:PREがオンの時のみプリアンプへの入力レベルの補正ができます。
- OUTPUT:最終的な出力レベルを調整できます。
またGUI右上のメーターでは、入力と出力を切り替えてモニタリングすることが可能。
メーター下部にあるランプをクリックすると入力レベルメーターと出力レベルメーターを切り替えられます。
EQセクション

EQセクションの上エリアはトレブル(高音域)のセクションでしたのエリアはベース(低音)のセクションです。
それぞれのLRノブで個別に調整できますが、下部に配置されている「CL」をONにすると左右のチャンネルをリンクさせられます。
- T(トレブルゲイン):固定周波数のハイシェルフ(約±20dB)
- B(ベースゲイン):固定周波数のローシェルフ(約±20dB)
- PRESENCE(プレゼンスゲイン):プレゼンスバンドのゲインコントロール
- プレゼンス周波数:ピーク周波数:1.4 / 2.8 / 4 / 5.6 kHzから選択可能
- CL (コントロールリンク):ONにするとEQとフィルターの調整が連動
- M/S (ミッド/サイド):ONにするとEQとフィルターのミッド/サイド処理が有効になります。
フィルターセクション

フィルターセクションではベース及びトップ(高域)のフィルターを適用・調整できます。
- TOP CUT(トップカット):連続可変のステレオローパスフィルター(リファレンスポイント:5 / 8.5 / 12 / 15 / 20 / 30 kHz / NIL)
- BASS CUT(ベースカット):連続可変のステレオハイパスフィルター(リファレンスポイント:NIL / 20 / 50 / 80 / 100 / 120 / 160 Hz)
バイパス/ビューモードセクション

中央下部のセクションではモニタリングモードの切り替えやビューモードの切り替えができます。
- BYPASS:ONにするとすべての処理がバイパスされます。
- LR/M/S/DELTA:リスニング(モニタリング)モードを切り替えられます(L/R、M、S、デルタ)
- 3D/FLAT:ビューモード(3Dとフラットな2Dインターフェース)での表示を切り替えられます。
FLATビューモード

オーバーサンプリング/GUIサイズの変更

GUIの左端の「SIZE」のメニューではGUIのサイズを調整できます。
右恥の「OVS (オーバーサンプリング)」のメニューでは、0-1×、1-2×、2-4×、3-8×の4つから選択し、処理精度を調整できます。
以上がSTONEの各コントロールセクションの概要です。
STONEは、倍音の付加、トーンシェイピング、フィルタリングを調整することで音楽的なサウンドでありながら、トラックに重厚感、深み、個性を加えられるのが魅力。
クラシックなオーディオ機器の質感をトラックに付加したいときには是非使ってみてください。
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仕様・プラグイン動作条件
macOS/Windowsのすべての主要なDAWで使用可能
対応プラグインフォーマット:VST3、AAX、AU
ダウンロードページ
Acustica Audio公式サイトで無料配布中です。
インストールする際、Acousitica Audioのユーザーアカウント作成し、管理ソフト「AQUARIUS」を使用して行います。
事前にAcousitica Audioのユーザーアカウント作成、AQUARIUSのインストールをしておくとスムーズです。
現在のところ期間制限なく常時無料配布中です。
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