Audiolatryの「Easy Strings」は、名前の通りシンプルなバイオリン&ビオラ&チェロ音源です。
EDMなどのジャンルでシンプルかつ効果的なメロディー作成のために作られた音源で、リアル系のストリングスではありませんが、コンパクトかつ使いやすいのが魅力。
ベロシティレイヤーは1つのみですが、EDMやHip Hop、Pops、RnB、Houseなどでストリングスを加えたいときに素早く手軽に使えます。
KONTAKTプレイヤーなども必要なく、WindowsとmacOSどちらでも使用できるフリーのVST/VST3 & AUインストゥルメントプラグインです。
Audiolatry「Easy Strings」の特徴
- バイオリン、ビオラ、チェロのマルチサンプリング音源
- 44.1kHz 16bitオーディオ品質
- 必要ディスクサイズがわずか134MB
- グローバルゲイン&パンコントロール
- リバーブ、コーラス、ディレイ、ローファイモジュールを搭載
- 100%ロイヤリティ・フリー
- ADSRエンベロープの調整が可能
4種類の奏法を収録
「Easy Strings」にはバイオリン、ビオラ、チェロの3種類が収録され、さらにそれぞれに、Sustain Vibrato(Looped)、Tremolo、Pizzicato、Spiccatoの4種類の奏法を再現できます。
Sustain Vibrato(Looped)
コード、パッドを鳴らすような使い方がおすすめ。フレーズを弾くのには適していません。
Tremolo
トレモロ奏法を再現できます。連続演奏させるためにサンプルがループ再生されます。
Pizzicato
メインフレーズを鳴らしたり、アルペジオでサブフレーズとして鳴らすのもおすすめ。
Spiccato
小節頭のインパクトとして使用したりフレーズ弾きにもおすすめ。
各種パラメーターの細かな調整が可能
ユーザーインターフェースでは、ADSRエンベロープ、グローバルゲイン&パン、リバーブ、ディレイ、コーラス、ローファイモジュールを含む、オーソドックスなコントロールパラメーターとエフェクトが搭載されています。
馴染みのあるエフェクトばかりですが、中でも注目なのは「LOFI」エフェクトです。
Wearとdirtでは独特のヨレを生み出せるので、ピチカートやスピッカートで弾いたフレーズに適用させるとHipHopとの相性もいいのでおすすめです。
仕様
KONTAKTは必要ありません。
【プラグインフォーマット】VST, VST3, AU (AAX NOT supported)
【OS】
Windows 8.1 64-bit ~ Windows 11 64-bit
macOS El Capitan ~ Sonoma
【対応DAW】全ての有名DAW・Ableton・FL Studio・ Logic Pro X・Cubaseなど
【インストール方法】ダウンロード後、下記のフォルダにファイルを移動またはコピーすることでインストールできます。
Windows
- VST – copy/paste the extracted folder to: C:\Program Files\VSTPlugins
- VST3 – copy/paste the extracted folder to: C:\Program Files\Common Files\VST3
macOS
- VST – :Macintosh HD/Library/Audio/Plug-ins/VST/
- VST3 – :Macintosh HD/Library/Audio/Plug-ins/VST3/
- AU – : Easy Strings.component and Easy Strings.instruments to: Macintosh HD/Library/Audio/Plug-ins/Components/
ダウンロードページ
本格的なオーケストラサウンドの楽曲を制作するには向いていませんが、Easy StringsはEDM、Hip Hop、Pop、RnB、Houseなどのジャンルにおいて、効果的かつシンプルにフレーズを入れたい時におすすめです。
是非お試してあれ!
※無料ダウンロードの他に、寄付をした上でのダウンロードも選択できます。無料で入手する場合は、「Free」を選択してからAdd to cartに移動します。
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