HoRNet「HDS1」誰もが愛するオレンジ色のギターディストーションプラグイン

HoRNetのディストーションプラグイン「HDS1」（通常7,99€）が24時間限定で無料配布を開始しました。
日本時間4月10日午前7時頃まで無料で受け取れます。

メーカーのHoRNet自身は名言していませんが、「HDS1」はギター用のコンパクトエフェクターとして定番中の定番製品、BOSSの「DS-1」を模したエフェクトプラグインです。

ギター用のエフェクトとして使うことはもちろん、「DS-1」の質感を各楽器に適用してもOK。

クラシックなギターディストーションペダルの機能に、”Ultra”モジュレーションのエミュレートを含んだプラグインとなっています。

HoRNet「HDS1」の特徴

「DS-1」は日本が誇るエフェクターメーカー「BOSS」が70年代から発売を開始したペダル型のギターディストーションエフェクターです。

年代を追うごとに改良が重ねられましたが、リリース当初は高音域が過激で音がキツ過ぎるという意見も多かったエフェクターでもあります。

それでも数々の名曲を象徴的するようなディストーションエフェクターとして愛用されてきたコンパクトエフェクター界の重鎮と言っても過言ではない機種で、ニルバーナのKurt Cobain（カート・コバーン）、Steve Vai（スティーブ・ヴァイ）、Joe Satriani（ジョー・サトリアーニ）が愛用していたことでも有名です。

3つのモードを搭載

「HDS1」は、異なる質感の歪みを生み出す3つのモードが搭載されています。

ユーザーインターフェースの右側にある「Analog Emu」「Analog hiss」「Ultra Mod」がこれにあたります。

「Analog Emu」をONにした状態で「Ultra Mod」もONにするという使い方も可能です。

Analog Emu

スタンダードなトランジスタブーストにより高音域がブーストされ、実機が持つ象徴的な歪み感を得られやすいモードです。

Analog hiss

「Analog hiss」はデュアルオペアンプで、クリッピングステージのゲインと可変ローパスフィルターが適用されます。
ゲインの値が大きいほど、カットオフポイントが低くなります。

ULTRA MOD

「ULTRA MOD」は、ハードディストーションを生み出す信号を大きく制限するダイオードクリッパーです。
通常この種のディストーションでは偶数高調波が生成され、心地よい歪み感とは言えないサウンドになりがちですが、「ULTRA MOD」はこれを避けるための働きをします。

ONにすると左右非対称の歪みが生成され、奇数倍音を含めた心地良い質感の歪みに変化します。
ペダルのフリークエンシーレスポンスに変化が加わり、異なる2つのエフェクターが1つに集約されたような印象になります。

公式TIPS動画

実機のBOSS「DS-1」は、ギターだけでなくベースで使用されることも多いディストーションプラグインです。

「HDS1」は、「DS-1」系の歪みをシンセや各種トラックで使用したいときにもおすすめ。
モダンなディストーションではなくクラシックな歪みなので、ディストーションプラグインのライブラリを増やしておきたい方にもおすすめです。

仕様・システム要件

• Mac OS XとWindowsにどちらも対応
• Audio Units、VST、VST3、AAXフォーマットに対応
• Apple Siliconネイティブ・サポート

ダウンロードページ

無料配布期間は24時間限定で、日本時間2024年4月10日午前7時頃までです。
HoRNetのウェブサイトにアクセスし、プラグインをカートに入れて決済を行うと無料ダウンロードできます。（ユーザー登録をしていない場合は、アカウントの作成が必要です）

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