「The Free Orchestra」はProjectSAMが無料で配布しているフリーのオーケストラ楽器ライブラリーです。
ProjectSAMはオーケストラサウンドやビッグバンド、シネマティック音源をリリースしているメーカーですが、どれもハイクオリティーな即戦力音源ばかり。
The Free Orchestraは、そんなProjectSAM製品のライブラリーから厳選した16種類のサウンドを無料で体験できるオーケストラ音源です。
- 劇伴やBGM制作で使いやすいオーケストラ楽器の音源を使いたい
- ProjectSAMの音源が気になっている
●ProjectSAM「The Free Orchestra」
>> ダウンロードページはこちら
【ダウンロードについて】
- ダウンロードリンクから製品ページへ移動。
- ProjectSAMの無料アカウント作成を行います。
- アカウント作成が済んだらThe Free Orchestraページでエンドユーザーライセンス契約にチェックを入れて「GET NOW」ボタンをクリック
- 作成したProjectSAMのMY ACCOUNT内のMY LIBRARIESに「The Free Orchestra」が追加されていて、そこにSerial numberが記載されています。
- インストールはNative Instrumentsのソフト管理アプリNative Accessにシリアル登録を行う形でインストール、ライブラリーのダウンロードを行います。
※Native Accessをインストールしていない人はインストールが必要です。
「GET NOW」ボタンをクリックすると次のページでNative Accessのインストーラーのダウンロードボタンが表示されますので、インストールしていない人はここで使用しているマシンに合わせたインストーラーをダウンロードしてインストールします。
インストールにはNative Instrumentsのユーザーアカウントが必要です。
※The Free Orchestraは無料のKontakt Playerで動作します。持っていない人はKontakt PlayerのダウンロードもNative Accessで行いましょう。
The Free Orchestra
The Free Orchestraは、ProjectSAMの製品から厳選した16個のサウンドを収録したオーケストラ音源です。
ベーシックなオーケストラサウンドだけでなく、シネマティックなサウンドなど無料とは思えないバリエーションが収録されていて、ProjectSAMのクオリティを存分に体験できる内容です。
現在、アップデートでバージョン2.0となっています。
プリセットサウンド
機能・特徴
- ProjectSAMのSymphobiaシリーズから厳選した16個のインストゥルメントを収録
- ストリングス、ブラス、ウッドウィンズ、パーカッションなどのオーケストラ楽器をカバー
- コンサートホール環境で録音されたサウンド
- シンプルで扱いやすいインターフェース
- 無料のKontakt Playerで動作
- 1.5GBのサンプルプール付属
収録楽器
- Tutti Hits(Symphobiaシリーズ Symphobia 1):映画などで聴ける迫力のあるオーケストラヒット
- Sordino Violins(Symphobiaシリーズ Symphobia 1):落ち着いた雰囲気のスコアによく合うミュートヴァイオリン
- Ghostly Clusters(Symphobiaシリーズ):不穏な空気感を備えたストリングス、ブラス、木管楽器によるエフェクトサウンド
- Heroic Horns(Symphobiaシリーズ Symphobia 2):壮大で英雄的なテーマを表現したいときに活躍する8人編成のフレンチホーンセクション
- Wild Winds(Symphobiaシリーズ):フルート、オーボエ、クラリネット、バスクラリネット、ファゴット、コントラファゴットの木管楽器を使ったエフェクトセット
- Bombastic Basses (Symphobiaシリーズ):壮大なオーケストラのアクセントを備えたダークなチェロとコントラバス
- Power Strike(True Strike 1):グランカッサ、スネアアンサンブル、シンバルといったオーケストラの打楽器を使用したシネマティックパーカッションキット。映画などで聴ける迫力のあるパーカッションヒットが鳴らせる
- Dystopian Drones(Symphobiaシリーズ Symphobia 2) :Symphobiaのオリジナル音源から作られたドローンサウンド
- Short Strings(Symphobiaシリーズ Symphobia 1):ストリングスアンサンブルによるスタッカートサウンド
- Pandora Bursts(Symphobiaシリーズ Symphobia 4 Pandora):Symphobia 4 Pandoraから抜粋したビッグでボールドなディミヌエンドのブラスアンサンブル
- Tongue in Cheek(Symphobiaシリーズ Animator):古い海外アニメなどで聴けるクラリネット、コントラバス、ピアノ、ワウ・トランペットによるコミカルなアンサンブル
- Luminous Choir(Symphobiaシリーズ Lumina):アルト6名、テナー6名、バス6名によるクワイア
- Organ Mystique:オランダの歴史的な村で録音された美しく暗い教会のオルガン
- Ghostly Clusters(Symphobiaシリーズ):不気味なストリングス、ブラス、木管楽器によるエフェクト
- Pandora Panic(Symphobiaシリーズ Symphobia 4 Pandora) :Symphobia 4: Pandoraから抜粋されたサスペンスブラスクラスターとエフェクト
- Wretched Risers(Symphobiaシリーズ Symphobia 4 Pandora):Adaptive Sync 機能を利用したストリングライザー
- Ominous Lows(Symphobiaシリーズ Lumina):ピアノ、ハープ、ファゴットで録音されたムーディーな質感を備えたベースアンサンブルとダークトレモロオーケストラ
Tutti Hits(Symphobiaシリーズ Symphobia 1)
Sordino Violins(Symphobiaシリーズ Symphobia 1)
Ghostly Clusters(Symphobiaシリーズ)
Heroic Horns(Symphobiaシリーズ Symphobia 2)
Wild Winds(Symphobiaシリーズ)
Bombastic Basses (Symphobiaシリーズ)
Power Strike(True Strike 1)
Dystopian Drones(Symphobiaシリーズ Symphobia 2)
Short Strings(Symphobiaシリーズ Symphobia 1)
Pandora Bursts(Symphobiaシリーズ Symphobia 4 Pandora)
Tongue in Cheek(Symphobiaシリーズ Animator)
Luminous Choir(Symphobiaシリーズ Lumina)
仕様・システム条件
【Mac】
- macOS 10.11以降
【Windows】
- Windows7以降
【共通】
- 無料の Kontakt Player を含む 6.5.3 以降
【インストール・アクティベーション】
Native Instrumentsのソフト管理アプリNative Accessにてインストールを行います。
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
まとめ
The Free OrchestraはProjectSAMのシネマティック系オーケストラ音源のSymphobiaシリーズから厳選した16個のインストゥルメントを収録。
元になっているSymphobiaシリーズは、どれも劇伴、BGM制作、動画用の効果音など様々なプロジェクトで活躍する即戦力ライブラリとなっていて価格も高額。
そんなSymphobiaシリーズのサウンドを無料で入手できる無料音源です。
有償製品の音を使っているのでクオリティが高く無料とは思えない内容です。
ベーシックなオーケストラ曲制作というよりも、劇伴やBGM系、ハリウッド映画のようなエピックサウンドを作っている人にとってはかなり使い勝手の良い製品です。
是非、チェックしてみてください。
The Free Orchestraのバージョン2として現在、「The Free Orchestra 2」も無償配布中です。
しかも今後、全12回毎月オーケストラ楽器が無償配布される企画なのでこちらもお見逃しなく!
The Free Orchestraにも収録されているサウンドの有償版もチェックしてみてください。
●古い海外アニメなどで鳴っていたコミカルなオーケストラサウンドが簡単に再現できるProjectSAMの「Colours: Animator」
●ビッグバンド、スゥイングジャズアレンジを作りたい人におすすめなジャズ系ライブラリー「Swing!」
【画像出典】ProjectSAM