「SESSION GUITARIST・ELECTRIC MINT」はNative Instrumentsから2022年6月にリリースされたSESSION GUITARISTシリーズのギター音源です。
1960年代のアメリカ製ソリッドボディギターのオリジナルをサンプリング。
3つのシングルコイルによるキレの良いサウンドや高い表現力を丁寧に再現してます。
また、最新の音源ということもあり機能面もさらにパワーアップ。
ロックやポップス、ジャズだけでなく、EDMなどのダンスミュージックにも対応できるパターン演奏やテクニックをカバーしており、さらにオリジナルメロディの演奏にも対応した使い勝手の良いギター音源に仕上がっています。
- 幅広いジャンルに対応できるギター音源を探している
- 打ち込みが簡単でリアルなギターが鳴らせる音源が欲しい
- ギターに詳しくないけどリアルなギターフレーズを入れたい
- ストラトの音質が良いギター音源を使いたい
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SESSION GUITARIST ELECTRIC MINTの公式価格
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ELECTRIC MINTはNative Instrumentsの音源バンドル「Komplete 14」から収録されました。
他の音源の購入も検討している場合はバンドルを購入する方がお得な可能性もあるので、「Komplete 14」の収録内容をチェックしてみることをおすすめします。
SESSION GUITARIST「ELECTRIC MINT」の特徴
ELECTRIC MINTは、
- 組み合わせ可能な3つのシングルコイルのピックアップを搭載したソリッドボディエレキギターをサンプリングした音源
- 幅広いジャンルに対応する53種類のソングプリセットから222種類のストラム奏法とピック演奏のパターンを収録
- コード進行の選択やボイシングアレンジに対応
- ソロ演奏などのオリジナルメロディ制作が可能なメロディインストゥルメント搭載
- 音源内でエフェクター・アンプ設定による音作りができる
という特徴のギター音源です。
ギターは1960年代のオリジナルビンテージを使用してサンプリングされています。
高い表現力と扱いやすさを備えた最新ギター音源
SESSION GUITARISTシリーズは、ギターに詳しくない人でも少ない手順で簡単にリアルなギターサウンドが鳴らせるのが最大の魅力です。
元々、他社のギター音源と比べても音質や演奏パターンのリアルさはトップクラスでしたが、演奏を表現する柔軟性に欠けていたため、どうしてもパターンを貼り付けるだけという使い方になりがちでした。
しかし、近年リリースされているSESSION GUITARISTシリーズの音源はパターン演奏だけでなく、オリジナルメロディの演奏にも対応するなど、ギター音源としてのクオリティがアップ。(特にアコギのクオリティはかなり高い)
ELECTRIC MINTはそこからさらにパターン演奏に対するフレーズのカスタマイズ性や演奏テクニックを充実させ、より高い表現力やナチュラルさを備えています。
幅広いジャンルに対応できる
組み合わせ可能な3つのシングルコイルのサウンドは、ロックやポップスはもちろん、ファンクやジャズ、さらにヒップホップやEDMなど最先端のダンスミュージックにもハマるトーンやパターン演奏が収録されています。
音源内でしっかり音が作り込める
ELECTRIC MINTはギターエフェクト、アンプ・スピーカーキャビネットを搭載しています。
D.Iサウンドやクリーントーン、クランチやハイゲインなど、71種類のサウンドプリセットを収録。
SUPERCHARGER GTコンプレッサー、典型的なワウワウパターンをエミュレートできるCry Wah、コンボリューションリバーブなど、シンプルなギターサウンドからスケール感のあるギターサウンドまで作れます。
ソングプリセットで作曲をスムーズ進められる
SESSION GUITARISTシリーズの特徴でもある、ソングプリセットを備えたブラウザが非常に便利です。
ブラウザ内のソングプリセットにはジャンル別のパターンフレーズやコード進行などが収録されているので、曲に合ったパターンがすぐに見つけられます。
プレイバックエンジンの向上によって、ブラウジングがスムーズでサクサク切り替えながらパターン演奏のチェックもスムーズ。
気に入ったパターンを見つけたらリズムパターンを残したまま好みのボイシングやフレーズを重ねてオリジナルフレーズも簡単に作れます。
メロディ専用インストゥルメントでメロディ演奏が可能
ELECTRIC MINTにはパターン演奏用のインストゥルメントに加えて、メロディ演奏をするためのインストゥルメントが収録されています。
メロディインストゥルメントはピック、フィンガー奏法を選択して、ハンマーオン、プルオフ、スライド、レガートなどの演奏にも対応。スイングやビブラート、トレモロバー演奏などの人間味を感じさせるフレーズ調整もできます。
ELECTRIC MINTの使い方
SESSION GUITARISTシリーズは操作がしやすく使い方も簡単。
ELECTRIC MINTはストラトなどのフレーズパターンを演奏するためのインストゥルメントとオリジナルメロディを演奏するためのインストゥルメントが用意されています。
フレーズパターン演奏
パターン演奏の場合は、演奏させたいフレーズパターンをブラウザから選び、用意されているキースイッチに「C1からG1の8つのキーに割り当てる演奏パターン設定」します。
演奏パターンの検索は、
- オープン、ミュート、ミックス
- ストラム、アルペジオ、フレーズ
これらを選択することでイメージしたフレーズに近いパターンが見つけやすくなっています。さらにリズムパターンを指定することで、近いフレーズが呼び出せます。
それぞれのパターンは奏法を指定することもできます。
演奏パターンが決まったらDAWのMIDIトラックで割り当てたキーをノートすることで、パターン演奏が鳴らせます。
また、画面中央右側にある「Voicingタブ」の横の十字マークをDAWのMIDIトラックにドラッグすることで、パターン演奏のリズムは保持したままコード進行やボイシングの変更ができます。
メロディ演奏
メロディ演奏はC1〜D#1に奏法を設定が可能。これらを切り替えながら自由にフレーズが鳴らせます。ハンマリング・オン・プルオフ、スライドインなどの奏法も鳴らせます。
MIDIトラックでの打ち込みは奏法を指定するノートを入力したら、好きなメロディを打ち込むだけと非常にシンプルでわかりやすいです。
内蔵のマイクやアンプ、エフェクトで音作り
ピックアップやマイク設定で細かくギターサウンドを調整できます。
ピックアップセレクションでは、どの位置のピックアップを使うか指定可能。さらにトーンやミュートノートの長さ、フレットノイズの大きさ、チューニング設定ができます。
内蔵FXもかなり充実しているので、好みのサウンド作りがELECTRIC MINT内でもできます。
音作りが苦手な人はサウンドプリセットも用意されているので、イメージに近い音を選んで調整するのがおすすめです。
システム環境
【共通】
- 無償のKONTAKT PLAYERバージョン6.7以降、またはKONTAKTフルバージョンが必要です。
- ダウンロードサイズ14.6GB (圧縮時)
まとめ
「SESSION GUITARIST・ELECTRIC MINT」は音質や機能面、操作性も良く、他社のギター音源と比べてもかなりのクオリティの高さを備えています。
特に誰でも簡単にリアルなギターサウンドが鳴らせるという使いやすさの点ではトップクラス。
しかもパターン演奏だけでなくオリジナルメロディやコードエディットができるので、曲に合わせたギタープレイが打ち込めるのが大きな魅力になっています。
今までは音は良くても演奏パターンが曲にハマらない、ボイシング面が貧弱という印象がありましたがかなり向上しているのでかなり使いやすいです。
単体でのセールは少ないので定価でも買って損は無いギター音源ですが、ブラックフライデーや年末年始付近のセールを狙ってお得に購入しましょう!
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【画像出典】Native Instruments