Jon Meyer Sounds「Wind Chimes」は、プラグイン名の通り「ウィンドチャイム」を収録した音源です。
ウィンドチャイムという名前を聞いてもピンと来ない方もいるかもしれませんが、Bar chime(バーチャイム)やTree chime(ツリーチャイム)と同類の楽器として分類されることも多く、「シャララーン」という音が特徴の楽器です。
ちなみに、ウインドチャイムはチャイムの太さがバーチャイムやツリーチャイムが太め。キラキラしたチャイムはツリーチャイムやバーチャイムの方が重用されます。
ツリーチャイム
バーチャイム
ウィンドチャイム
特にバーチャイムのキラキラした音は、オーケストラを始め、様々な形態のバンドでも使用されているので聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
ウインドチャイムやバーチャイム、ツリーチャイムは、POPSや各種エレクトロニックミュージックなどの展開の切り替わりなど(小節の頭など)で鳴らすことも多い楽器なので持っておくと重宝します。
この「Wind Chimes」を使用するにはKONTAKTフルバージョンが必要ですが、収録されているWavファイルをDAWに読み込んで使用することもできるので是非ダウンロードしておきましょう。
※無料のKONTAKT PLAYERではデモバージョン状態で音の確認ができます。
Jon Meyer Sounds「Wind Chimes」の特徴
Jon Meyer Sounds「Wind Chimes」は、スタジオと野外で収録されたウインドチャイムのサウンドを再現できる音源です。
NEUMANN「u47」のクローンマイクと、NEUMANN「km84」を使用して収録。
オーケストラで使われるバーチャイムよりも、チャイム自体が太い個体なので少々音は太めですが、鍵盤上の高音域で鳴らせばバーチャイムやツリーチャイムのようなサウンドも得られます。
オーディオサンプルなどのウィンドチャイムは「かき鳴らした音」全体がサンプリングされていますが、この音源は一音ごと収録されているので、鳴らしたい音域・音階で鳴らせるのが魅力。
ピアノのグリッサンドで弾くように鳴らせば、バーチャイムを演奏するような感覚で扱えます。
キラキラとしたサウンドを鳴らしたい場合には、高音域からグリッサンドで弾き、リバーブをかければ楽曲に馴染むので試してみてください。
ピュアサウンドを始め、5つのサウンドを収録
ナチュラルなウィンドチャイムの音だけでなく、サンプリングしたチャイムの音をもとに、リバース・リバーブ・ディレイ・アルペジエーターなど各種エフェクトを施したサウンドも収録されています。
- Chimes Only(ナチュラルなチャイム)
- Environment(環境音)
- Hold A Chord(コード系のサウンド)
- Not So Pure Pad(純度が低いパッドサウンド)
- Pad(パッド系サウンド)
以上の5種類が収録されており、パッド系のサウンドやノイズ系のサウンドなどもあります。
特にパッドは美しいアンビエンスが魅力です。
このパッドを鳴らしながら「Chimes Only」でメインフレーズを演奏すれば、この2つだけで曲を仕上げられたりもします。
BGMや劇伴の制作にもおすすめです。
とにかくシンプルに使えることが魅力のウインドチャイム音源です◎
仕様・システム要件
KONTAKT フルバージョンが必要です。
ダウンロードページ
無料でダウンロード可能ですが、ドネーション(寄付)で任意の金額を入力することもできます。
「Wind Chimes」のダウンロードはPulse downloderで行います。
「Pulse downloder」インストール後、Pulse downloder内でシリアルコードを入力することでダウンロード可能です。
>> ダウンロードページ
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